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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
年始のご挨拶とキャンペーン
2021年、明けましておめでとうございます。

昨年は誰も予想しなかったコロナウィルスの蔓延により、世界的に大きなダメージを受けた年でした。
その中でも対策して生きていかねばならないのですが、ことさら音楽業界もライブが出来ないなど我慢を強いられる年だったと思います。
まだまだ収束が見えない状況ですが、感染拡大予防のために外出したらうがいや手洗いの徹底、マスクの着用などを心掛けていきましょう。


なんて堅苦しい挨拶はそこそこにですが、実はこの2021年は諸々ありまして年賀状の発送を控えさせていただきました。
年賀ハガキには割引クーポンを付けていたのですが、それが今回は無い事になります。
それで、スタジオご利用のお客様限定になってしまいますが、割引料金を設定する事にしました。

個人練習は1人500円/時間
3名様以上のグループ利用はお会計から500円OFFします。
特に申請は要らず、お会計時に自動的に値引き処理します。
1月末日までの期間限定となります。


とはいえなかなか大勢で集まる事は憚られる状況ではございますが、各々が感染拡大防止に配慮しつつ是非この機会にスタジオをご利用いただけましたら幸いです。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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GIBSON MV-Ⅱの全体調整&ノイズ処理
今回は何とも珍しいGIBSON MV-Ⅱの全体調整&ノイズ処理です。
1981年~1984年の4年間だけ作られた知られざるギターで、GIBSONがテレキャスターやストラト(MV-Ⅴ)を作ったらこうだ!というようなギターですね。
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2ハムバッカーですが、ミニスイッチでコイルタップする事でネック側コイルが生きる2シングルとなります。

Candy Apple Red MetallicもGIBSONでは珍しいカラーですね。
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ヘッド形状は角度付きでノンリバースのファイヤーバードのようなスタイル。
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ボディもネックも全てメイプルで作られているので、実は見た目以上に重量があります。
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フレットとナットが交換されているとの事で入手されたそうですが、フレットエッジには引っかかりがあり、バリバリと引っかかる感じでしたので、これは面取り必須ですね。
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国産のTOMブリッジに交換されていましたが、オリジナルは3ポイントトップアジャストTOMブリッジというタイプが使用されていました。
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リアピックアップはポールピース自体がアルニコマグネットを用いてFENDERシングルスタイルの作りになっている新開発ハムバッカー。
フロントはヴェルベット・ブリックという名前のハムバッカーでしたが、なかなか情報が見つかりません。

ピックガードを開けてみると、3シングルのMV-Ⅴと共用のキャビティザグリが見受けられます。
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塗装の下に炭素系導電塗料が塗り込まれていましたが、この個体に関してはグラウンドに接続されておらずラグ端子だけ残されていました…
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ヴォリュームポットからジャックへつながるシールド線は、まさかの絶縁されておらずミニスイッチに絡みついています。
これではショートするのも必然なので、組み直し時にはしっかりと絶縁処理しましょう。
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塗装の下にある炭素系導電塗料まで削り落してから、改めて導電塗料を塗っていきます。
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アースラグ端子で確実にグラウンドへ接続します。

ピックガード裏側にはアルミシールドテープを貼って、アッセンブリを組み直し。
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ハウリングが目立つとの事でピックアップを確認してみるとワックス含浸がなされていないようでしたので、この機会にワックスポッティングも行いました。

3WAYのピックアップセレクタースイッチは接点クリーニングを行い再利用を試みましたが、接触不良が出るので結果的にはこの後で交換となりました。
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お持込みいただいたコンデンサの表示は0.01uFとなっていますが、実測0.023uFになっていましたのでひとまずこのまま使用する事にしました。

フレットエッジのバリも落として、面取りを行い、やっと柔らかい握り心地になりました。
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全体的に手垢や汚れがこびりついていたので、コンパウンド入りワックスで汚れを落として綺麗にしています。
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とても個性的なギターですが、いかんせん重い(笑)
サウンドはオールメイプルによるタイトでよく伸びる硬質なキャラクターですので存在感のあるサウンド、同社のRDなどにも近い雰囲気でした。





という作業を2017年春先に行ったのですが、その後また大幅改造という事で2020年冬に再び作業させていただきました。
今回はピックアップをP90に変更するために、ボディ加工&ピックガード新規作成という内容です。

