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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
SHURE SM58-Sの改造
今回はアイデア持ち込みで、全てお任せいただいた案件です。

ダイナミックマイクの大定番であるSHUREのSM58ですが、これにキルスイッチを取り付けたい、とのご希望でした。
マイクに仕込まれたスイッチを押している間だけ音が途切れるので、連打する事で独特のエフェクトを得られるという訳です。
しかし入力信号のON/OFFはPAさんによっては嫌う事も多いので「ご希望の内容で作成はするけど、ライブハウスなどで使用の際は必ずPAさんに使用許可を貰って下さいね。スイッチを絶対に使わないならば持ち込みのSM58として使用する事は可能です」と念入りに説明させていただきました。

そんなこんなでSM58にラインナップされているON/OFFスイッチ付きを用意して改造開始。
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このスイッチを素早く上下にスライドさせても動作はするのでしょうが、押しボタン式で連打した方がより効果的なのでスイッチの交換を行います。

マイクのヘッド部分を取り外しつつ、本体の中にはトランスとリードスイッチがホットボンドで固定されています。
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このトランスでバランス出力に変換している訳です。
そしてリードスイッチは磁力によってカプセル内の接点がつながる構造になっていまして、トランス1次側をショートさせるかどうかでON/OFFさせるようになっていました。
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リードスイッチを取り外し、このスペースに収まるように基板を切り出してタクトスイッチと配線を取り付けます。
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開口スペースはスポンジできつく埋める事で埃の侵入を極力防いでいますし、内部にはホットボンドを再充填する事で振動にも強い堅牢性を再度担保しています。

元々のスイッチはドライバーでストッパーを外して向きを入れ換えて取り付ける事で常時ONモードに変更する事が出来ますが、このストッパープレートの下にタクトスイッチを仕込みました。
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プレートの先端部分下にスイッチがあり、ここを押している間だけ出力が途切れます。
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マイクホルダーにも当然取り付け出来ますし、いかにも改造しています感が少ない仕上がりになりましたが…
使用した持ち込みマイクを会場に忘れてくるというのが一番怖いので、シールを貼るなど何かしら目印を付けた方が良いかもしれませんね。


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FENDER MEX INORAN ROAD WORN JAZZMASTER 20th Anniv. Editionの全体調整とモディファイ
今回はFENDER MEX INORAN ROAD WORN JAZZMASTER 20th Anniv. Editionの全体調整とモディファイです。
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確か生産本数200本とか、そんなレアギターだったと思いますが…
この個体で当店へ入ってきたのは3本目って段々珍しく感じなくなってきました(笑)
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全体的に軽くエイジド加工が施されていますが、ネジ類のサビが厄介なのですよね。
ネジ山部分までサビさせてあるため外そうにも固着して回らないとかよくあります。
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ミディアムトールのフレットが打たれており、軽いタッチで音が出るのでとても好印象。
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ジャガー/ジャズマスター特有のテールピースとブリッジ間に距離がある構造から、弦の共振やサドル上での弦ズレが問題になりますが、バズストップバーを搭載する事で対策されている辺りがミュージシャンモデルですね。
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オーナー様は中古で入手されたとの事で、実際に開けてみると過去に色々いじくられた形跡がありました。
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ハンダ付けはお世辞にも綺麗とは言えないし、配線材も切れていてかろうじて数本でつながっている状態です。
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プリセットスイッチ部分は配線が外されていました。
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一般的なジャズマスターとはプリセットのスイッチの向きが90°変えてあるのもINORANさんの拘りポイント

ピックアップキャビティにはネジを逃がすためのザグリでしょうか、取り付けネジ穴も複数開いていて過去に異なる形状のピックアップを取り付けていた事が伺えます。
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今回は3rd Bridgeを搭載したい。(参考にしたリンクページが別ウィンドウで開きます)という希望を伺って進めていきます。
また、それに際しピックアップはオリジナルからthe creameryのSweet '14 Rich Coilへ交換します。
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このサイズの中にシングルコイルが1個という作りのためカバーは被せてあるだけという…
ズレないように紙テープで止められていますが、ちょっと動かすとすぐ剥がれてしまったのでアセテートテープで貼り直しました。
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いつものように導電塗料を塗ってグラウンド接続をして、ピックアップを…
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あれ?ブリッジ周りに見慣れない物が追加されていますね…(笑)

ピックガードはシルバーカラーのアルミアノダイズドをお持込みいただき、フィッティングを行って配線。
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ピックアップの配線取り回しが大変なので、ピックガードアッセンブリだけ外せるようにコネクタ式にし、メンテナンス性を上げています。
コンデンサはお持込みのオイルペーパーコンデンサ(ロシアンミルスペック)を搭載。
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ピックアップセレクタースイッチとヴォリュームの間には「このお守りを貼ってくれ」との依頼で両面テープを用いて貼り付けています。
プリセット回路部分は配線を変更して、メインのピックアップヴォリューム&追加した3つ目のピックアップヴォリュームのミックス回路となっています。
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上記の内容にするためにポットの抵抗値を変更したいのですが、部品入手性からCTSのミニポットからミリ規格品で揃えて交換しています。
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全て部品を組み込んでみたところ、リップスティックピックアップがあまり反応しない…
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ブリッジとテールピース間の共振を拾うためのピックアップなのに、バズストップバーで抑えてしまっているので当然ですね。
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それでこのバズストップバーは取り外してネックの仕込み角度を変え、ブリッジに下向きのテンションがかかるようにした上で再セットアップする事にしました。

