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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
ForeST Fuzzの作成
普段、Studio GREAMのリハーサルスタジオを利用してくれている方からファズペダルのオーダー依頼をいただきました。

この方からは以前にもCurly Hairの赤いバージョンのご注文をいただいておりまして、大変お世話になっております。

「普段使用しているFuzzペダルは音は良いけど、使い勝手が良くないので、同じようなサウンドでありつつ、機能拡張したオリジナルモデルが欲しい!」との事でした。
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打ち合わせを重ね、ブレッドボードという回路実験機で弾いてもらいながら修正を行い、回路と基板レイアウトが出来ました。

そしてブレッドボードと実際の基板だと微妙にサウンドが変わるので、実際に基板を作成してからまた試奏してもらいました。
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直接お会いできる場合、このようなやり取りもスムーズに進みますね。

そして部品の数値が定まったら本番の基板を作成し、ケースに実装。
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回路的にはBig Muffの増幅段をFuzz Faceのようなダーリントン接続に変更しつつゲインは低めに設定、それを2段つなげて増幅し、低域フィルターを開けたMuff系トーン回路、アウトプットバッファでレベル補正という流れになっています。

緑色のベースに白を流し、「森」をイメージしたカラーに塗装しました。
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白と緑が反応して、黄色や黄緑のように見えるカラーも現れていますね。

コントロールは一般的な3ノブ(GAIN,TONE,Vol1)なのですが、フットスイッチでトーン回路のバイパスが行えるようになっています。
トーン回路をバイパスすると音量が大きく上がりますので、バイパス時に効くボリューム(Vol.2)も設けました。

そして歪みのトーンを調整する3MODEのクリッピングスイッチも付けました。

メタルトップノブがクラシカルな雰囲気で、合っていると思います。
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裏蓋は渦巻くグリーンが印象的。
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メタリックカラーにマーブルは深みのある塗装に仕上がるので、見る角度によって色合いが変わります。

シングルコイルのストラトとジャズコーラスでサンプルを撮ってみました。



オーダーメイドペダルでしたので30000円と高額なペダルになってしまいましたが、好評ならば、もう少しシェイプアップした3ノブのタイプでリリースも検討しています。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
TUBACCAをリニューアル!
旧社名の頃から人気を博し、結構な台数を作った
TUBACCAがこの度リニューアルしました!
リニューアルと言っても、変更点は内部の配線材を一部変更したのと、ラベルが新デザインに変わった程度です。
大幅なサウンドキャラクターの変更はありません。


このペダルのコンセプトとしては…
スターウォーズにいわゆるゴリラみたいなキャラクター(Chewbacca)がいますよね。
主役を支える、縁の下の力持ち的なキャラ。

このTUBACCAは真空管アンプ(主役)をより際立たせるというコンセプトでして、
その役割や響きもぴったりだったのでスペルを捩って命名しました。
(命名元は320designです)

GAIN0では歪まず、イコライザ付きクリーンブースターとして機能しますが、GAINを上げていくとピッキングの強弱に合わせて歪みがコントロール出来るナチュラルなオーバードライブトーンが少しずつ顔を出します。
GAINノブが2時を超えたあたりからはしっかりとした芯のあるドライブサウンドになりますが、手元でボリュームを絞るとクリーンなサウンドも出る素直なキャラクターです。


早速写真を紹介します。
一般的なドライブペダルにTrebleとLowの2バンドイコライザを加えたようなコントロールです。
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最近多いですね、こういう2バンドイコライザ搭載のドライブペダル。
XOTIC社のAC,RC,BBはベストセラーですね。

しかしこのTUBACCAのトーン回路はそれらの定番ペダルとは異なり、アンプのトーン回路のような効きをするように調整しています。
更に裏蓋を開けて見える基板上には「もっと歪ませてコンプレッションを増やしたい!」という要望に応えるスライドスイッチを設置してありますので、よりきめ細かくスムースなサウンドにも出来ます。

塗装は元になった映画のキャラクターをイメージしたブラウン&ゴールド系のマーブルカラー!
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1台1台表情が異なりますので、2台と同じ物はありません。

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この個体は若干ブラウンが濃い印象ですね。


こちらはStudio Ricのオーナーよりご注文いただいた1台です。
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写真では伝わりにくいのですが、このモデルだけパールクリア塗装を施してあるのです。
見る角度によって茶色い縞が紫がかって見えます。

…が、この塗装の事は依頼者本人にも伝えておらず、今ここで初めて公開したので気付いてくれてないかもしれません(笑)

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ケース側面は垂れが起きやすいのですが、角度を変えながら微妙に垂らす事で複雑な表情を作っています。