P90ピックアップを収めるにあたり、ピックアップキャビティの干渉する部分を切削するために寸法出しを行います。
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切削したら導電塗料が無くなる部分が出てきますので、改めて塗り直しておきます。
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今回悩んだのは今までのハムバッカーはピックガードマウントに対し、P90はボディへのダイレクトマウント。
そのまま載せようにもザグリが深すぎて弦との間隔が適切に確保できません。
そのためキャビティ内にネジ止めするピックアップマウントスペーサーを作成してみました。
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フロントとリア用で厚みや形状を変えていますが、P90を固定するネジ穴とマウントスペーサーをボディに固定するネジ穴を持った削り出し部品です。
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センターラインを割り出して、ピックガードとの位置も確認しつつスペーサーを取り付けました。
各2本の皿ネジでボディへ固定しているので取り外すことも簡単です。
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フロントは月桂樹材を使用。
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リアには適切な厚みの材が手持ちに無くて月桂樹材を2枚貼り合わせて作っても良かったのですが、より硬質なパドゥーク材を使ってみました。
(硬くて削るのがかなり大変でしたし、粉塵は人体に害があるのでマスク必須)
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オリジナルピックガードから外周形状とネジ穴位置をコピーし、ピックアップ位置はP90サイズで開口した型板を作成して挑みます。
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コントロールはヴォリューム&トーンとなりますが、ノブ位置を変更したいとの事でここで一旦打ち合わせ。
コントロールキャビティラインを意識しつつ、演奏しやすい位置をオーナー様に確認してもらって開口位置を決めました。
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決めた開口位置にポット用の穴を開けたら、裏側にシールドテープを貼ったのちに配線。
ミニスイッチが無いだけで、なんかとってもスッキリしてしまいましたね。
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元々の位置よりも少し離れた位置に設置した2つのノブ。
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ピックアップセレクターを切り替える際にも指が当たりにくい位置を探して決めた、オーナー様用のオリジナル位置。

歴史上は存在しなかった仕様ですが、思いのほか綺麗に収まって格好良いのではないでしょうか。
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サウンドもオールメイプル材よるものか、フロントも抜けの良いウォームなサウンドで「P90の方がハムバッカーよりも合うじゃない!」と感じたサウンドでした。

全体的にワックスをかけたり、ネック反りや弦高を合わせて完成。
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納品その日に早速スタジオ練習で試していただきました。

早速の感想をいただきましたのでご紹介させていただきますね。
受け取り後、逸る気持ちを抑えつつ早速バンド練習で試奏開始。

・・
・・・
・・・・もうね、最初からP-90の搭載することを基準に設計されたような、全く無駄のないサウンド!
フロントは懸念していたムームーする事は全く無く、むしろ'54のLes Paulを彷彿させるような芳醇な中音域に切れのある高音域。こちらのタッチを十分に余すことなく出音してくれます。
リアは太すぎることなく歪ませればハムバッカーのような音の分厚さで、クリーントーンはシングルコイル特有の繊細さを持ち合わせています。
'54のLes Paulのピックアップの位置を参考にしながらピックアップの位置を入念に決めたのが功を奏したのか、それともManaに元から付いていたP-90が大当たりだったのがわからないけれど、等価交換で手元を去ったBuckBurstよりも更に上を行くサウンドで、バンド練習中、もう内心小躍りしっぱなしで逆に演奏に集中できてませんでした(汗)

P-90搭載により、今回ピックガードから内部配線まで全て新規でのやり直しとノイズ処理も丁寧にされていることも合わさってか、大音量や普段の歪みでも全くハウる事はありませんでした。





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ORVILLE LPS-56GTの全体調整&ノイズ処理
今回はORVILLEのLPS-56GTの全体調整&ノイズ処理です。
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昨今のG社のゴールドトップはブラス粉ではなくゴールドメタリック塗装でもっと明るい色合いになってしまい、どうも安っぽく感じてしまうのですが…
この個体はしっかりとブラス粉を吹いたゴールドトップでした。
20代の頃は格好悪いなぁと思っていましたが、年齢を重ねると段々とこれが渋くて格好良いように思えてきて…
その中でもTOMブリッジとP90が2発のこの仕様が一番好みなので、依頼を受けた時は心の中で喜んでいました。

Epiphoneは特徴的な丸いヘッド形状ですが、OrvilleはGIBSONと同じヘッド形状なので今も中古市場で人気がありますね。
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オーナー曰く、このトラスロッドカバーが格好悪いとの事でモントルーのロッドカバーを作業中にお持ち込みいただきました。
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形状や白いラインが細くて格好悪いという事でした。

