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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER AMERICAN SPECIAL STRATOCASTER/3TSの全体調整
今回はFENDER American Special Stratocasterの全体調整&ノイズ処理です。

今現在のアメリカ製フェンダーの中で、モダンな仕様を採用したモデルですね。
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大体はスモールヘッドのところ、ダブルアクションロッドを持つラージヘッドというのもニクイ
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ペグはFENDERのロトマチックタイプ。
裏側に回り止めのピンが出ている構造なので、ネジ止めはありません。
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ナットの溝切りは全体的に甘かったので、ここは適正な深さや外形に整える必要がありますね。
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フレットは高さのあるミディアムトールタイプで、モダンFENDERの標準って感じですね。
指板のエッジは丸めてありますが、フレットエッジの面取りは少なめなので追加していきましょう。
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いつも使っている弦を張ったらブリッジ後端が大きく上がってしまったそうで、今回はバネの調整も含めて作業をしていきます。
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ピックガードアッセンブリを見ていきましょう。
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ピックアップにはテキサススペシャルが搭載されていましたが、今回はオーナー様の意向により交換していきます。

トーンコントロールには、絞った時の音量落ちを防ぐグレースバケットトーンサーキットが採用されていました。
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トーンを絞り切ってもモコモコになりすぎず使えるサウンドが出る、とても良い回路だと思うのだけど…
なかなか採用例が増えないのは部品点数が多いからだろうか?

ボディ側のキャビティ内には導電塗料が塗られた上から塗装されている仕様でしたが、これがまた全然シールド効果が出ていなくて困る事があります。
そのため、今回はキャビティ内の塗装と導電塗料を一度全て削り落してから新たにしっかりと銅系導電塗料を塗り込んでいきます。
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導電塗料を塗布後に加熱乾燥させると塗膜がより強固になりますので、塗装には影響が無いように気を付けながらヒートガンで温めます。
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ピックアップはSEYMOUR DUNCANのSSL-1セットをチョイス。
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ピックアップコイルには銅箔シールドも施して、シングルコイルながらローノイズになっています。
基本的なワイヤリングは変更していませんが、配線材や取り回しなどは変更しています。
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ヘッド側ではペグを交換しました。
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このオーナー様は所有ギターをロック式ペグに交換されているので、今回も無加工で交換が出来るFENDERのロック式ペグをチョイスして交換。
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弦の太さに合うようにナット溝も調整し、外形も余分な質量を残さないように削り込みました。
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ナットに弦が埋まっていたり、角張っていたりするとなんか野暮ったく見えるのでなるべく滑らかに削って磨いています。

指板エッジは面取りのバラツキを整える程度ですが、フレットエッジは1本1本手作業で丸めてあります。
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ブリッジのフローティング量は普段使用される弦に合わせて調整してあり、滑らかなアーミングがプレイの幅を広げます。
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全体的にワックス掛けを行って完成!
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普段はハムバッカー搭載ギターを多く使用されていたので、シングルコイルのサウンドがパワーが足りないなどにならなければ良いが、と思っていたら…
とてもお喜びいただき、また新しいサウンドバリエーションが増えたとワクワクされていました。
一生懸命に取り組んだ結果に喜んでいただけると職人冥利に尽きますね。




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FENDER MEX INORAN ROAD WORN JAZZMASTER 20th Anniv. Editionの全体調整とモディファイ
今回はFENDER MEX INORAN ROAD WORN JAZZMASTER 20th Anniv. Editionの全体調整とモディファイです。
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確か生産本数200本とか、そんなレアギターだったと思いますが…
この個体で当店へ入ってきたのは3本目って段々珍しく感じなくなってきました(笑)
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全体的に軽くエイジド加工が施されていますが、ネジ類のサビが厄介なのですよね。
ネジ山部分までサビさせてあるため外そうにも固着して回らないとかよくあります。
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ミディアムトールのフレットが打たれており、軽いタッチで音が出るのでとても好印象。
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ジャガー/ジャズマスター特有のテールピースとブリッジ間に距離がある構造から、弦の共振やサドル上での弦ズレが問題になりますが、バズストップバーを搭載する事で対策されている辺りがミュージシャンモデルですね。
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オーナー様は中古で入手されたとの事で、実際に開けてみると過去に色々いじくられた形跡がありました。
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ハンダ付けはお世辞にも綺麗とは言えないし、配線材も切れていてかろうじて数本でつながっている状態です。
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プリセットスイッチ部分は配線が外されていました。
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一般的なジャズマスターとはプリセットのスイッチの向きが90°変えてあるのもINORANさんの拘りポイント