内部パーツにはREY金属皮膜抵抗、メタライズドフィルムコンデンサ、シルバーマイカコンデンサ等を用いてクリアなトーンを目指しています。
配線材は銀メッキ線やベルデン、ビーメックスなど適材適所で使い分けています。

消費電流は6.94mA(DC9V)です。





このTUBACCAを東京で音楽講師も勤める某プロギタリストにも試して頂きましたところ、
「ショボいストラトとショボいJC-120がジミヘンストラトとツインリバーヴになったみたい!」
「プロユースすぎて腕がもろバレするエフェクターだから、アマチュアでは敬遠されるかもしれないね」

という有り難い感想を戴きましたが、
チューブアンプ向けに開発したペダルのはずがJC-120でも使える、という感想が新鮮でした。
実際、ちゃんと弾かないとそのまま出てきちゃってダメなので、これを作った本人も良い音で鳴らすのに必死でギターを弾きます。

販売価格は26000円です。




カラーオーダーと、スイッチ増設のCUSTOM TUBACCAの作成依頼をいただきました。
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「夏の空!」をイメージした爽やかなマーブルカラーで塗装して、通常は内部にあるスイッチを外から操作できるようにしたい。
という内容で作成作業を行いました。

下地として白を吹いた上に水色を塗装しました。
更にアクセントとして濃い目の青を粗い霧状で飛ばしてグラデーションをかけています。
乾燥後に白と濃い青のマーブルをかけてラベルを貼ったらこのような状態です。
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ウレタンクリアを吹いたら組み立て!
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ノブはシルバータイプをチョイスしました。

別の角度から。
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外部に出したミニスイッチはクリッピングの切り替えです。
Hはハイコンプレッション
Mは出荷時のデフォルト設定
Lはギラギラとした拡散するサウンドに調整しています。

裏蓋は粒の細かいマーブルになっていますが、ケース合わせ面の流れ方はとても自然な変化になっています。
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カラーオーダー 3000円追加
ミニスイッチ増設 3000円追加

納品後すぐにライブがあるとの事で、急ぎボードに組み込んでいただきました。
望みのサウンドが出てくれることを期待しています。
   TUBACCA board
殆どにGREAMロゴがありますね。
ご愛顧いただき感謝感謝です。



西新宿にあるStudio Ricと静岡県沼津市にあるMUSiC LA FESTAには試奏機も置かせていただいているので試してみたい方は是非それぞれのスタジオに直接お問い合わせ下さいませ。

勿論、Studio GREAMにも試奏機はご用意してありますよ♪



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Curly Hair (Big Muff Ram's Headベースのファズディストーション)
ずいぶん前に一度プロトタイプを作ったきりでお蔵入りしていたペダルがやっと生まれ変わってご紹介出来ます!

Big MuffのRam's Headを元に開発したファズディストーションで、Curly Hairという名前です。

いつもの如く完全コピーは作らない主義ですので、スタートはマフでも、シグナルフローから定数に至るまで尽く変更しています。

基本カラーは紫にホワイトのマーブルを考えているのですが、その写真が見当たらないので後半のサンプル動画でご確認ください。

コントロールはBig Muff定番の3ノブに、MIDコントロールを追加した4ノブ仕様。
MIDは12時位置付近でRam's Head系サウンド、そこから左でミッドカットになり、右に回すとモダンなミッドブーストトーンに変化していきます。

上部のミニトグルスイッチは3種類のサウンドキャラクターを切り替える事ができ、右がオリジナルBig Muff系サウンド、センターはパワフルに拡散するバスブーストのファズサウンド、左でガッツのある荒々しいパワードライブサウンドと変化します。


こちらはカラーオーダーで作成した1台。
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使用ギターがダコタレッドカラーなので、それを基本としてホワイトのマーブルを流す、という希望でした。

ホワイト下地の上に赤を塗って、マーブルをかけています。
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部分的に赤と白が混ざってピンクっぽい色合いも現れています。

全周に渡って奇麗なマーブルが流れたと思います。
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大雨の降る梅雨時期に塗装を行っているので、コーナー部分に若干の白濁が出てしまったのが悔しいところです。
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よーく見ないと判らないぐらいですけどね。

こちらは阿蘇市一の宮町にある美容室Hair Leafのオーナーからのオーダーで作成したCurly Hair Leafです。
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緑と黄色を基調としたカラーリングで!という事で複雑なマーブルになっています。
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コントロールが美容室に馴染みのある名前になっています。
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遊び心満載のモデルですが、サウンドは極悪ですwww