取り外して、手持ちのGIBSON純正ロッドカバーと並べてみるとネジ穴位置が異なります。
ネジ穴間ピッチが2mmほどGIBSON(モントルーのカバーも同サイズ)の方が広いのです。
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そのため、ヘッドの取り付け穴埋め&開け直しとなりましたが、上側のネジ穴を修正する事で対応できました。
(モントルーのロッドカバーを取り付けた写真は後述します)

フレットは部分的なエッジ浮き、摩耗など気になる点が多くて擦り合わせまたは交換を要する所見でしたが、今回は磨きに留めて、春先にフレット交換を検討されるとの事でした。
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そのため、フレット浮きの修正などを行って現状でストレスが少なくなるような作業を行います。

昔の国産ギターや昨今のアジア製ギターに多く使われている箱型のトグルスイッチ。
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経験上、内部で接触不良が起きやすくてどうにも信用が出来ませんので、スイッチは交換させていただく事に。

コンデンサの足が剥き出しだったり、シールド線のグラウンド部分がホットラインに接触しそうだったりと、なかなかデンジャラスな配線でした。
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全て取り外して木材だけになったら、導電塗料を塗るために内部の塗装も研磨除去していきます。
この部分の部品は全てグレードアップ交換してしまいます。

ピックアップキャビティは段差が付けられていて殆どピックアップの高さ調整が出来ないような形状ですが、ひとまず純正ピックアップのままで組みますので、キャビティ形状を崩さないように塗装を落としていきます。
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キャビティ内塗料を剥がしてみると、トップのメイプル材にはなかなかなトラ杢が出ている材でした。
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使い込んで傷が付いて塗装が剥がれてきたら下からフレイムが出てくるって堪らないギターですね。

塗装を除去した各キャビティには導電塗料をしっかりと塗って組み込みを行っていきます。
セレクタースイッチはオープンタイプのトグルスイッチを使用し、BELDENの4芯シールド線でノイズ対策をしっかりと考えて配線を行います。
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コントロールキャビティ内は定番パーツ。
CTSの抵抗値選別ポット、オレンジドロップコンデンサを使用しています。
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弦を張って細かい調整を行います。

トラスロッドカバーはこのようなデザインに。
ヒストリックのレスポールなデザインですね。
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フレットエッジの面取りも行いましたが、年明けぐらいにはフレット交換になるのかな、という印象。
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TOMブリッジの経年変化で現れるブリッジの曲がりが発生していましたので、今回はGOTOHのブリッジへ交換となりました。
サドルへ弦溝も適切に切って、正しい弦高が得られるようになりました。
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ナット溝も部分的に高かったりとバランスが悪かったので、溝切り調整して完了です。
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抜けの良いサウンドで良かったのですが、フレットレベルのバラツキによる部分的な音詰まりも少なからず感じる状態でしたので、あとはフレット周りの調整と、場合によってはピックアップ交換を行うと以後は安心して使用できるギターになりそうですね。


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Tylor GS miniへのピックアップ取り付け
今回はTylor GS miniへL.R.Baggs Element-VTCピックアップの取り付け作業です。

小ぶりなGSシェイプで取り回しがし易いサイズ。
トップはマホガニー単板、サイド&バックはサペリ合板ですが、低音もしっかりと出て良く出来たギターだと感じました。
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このギターにアンダーサドルピエゾピックアップを取り付けたい、とお持ち込みいただきましたが、ひとつ問題が。

このストラップピン部分を外してエンドピンジャックを取り付ける訳ですが…
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取り外すと当然このように木材が剥き出しなります。
機能優先ならこのまま取り付けることは可能ですが、それでは素人作業だしあまりに格好悪い…
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そこでサペリ板は近所には流通していないので、木目の似ているマホガニーの板材からスペーサーを削り出します。
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穴あけと外周成形、面取りを行って寸法確認。
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元々のネジはナベ頭でしたが、エンドピンジャックのナットに当たって邪魔なので、皿ネジへ変更&落とし込み加工を追加。
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サイド板とツラツラに仕上げたかったのですが薄い板厚だとネジ締めして割れる可能性が増すため、エッジをテーパーに落として調整してみました。
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ボディが小さい分、トップ板裏側のブレイシング間隔も小さくて、コントローラーを貼れるスペースはここだけでした。
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もっと内側に設置したい場合はブレイシングをかわすためにスペーサーを作成して対応する事になりますが、ひとまずこれで使用感を確認していただく事に。