ピックアップキャビティにはネジを逃がすためのザグリでしょうか、取り付けネジ穴も複数開いていて過去に異なる形状のピックアップを取り付けていた事が伺えます。
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今回は3rd Bridgeを搭載したい。(参考にしたリンクページが別ウィンドウで開きます)という希望を伺って進めていきます。
また、それに際しピックアップはオリジナルからthe creameryのSweet '14 Rich Coilへ交換します。
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このサイズの中にシングルコイルが1個という作りのためカバーは被せてあるだけという…
ズレないように紙テープで止められていますが、ちょっと動かすとすぐ剥がれてしまったのでアセテートテープで貼り直しました。
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いつものように導電塗料を塗ってグラウンド接続をして、ピックアップを…
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あれ?ブリッジ周りに見慣れない物が追加されていますね…(笑)

ピックガードはシルバーカラーのアルミアノダイズドをお持込みいただき、フィッティングを行って配線。
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ピックアップの配線取り回しが大変なので、ピックガードアッセンブリだけ外せるようにコネクタ式にし、メンテナンス性を上げています。
コンデンサはお持込みのオイルペーパーコンデンサ(ロシアンミルスペック)を搭載。
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ピックアップセレクタースイッチとヴォリュームの間には「このお守りを貼ってくれ」との依頼で両面テープを用いて貼り付けています。
プリセット回路部分は配線を変更して、メインのピックアップヴォリューム&追加した3つ目のピックアップヴォリュームのミックス回路となっています。
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上記の内容にするためにポットの抵抗値を変更したいのですが、部品入手性からCTSのミニポットからミリ規格品で揃えて交換しています。
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全て部品を組み込んでみたところ、リップスティックピックアップがあまり反応しない…
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ブリッジとテールピース間の共振を拾うためのピックアップなのに、バズストップバーで抑えてしまっているので当然ですね。
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それでこのバズストップバーは取り外してネックの仕込み角度を変え、ブリッジに下向きのテンションがかかるようにした上で再セットアップする事にしました。

プリセットスイッチはフロントピックアップ側にするとノーマルの2ピックアップモード。
逆側にするとリップスティックピックアップがONになり、2つのダイヤルでセレクタースイッチからの信号と、リップスティックピックアップのミックスバランスをジャズベースのように変えられます。
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セットアップ後の写真を撮り忘れて納品してしまったのですが、納品時には当然ながらバズストップバーは取り外してあります。
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プラパーツが全て黒色で統一されて、ガラッと印象が変わりましたね。
とてもしっかりとしたジャズマスターとしても使えつつ、スイッチONと強烈なエフェクトを加えることで複雑なハーモニクスを伴った過激なノイズギターにもなると言うのが面白いですね。
希少なギターにザグリを入れるのは躊躇しますが、ビビらずにしっかりと加工を行うのが仕事ですから何度も確認して間違えないように施工しました。


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GRECO STをベースにCOODERCASTERを作成
今回はGRECOのストラトをベースにRy Cooderさんの特徴的なストラト"Coodercaster"を作りたいというご依頼をいただきました。
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ネットを探すと色んな人が同様の物を作ろうと試行錯誤されていますね。

こちらは本人使用の実機↓
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持ち込みいただいたのは70年後半か80年代頭ぐらいのGRECOのストラトで、今やジャパンヴィンテージ扱いされているようなギターですね。
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ラージヘッドのローズ指板でネックエンド側にロッド調整口があるという条件で探すと意外に無いのですよね。

フレットは細く低いヴィンテージタイプで摩耗も見られましたが、スライドをメインにするギターなので今回はフレット交換はせずに作業を進める事になりました。
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重量のあるセンボディはスタンダードな3シングルキャビティですが、前オーナーによってか導電塗料が塗られていました。
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ここに特徴的なピックアップを搭載するとこのような位置関係になるので、それに合わせてボディザグリやピックガード作成を行っていきます。
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本人使用機のようなピックガード材が見つけきれなかったため、タイガーストライプはどうか?と提案させていただき素材を手配しました。
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ヘッドも同様の柄になるようにするため、厚みの異なる2種類の素材を用意しました。

