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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER USA HIGHWAY ONE PBの調整&ピックアップ増設
今回はFENDER USA HIGHWAY ONE Precision Bassの調整&ピックアップ増設作業です。
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ブラックパール柄のピックガードに交換されておりました。
塗装が薄く、すぐに擦り切れて使い込んだ味が出そうな感触は好印象な人も多いはず。

ブリッジは同社のバダススタイルの物に交換されてすぐに当店へ入ってきたようです。
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プレベなので、コントロールはスタンダードなヴォリューム&トーンの仕様ですが…
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今回は全体調整作業と共に、このSEYMOUR DUNCAN SMB-4Aというミュージックマンスタイルのピックアップを増設搭載する事になりました。
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部品を全て取り外し、ザグリを入れる位置決めをして、テンプレートを使いサクッと掘りました。
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2ピックアップになるのでコントロールは変更になります。
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スタックポットでボリューム&トーンをまとめ、元々のトーンがあった位置へピックアップバランサーを導入しました。
MMタイプピックアップコイルのワイヤリングをシリーズ/タップシングル/パラレルと切り替えできるようにバランサーとジャックの間へミニスイッチを増設しています。
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ブリッジのボリュームがあるのでかなり近接しているように見えますが、リアに寄せ過ぎないような位置になっています。
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弦を張ってネック反りやオクターブ調整など行い、全体的にワックスをかけて完成です。
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バランサーをはじめ、コントロールレイアウトが変更になっているので暫くは慣れが必要だと思いますが…
多彩なサウンドバリエーションを確保したベースに仕上がったので、レコーディングやライブなど様々な場面で活躍してくれると良いですね。


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NEXT DD-1100の修理
今回はNEXT DD-1100の修理作業です。
当ブログで以前に紹介しましたNEXT DD-1200/MODULATION DELAYの修理を見られてお問い合わせをいただけました。

DD-1200はラックタイプでしたが、このDD-1100はフロア型モデルです。
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AC100Vで電源供給し、内部で音声信号ラインの素子を駆動する±12Vと、各種マイコンを動作させる+5Vの3種類の電圧を生成してありました。
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動作が不安定という事でご依頼いただきましたが、お預かり時にはバイパス音すら出ないし、エフェクトオンに至ってはノイズすら出ないという故障状態でした。

外側の黒いスチール折り曲げケースの中に、基板などアッセンブリユニットを抱えるスチールフレームが入っているという強度に優れた構造をしていました。
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しかし組み込みは簡単とは言えず、当時の製造ラインでの苦労も想像できるようなデザインでした。

基板3枚が階層状に設置された構造で、作業中は基板を押えておかないと作業スペースが確保できない、など必死でしたので内部写真が殆どありません…

3.6Vのニッカド電池は完全に死亡していて充電をしてくれなくなっていました。
今後また修理やオーバーホールをする際に部品の入手性を鑑みて、ソケット&しボタン式充電電池を使用する事にします。
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AC100Vの電源ケーブルにはケース部分の一番屈曲を繰り返される部分に断線気味症状が発生していたので、一部切断して接続し直しておきました。
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内部動作は±12Vと+5Vの三種類の電源で動かしている構造でしたが、そのうち+5Vと-12Vが生成されていませんでした。
電源部分にあるコンデンサとレギュレーターが壊れていたのでこれらを交換して無事に動作電圧が生成されてひとまず動くようになりましたので、細かく症状の確認を進めていきます。
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このフットスイッチはあまり荷重をかけると壊れてしまうような華奢な部品でしたが、まだ普通に入手が出来るので、今後交換する場合でも安心です。
今回は破損などの故障はなかったので、内部接点をクリーニングして再利用しています。

サンプリングメモリーを保持しておくための充電電池もソケット&LIR2032へ交換して、充電される事も確認。
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この内部シャーシをケースに収めるのが、LEDの向きがちょっとでもズレると穴位置に当たらないなど、これまた大変でしたが無事に修理完了しました。
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メインICなど故障内容によってはお手上げな事もあるでしょうが…
多くは今回のように電源部分の不具合や、電解コンデンサの劣化などで壊れていることが多いので、メーカー修理受付が終わっている機材でも諦めずに修理のご相談をしていただけると幸いです。