サドル下にピエゾピックアップを敷き込んだので、その厚みで弦高が上がりますからサドルも削って高さを調整しました。
カタログでは(マーチンでも使用されていた)ミカルタ材と記述がありましたが、こんなに硬くて削れない材じゃなかったはずだぞ?というぐらい硬くて材質を疑いつつ何とか完了。
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アンダーサドルピエゾピックアップは、昔は硬くて奥行きの無いいわゆるエレアコサウンドと言われましたが、最近はプリアンプの改良も進んで結構いい感じのサウンドで出力してくれる印象です。
ボディヒットサウンドが欲しいプレイヤーには他のピックアップが良いでしょうが、いわゆるストロークやアルペジオなどスタンダードな奏法のみの場合はハウリングにも強くて選択肢の一つになり得るようになったと感じますね。
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納品時に大変喜んでいただきまして、よくよく話を伺ってみると…
ご依頼いただいたお客様のお兄様がオーナーらしく、代理でお持ち込みいただいたとの事。
そして仕上がりギターをチェックしたら思いのほか良くて、自分用でも1本買っちゃおうかな(笑)と仰られていたので…
もしかしてエンドピンジャック部の蓋部品削り出しをもう一度行う事になるのかもしれませんね。



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Aria ProⅡ RSB1505の改造
今回はAria ProⅡ RSB1505の改造です。

入手時からピックアップやプリアンプが交換されていた個体との事。
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アッシュボディに薄いキルトメイプルが貼り付けられた当時の最上級仕様ですが、使用部品グレードや木材加工精度も良くてコストパフォーマンス高いなぁと感じました。

クリアアクリル3mm厚のピックガードのエッジを奇麗に磨くのは結構手間がかかりますが、丁寧な仕事がされていました。
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ESPのcinnamonプリアンプが搭載されていました。
このプリアンプとピックアップだけで5万円は堅いですね。
クリアパネルで内部が見えるから配線も丁寧に行われています。
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バッテリーボックス部の蓋がちょっとだけ写っていますが、交換時にネジ4本外すのは煩わしいとの事でワンタッチ式に交換していきます。

今回はこのJJピックアップ間にハムバッカーを搭載してJHJレイアウトにしたいとの事でご依頼いただきました。
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テンプレートを作成してボディへのザグリ加工&ピックガードも切削を行いました。

ピックアップを増設で元々のJJとの組み合わせをチョイスするピックアップセレクターと、ハムバッカーのワイヤリング切り替えのためにミニスイッチを2個増設する事になりました。
ボディにスイッチ用の穴あけと、深さ方向のザグリ加工を行いました。
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加工後には導電塗料を塗ってシールディングしてあります。

そしたら一気に配線作業を行って完成です。
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Seymour DuncanのSMB-5Aが入ると見た目のインパクトが凄いですね。
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コントロールノブは左側からマスターボリューム(PULLアップでプリアンプバイパス)、JJピックアップのバランサー、トレブル、ベースとなっています。
増設したミニスイッチは写真では左側がピックアップセレクターです。
ノーマルのJJ(バランサー&マスター)/JJ(バランサー)+MM(フルボリューム)/MM(マスターボリューム)となります。
右側のスイッチはMMハムバッカーのワイヤリング切り替えです。
シリーズ/タップシングル/パラレルの3モードがチョイスできます。
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スイッチが追加されたことにより配線本数も増えていますが、極力奇麗に配線する事を心掛けました。
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バッテリーボックスはワンタッチで開き、電池を差し込むだけで簡単に交換が出来るものをチョイス。
取り付けのために木部壁面をほんの少し削りましたが、大幅なザグリ追加なしで使い易くなりました。
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ボリュームポットは回転トルクが軽すぎるものが使われていたため、希望によりCTSのポットに換装しました。
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デジタル式の表示パネルが異様に目立ちますよね。

3バンドEQのミドルポットはお預かり時はガムテープでキャビティ内に貼り付けてあっただけなので、移設しつつ高さ調整用のスペーサーを作成して両面テープでしっかり固定。
ピックガードに穴を開けてシャフト頭がギリギリ出るくらいにする事で爪やピックで回しやすくしてみました。
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そして元々のミドルポット調整用の穴が開いてしまうのはどうも格好良くないので、その穴位置にスイッチが来るように電池用のバッテリーチェッカーを作成してみました。
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スイッチを押している間だけ電池電圧が表示できるので交換タイミングが把握しやすくなるでしょう。
(スイッチは爪でも押せますが、写真撮影の都合上、細い棒で押しています)

全体的にワックスをかけて完成。
とても強そう!&悪そう!ですが、サウンドバリエーションはとても多彩なベースになりました。
その分、お気に入りのトーンを探すために暫く弾きまくることが必要ですね。
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今回は電装作業のみのご依頼でしたが、ネック反りや弦高などは問題もなかったので触らずに納品となりました。


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