ノーマルのストラトピックガードの形状を基本に、特徴的なピックアップ形状に合うように型板を作成していきます。
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オーナーに型板を確認してもらったら「フロントピックアップの位置をもう少し下げたい」という事になり、その部分を修正した型板を再度作成し、出来上がった型板を元にピックガードを削り出しました。
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ピックアップ裏側の突起がボディに干渉しないようにザグリを入れたり、本来のストラトの位置とは異なる位置にセレクタースイッチを配置したいために、若干ザグリを入れています。
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導電塗料も炭素系から銅フィラータイプへ塗り直しをするので、導電塗料も極力削り落しておきます。
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マスキングをして導電塗料を塗り込んで乾燥したら組み込んでいきましょう。
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ボリュームポットやコンデンサなどプリワイヤリングされたテレキャスター用アッセンブリもお持込みいただきましたので、配線長さの調整程度で無事組み込みも完了。
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ヘッドはストリングリテーナーの穴を埋めた後に研磨して塗装を除去して脱脂。
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0.8mmのタイガーストライプシートを強力両面シートで貼り付けて、外周を加工しました。
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フレットや指板のエッジもいつものように面取りを行いつつ、弦高は若干高めにセットしました。
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フロントピックアップはノーマルストラトのフロントとセンターのちょうど中間ぐらいの位置で、ピックガードにボルト&ナットで完全固定取り付けで高さ調整は無しとなっています。
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さすがにブリッジミュートは出来ないので、ピックで弾くというよりは指弾きするスタイルになるかと思いますが、ボリュームやトーンのコントロールでも色んな表情が出せて面白いピックアップの組み合わせだなと感じます。
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ボリュームノブなどはポット間の狭さを考えて小径のマーシャルスタイルノブにしてみましたが、この辺りは今後好みに合わせて変更されていくかもしれませんね。

いつも過去に手掛けた事がないようなチャレンジングな内容の依頼ばかりのオーナー様なので、とても頭を使いつつも楽しく仕事をさせていただいております。
問題はこのハードウェアとヘヴィウェイトボディが組み合わされた楽器重量のため…
ストラップで吊るして立って弾くにも肩がこりそうな点でしょうか(苦笑)
重量級のレスポールカスタムほどではありませんが、ストラトのイメージからすると重いですね。


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YAMAHA CPX1200のピックアップ交換
今回はYAMAHAのエレアコであるCPX-1200のピックアップシステム交換を行いました。
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元々アンダーサドルピエゾピックアップとオリジナルプリアンプの組み合わせではありましたが、
「フィンガーピッキングスタイルでのボディヒットサウンドが出ないので何か方法がないか?」とご相談いただきました。

純正プリアンプにはチューナーは勿論、イコライザやエアー感を調整するコントロールなども搭載されてなかなかの高機能。
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弦の音は綺麗に拾ってくれるのですが、確かにボディヒットは全然希望に満たないサウンドでしたので、今回はピックアップもプリアンプも全て交換する事になりました。

エンドピンジャックもアッセンブリで交換となりますので、取り外していきます。
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ショルダー部分には単三電池×2本を収めるバッテリーボックスがありましたが、新しいシステムでは9Vバッテリーなのでこれも撤去します。
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プリアンプユニットを撤去したらこの穴をどうするかが問題ですが、手が入れられるのでピックアップ取り付け作業はし易いですね。
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サドル下にピエゾピックアップが敷き込んであるものだと思っていたら…
サドル一体型ピックアップだったので新しくサドルも作成する必要が出てきました。
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しかしヤマハのサドルは幅が広くて…オクターブピッチは合わせ易いのですがGIBSONやMARTIN近似値サイズのラフカット素材ではちょうど良いサイズの物がなく、遥かに大きなTUSQのブランク材から削り出して作成しました。
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サウンドホールの縁部分に両面テープでヴォリュームなどのコントロールパーツを取り付けて…
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ピックアップやジャックなども配線して取り付け完了。
今回チョイスしたのはL.R.BaggsのiMIXという2ピックアップをブレンド出来るシステムです。
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アンダーサドルピエゾで弦の音を拾い、高感度ピエゾピックアップであるiBEAMでボディヒットを拾う事が出来ます。