しかし、このDD-1100はサンプラーと銘打っているけどなんとそのサンプリングタイムはおよそ0.5秒…
一瞬だけサウンドエフェクトのように音を保存できます。
動作確認してて「あれ?これって保存できないけど壊れている?」と疑ったほどです。

現代のサンプラーではフレーズの保存時間が足りないという事がほぼ無くなっていますが、いやはやこの技術や機材の進歩は目を見張るものがありますね。
しかしこのサンプラーをアナログディレイとして使用すると、いい感じに劣化したディレイ音が心地よくてクセになるペダルでした。



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PRESCRIPTION ELECTRONICS INC. experience fuzzへのDCジャック増設
今回はPRESCRIPTION ELECTRONICS INC.のexperience fuzzへのDCジャック増設作業です。

ノーマルファズ、オクターブファズ、スウェルファズと3種類のモード切替が出来てどれも個性的なサウンドが特徴でした。
ジミヘン再現ファズの大定番と言われるのも納得でした。

この個体はLED、DCジャックが無い前期仕様(後期型は基板レイアウトも変更になってLEDやDCジャックも用意されている)です。
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手作り感が満載の中身ですが、ネガティブグラウンドの昨今一般的仕様だったため問題なくDCジャックの増設が可能と判断しました。
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他の個体でDCジャックが増設された参考写真もお送りいただいて、その希望に沿ってDCジャック設置位置の割り出しを行っています。
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穴あけと配線を行って完成です。
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ただジャックを増設しただけでも動作はするでしょうが、アダプター極性を間違えた場合に回路を保護する素子や、電源ノイズを減少させるためのコンデンサなどを基板のハンダ面(写真では基板の裏側)に増設して安全を期しています。
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エフェクターの故障原因で多いのが、間違ったアダプター(極性・電圧・直流&交流)をつないだことによる回路焼損なので、当店でそのようなリスクが発生するであろう改造の場合は出来る限り保護素子を入れて回路を守るようにしています。

一般的なセンターマイナスのDC9Vアダプターが使えるようになり、とても利便性が増しました。
ジャック脇には極性や電圧を表示するラベルを貼っていますが、写真を撮り忘れたまま納品してしまいました。



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全面的に通常営業再開
熊本県には全ての自粛要請が解除されたので、Studio GREAMも通常営業に戻っております。
スタジオ利用も特に制限はありません。

とはいえ、まだまだ世界的に見ては毎日新しい感染者が出ている状況ではありますので…
店内の手すりやスイッチなど、よく触れる場所は定期的に念入りに消毒させていただきます。
ご来店のお客様におかれましては、出来る限りマスクの着用や店内での手指消毒にご協力いただけますと幸いです。

皆で感染拡大防止に尽力しつつ、日々の充実を図っていきましょう。


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5/7より一部限定ではありますが営業再開致します。
   臨時休業貼り紙-2
熊本県からの要請により新型コロナウィルスの感染拡大防止のため4/22~5/6の期間で営業自粛させていただきました。

本日、5/7ですが要請内容が緩和されまして、県の担当部署へ直接確認の上で当店も営業再開させていただく事にしました。

・リペア業務は基本的に通常通り再開ですが、ご来店のお客様が重なった場合は駐車場にてお待ちいただく事になります。
 また入店時にはマスク着用&手指のアルコール消毒にご協力をお願い致します。

・スタジオ利用に関しては一部制限がございます。
 大前提として歌唱など飛沫が伴うとされる利用が出来ません。
 つまり、ボーカルが伴うバンド練習やボイストレーニング利用などはお断りせざるを得ません。
 楽器演奏練習やインストバンドなど歌唱が伴わない場合は通常利用が可能です。
 複数人で入室の場合は歌唱が伴わなくてもマスク着用の徹底をお願い致します。
 利用後のスタジオ内換気時間を確保するために、ご利用は15分以上空けての予約対応とさせていただきます。

スタジオ利用の一部自粛対応に関しては5/20までの予定(5/7現在)ですが、今後の状況を見つつ短縮or延長などの対応をさせていただきますので、ご不明な場合はお気軽にお問合せ下さいませ。


ご不便をおかけして申し訳ありませんが、何卒ご理解いただき感染拡大防止に努めつつ、日々を充実させていきましょう。


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