プリセットスイッチはフロントピックアップ側にするとノーマルの2ピックアップモード。
逆側にするとリップスティックピックアップがONになり、2つのダイヤルでセレクタースイッチからの信号と、リップスティックピックアップのミックスバランスをジャズベースのように変えられます。
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セットアップ後の写真を撮り忘れて納品してしまったのですが、納品時には当然ながらバズストップバーは取り外してあります。
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プラパーツが全て黒色で統一されて、ガラッと印象が変わりましたね。
とてもしっかりとしたジャズマスターとしても使えつつ、スイッチONと強烈なエフェクトを加えることで複雑なハーモニクスを伴った過激なノイズギターにもなると言うのが面白いですね。
希少なギターにザグリを入れるのは躊躇しますが、ビビらずにしっかりと加工を行うのが仕事ですから何度も確認して間違えないように施工しました。


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PALMER PDI-05のオーバーホール
今回はスピーカーシミュレーターとして多くのスタジオミュージシャンが愛用してきた、PALMER PDI-05のオーバーホールです。
昨今のマルチエフェクターにはスピーカーシミュレーターが大抵搭載されており、より細かく音作りが出来るようになりましたが、この機材にも良さがあります。
パワーアンプアウトからの信号をライン信号に変えれる(ダミーロードなり負荷は必要です)し、コンパクトエフェクターをつないだだけのサウンドをスピーカーシミュレートを行ったバランス信号としてミキサーへ送る事も出来ます。
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現在はモデルチェンジしていますが、今回ご依頼いただいたのは初期型のモデルです。
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元々グラウンド付きの3ピンプラグだったのですが、現場でピンを切り取って使う必要があったそうで、そのままになってしまっていたとの事。

3つあるノブにガリが多く見受けられ、シミュレートモードを切り替えるトグルスイッチにもガリが目立っていたので、この部分は新品交換しつつ、内部の電解コンデンサも経年劣化を考えて交換しておきます。
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元々の可変抵抗器は湿度に弱く、ガリが出易い印象のポットでしたので、今回はALPHA製のポットへ交換しました。
抵抗値やカーブはオリジナルと同様です。
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そんな高い部品を使っている訳ではなく、回路構成とトランスがサウンドのキモなんだなと思いますが、基板上の電解コンデンサは全てグレードアップした上で交換しました。
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問題の電源ケーブルは、被覆が硬くなってきていた事もあり、芯線の太いケーブルへまるまる交換して対応しました。
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プラグはホスピタルグレードの3ピンタイプですが、今度はグラウンドピンを切ったり引き抜いたりしなくて良いように2ピンへの変換アダプターも用意しました。
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ポットを交換した際に元々のノブがシャフトサイズの違いで使えなくなってしまったので、FENDER TONEMASTERなどに使用されているノブを取り付けしてみました。
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作業後はノイズも少なくなり、サウンドに明瞭さが出たと感じれるので、これからまた出番が増えてくれると嬉しいですね。



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GRECO STをベースにCOODERCASTERを作成
今回はGRECOのストラトをベースにRy Cooderさんの特徴的なストラト"Coodercaster"を作りたいというご依頼をいただきました。
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ネットを探すと色んな人が同様の物を作ろうと試行錯誤されていますね。

こちらは本人使用の実機↓
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持ち込みいただいたのは70年後半か80年代頭ぐらいのGRECOのストラトで、今やジャパンヴィンテージ扱いされているようなギターですね。
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ラージヘッドのローズ指板でネックエンド側にロッド調整口があるという条件で探すと意外に無いのですよね。

フレットは細く低いヴィンテージタイプで摩耗も見られましたが、スライドをメインにするギターなので今回はフレット交換はせずに作業を進める事になりました。
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重量のあるセンボディはスタンダードな3シングルキャビティですが、前オーナーによってか導電塗料が塗られていました。
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ここに特徴的なピックアップを搭載するとこのような位置関係になるので、それに合わせてボディザグリやピックガード作成を行っていきます。
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本人使用機のようなピックガード材が見つけきれなかったため、タイガーストライプはどうか?と提案させていただき素材を手配しました。
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ヘッドも同様の柄になるようにするため、厚みの異なる2種類の素材を用意しました。