ボディ側に若干の切削加工は必要でしたが、バッテリーボックスは9Vタイプを取り付けました。
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プリアンプにはバッテリースナップが直付けされていましたので、バッテリーボックスからの配線もバッテリースナップを使いました。
そのためハンダ付け無しで取り付け取り外し出来るようになっています。


そして問題のプリアンプを取り外した穴をそのままにしておくわけにはいきませんので…
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アガチスの板材を煮て柔らかくしてから、ボディ側面の曲りに合わせて作成した木型で挟んで曲げ加工して作りました。
プレスしたまま乾燥するのを待って厚みやカド部分のRなど仕上げの成形と塗装を行い完成。

蓋の裏側にはスポンジを貼ってありますので、ボディと当たって嫌な音が出ないように配慮してあります。
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ボルトナット2本で取り付けしてあるので、メンテナンスの時はドライバー1本で簡単に取り外す事が可能です。
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全体的にワックスをかけて納品となりましたが、これからボディヒットの傷がどんどん増えていくのだろうなと思うと、それはそれで楽しみです。
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このピックアップシステムのサウンドも気に入っていただけたようですが、更なる音作りの深化のため今後も機材のご相談をいただけると幸いです。



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NOBRAND STRAT TYPEの改造
今回はお預かり時の全体写真を撮り忘れておりますが、オーナー曰く60年代前半のFENDERネックと、エイジド加工が施されたストラトタイプボディの組み合わせという事ですが、製造年を特定できそうな物が殆ど無いので私も詳しくは何とも言えない状態でした。
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導電塗料が塗られたボディのキャビティが見えますね。
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今回はこのギターのリアピックアップをハムバッカーへ換装します。

1950年代頃のオイルペーパーをワックスモールドした古い(1950年代前半頃)コンデンサが使用されていましたが、測定してみると容量抜けが甚だしく…
トーンポットにBカーブが使用されていたりと、色々なんだかなぁという状態でしたので、必要な部品は交換させていただく話になりました。
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このリアシングルコイルのキャビティをザグッて…
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ハムバッカーが入るサイズに加工します。
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その後に露出した木肌を隠す意味も含めて導電塗料を塗り直します。
ブリッジをGOTOH製に交換する関係上、アームハウジングが干渉する部分も追加で切削を行っています。
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ピックガードを切削しても良かったのですが、戻せなくなる事とコスト高になる事を鑑みてミントグリーンカラーのSSH配列で開口されたピックガードを手配して、汚し加工などを行いフィッティングしました。
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ピックアップは元々搭載されていたSheptoneのstratocaster pickup(AB CUSTOMかALNICO BLUESかまでは判別できませんでした)のフロントとセンターを移植して、リアにはお持込みいただいたSeymour DuncanのTB-4を搭載。
リアとセンターのハーフポジション時には、ハムバッカーのアジャストポールピース側が生きて、かつハムキャンセル効果を得ながらシングルコイル同士のサウンドになるように配線。

ハイポジションで弦落ちすると悩まれていたので、弦間ピッチを11.2mmから10.8mmに変更すべくGOTOHの6点留めシンクロトレモロへ交換しています。
サドル高さ調整のネジは汗や埃によるサビ付きを予防するために、ステンレス製ネジに交換してセットアップ。
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お預かり時には指板の端スレスレを通っていた1&6弦が内側に入ってきて演奏性が向上しました。
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その他に、フレット擦り合わせやナット溝の調整、指板横のエッジ面取りなども行ってセットアップさせていただきました。
以前にフレット交換された仕上げがあまり綺麗ではなく、本心ではフレット交換を行いたい状態でしたが…ひとまず擦り合わせを行い、今後の課題としてフレット交換のご提案をさせていただきました。
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しかし、ヘッド割れのダボ打ち補修やオーバーラッカーが施されていて、かつネックエンドのDATEスタンプも無かったため60年台前半のネックかどうかの確証は持てませんでしたが、とにかく目の詰まったエボニーのような黒々したローズウッド指板は素晴らしい状態でしたので、これからも演奏機会が増えると良いなと思います。


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