ノーマルのストラトピックガードの形状を基本に、特徴的なピックアップ形状に合うように型板を作成していきます。
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オーナーに型板を確認してもらったら「フロントピックアップの位置をもう少し下げたい」という事になり、その部分を修正した型板を再度作成し、出来上がった型板を元にピックガードを削り出しました。
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ピックアップ裏側の突起がボディに干渉しないようにザグリを入れたり、本来のストラトの位置とは異なる位置にセレクタースイッチを配置したいために、若干ザグリを入れています。
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導電塗料も炭素系から銅フィラータイプへ塗り直しをするので、導電塗料も極力削り落しておきます。
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マスキングをして導電塗料を塗り込んで乾燥したら組み込んでいきましょう。
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ボリュームポットやコンデンサなどプリワイヤリングされたテレキャスター用アッセンブリもお持込みいただきましたので、配線長さの調整程度で無事組み込みも完了。
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ヘッドはストリングリテーナーの穴を埋めた後に研磨して塗装を除去して脱脂。
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0.8mmのタイガーストライプシートを強力両面シートで貼り付けて、外周を加工しました。
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フレットや指板のエッジもいつものように面取りを行いつつ、弦高は若干高めにセットしました。
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フロントピックアップはノーマルストラトのフロントとセンターのちょうど中間ぐらいの位置で、ピックガードにボルト&ナットで完全固定取り付けで高さ調整は無しとなっています。
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さすがにブリッジミュートは出来ないので、ピックで弾くというよりは指弾きするスタイルになるかと思いますが、ボリュームやトーンのコントロールでも色んな表情が出せて面白いピックアップの組み合わせだなと感じます。
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ボリュームノブなどはポット間の狭さを考えて小径のマーシャルスタイルノブにしてみましたが、この辺りは今後好みに合わせて変更されていくかもしれませんね。

いつも過去に手掛けた事がないようなチャレンジングな内容の依頼ばかりのオーナー様なので、とても頭を使いつつも楽しく仕事をさせていただいております。
問題はこのハードウェアとヘヴィウェイトボディが組み合わされた楽器重量のため…
ストラップで吊るして立って弾くにも肩がこりそうな点でしょうか(苦笑)
重量級のレスポールカスタムほどではありませんが、ストラトのイメージからすると重いですね。


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YAMAHA CPX1200のピックアップ交換
今回はYAMAHAのエレアコであるCPX-1200のピックアップシステム交換を行いました。
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元々アンダーサドルピエゾピックアップとオリジナルプリアンプの組み合わせではありましたが、
「フィンガーピッキングスタイルでのボディヒットサウンドが出ないので何か方法がないか?」とご相談いただきました。

純正プリアンプにはチューナーは勿論、イコライザやエアー感を調整するコントロールなども搭載されてなかなかの高機能。
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弦の音は綺麗に拾ってくれるのですが、確かにボディヒットは全然希望に満たないサウンドでしたので、今回はピックアップもプリアンプも全て交換する事になりました。

エンドピンジャックもアッセンブリで交換となりますので、取り外していきます。
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ショルダー部分には単三電池×2本を収めるバッテリーボックスがありましたが、新しいシステムでは9Vバッテリーなのでこれも撤去します。
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プリアンプユニットを撤去したらこの穴をどうするかが問題ですが、手が入れられるのでピックアップ取り付け作業はし易いですね。
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サドル下にピエゾピックアップが敷き込んであるものだと思っていたら…
サドル一体型ピックアップだったので新しくサドルも作成する必要が出てきました。
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しかしヤマハのサドルは幅が広くて…オクターブピッチは合わせ易いのですがGIBSONやMARTIN近似値サイズのラフカット素材ではちょうど良いサイズの物がなく、遥かに大きなTUSQのブランク材から削り出して作成しました。
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サウンドホールの縁部分に両面テープでヴォリュームなどのコントロールパーツを取り付けて…
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ピックアップやジャックなども配線して取り付け完了。
今回チョイスしたのはL.R.BaggsのiMIXという2ピックアップをブレンド出来るシステムです。
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アンダーサドルピエゾで弦の音を拾い、高感度ピエゾピックアップであるiBEAMでボディヒットを拾う事が出来ます。

ボディ側に若干の切削加工は必要でしたが、バッテリーボックスは9Vタイプを取り付けました。
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プリアンプにはバッテリースナップが直付けされていましたので、バッテリーボックスからの配線もバッテリースナップを使いました。
そのためハンダ付け無しで取り付け取り外し出来るようになっています。


そして問題のプリアンプを取り外した穴をそのままにしておくわけにはいきませんので…
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アガチスの板材を煮て柔らかくしてから、ボディ側面の曲りに合わせて作成した木型で挟んで曲げ加工して作りました。
プレスしたまま乾燥するのを待って厚みやカド部分のRなど仕上げの成形と塗装を行い完成。

蓋の裏側にはスポンジを貼ってありますので、ボディと当たって嫌な音が出ないように配慮してあります。
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ボルトナット2本で取り付けしてあるので、メンテナンスの時はドライバー1本で簡単に取り外す事が可能です。
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全体的にワックスをかけて納品となりましたが、これからボディヒットの傷がどんどん増えていくのだろうなと思うと、それはそれで楽しみです。
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このピックアップシステムのサウンドも気に入っていただけたようですが、更なる音作りの深化のため今後も機材のご相談をいただけると幸いです。



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