裏蓋は研ぎ出しを行った上からマーブルをかける手の込んだ塗装になっています。
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このペダルの感想はHair Leafブログにて公開していただきましたので、こちらも併せてチェックしてみて下さいね。
美容室のブログにエフェクターが登場しちゃう素敵なお店です。


そして、渋白のオーダーカラーで作成した個体でサウンドサンプルを撮影しましたのでぜひご覧ください。

コメントはしておりませんが、色々な設定で弾きまくっています。
こんな音が出るぞ、的な感じで。
ギターはSSHピックアップ配列のストラト、アンプはJC-120(イコライザは全て12時)です。


このCurly Hairの販売価格は21000円です。
モードスイッチ無し(どれか好きなモードに内部固定)の場合18000円で作成可能です。
また、カラーやデザイン変更も3000円~承っております。

暴れたブーミーなファズサウンドから、ハイゲインなメタリックディストーション、クランチブースターと一台で多彩な使い方が出来るマフ系ペダルに仕上がっています。


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SHRED ECRIPSE
Studio GREAMになる以前の旧屋号時代から人気があって結構な台数を作成したディストーションペダルがリニューアルして再登場です。
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名前は…SHRED ECRIPSEと付けました。
SHREDは刻むとか、細切れにするとかいう意味ですが、早弾きギタリストをシュレッダーと言ったりもします。
ECRIPSEは日本語では「蝕」という意味ですが、日蝕とか天体が隠れる際に使う用語ですね。
そういう自然現象は人の力ではどうにも出来ないものなのですが、自然現象ですらギタープレイで切り裂くぐらい歪むペダル!的な意味合いです。

イエローとレッドの2チャンネル仕様なので、バッキングとリードなどこれ1台で幅広い使い方が可能です。
サウンドはジャズコーラスを使用して音圧のあるヘヴィメタルがプレイできるようにデザインしました。

色合いはメタリックが含まれたホワイトに黒とグレーを流したマーブルで、大理石のような、小宇宙のような雰囲気をイメージして塗装しています。
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見る角度によってメタリックの煌めきが変化するので、是非実物で確認していただきたいカラーです。
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経理さんには「イカスミみたいな色ね」と言われたのはここだけの話。

今回のラベルはMadoath ET Tornというバンドのロゴを入れてほしいとのカスタムオーダーで製作しました。

内部は…まぁ塗りつぶしてしまっていますが…配線は奇麗に取り回してますよ的な程度でご紹介。
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デジカメのマイクなので低音がかなりカットされてしまっていますが…動画を撮影してみました。

実際はもっとズンズン来るサウンドです。
使用ギターはEMG85&81を搭載したストラトタイプ、アンプはJC-77でコントロールは(音量以外)全て12時位置です。


Studio GREAMには試奏機もご用意していますので気軽に試してみて下さい。

販売価格は30000円です。
ラベルやカラーリングのカスタムオーダーも3000円~の追加で承っています。



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Original WAH(Vintage Style)を作ってみた!
定番ワウであるJim DunlopのGCB-95、通称CRYBABYをベースにワウを作成してみました。

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ちょうど、エフェクターに並々ならぬ熱い思いを持つ者達の夏の祭典「エフェス」が開催されるとあって、何か作っていこうと思い立ったのがきっかけです。
ショーモデル的な考えでしたので、ルックスにも「普通じゃないぞ」感が出るように頑張ってみました。

GCB-95のケースを使い、中身は完全に作り直して入れ替えています。
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ラグ板を使ったポイントtoポイント配線です。
回路的にはヴィンテージVOXに近いのですが、ノイズ対策のために電源の強化を行っています。
その他、解像度の高い、むしろハイファイな現行部品を使ってヴィンテージトーンを狙うという試みも行っています。

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フットスイッチはトゥルーバイパス配線ですね。
配線材にはヴィンテージBELDENを用いています。
単線のサウンドと撚り線の扱い易さを持った配線で、勿体ないので最近は滅多に使っていませんでしたが、ここは奮発!!


ペダル踏み面は軽量化と滑り止め、視覚的効果も狙って肉抜きしてみました。
加工中はその昔のミニ四駆少年だった頃を思い出しましたね。
あまりこういう加工がされた物は見ないと思うのでインパクトはあったようです。
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LEDは左右に取り付けしてあります。
これは「左右どちらの足で踏む人にでも判り易いように」との配慮で取り付けましたが、普段はどちらの足で踏むのかをヒアリングした上で見易い側に取り付けています。
まぁこれはショーモデル、という事で。

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カラーは意外に評判の「渋白」です。
エフェスの方々にも好評でしたが、試していただけなかった方もいらっしゃったようで残念でした。
是非ご意見やご感想を戴きたかったですね。

今のところ同様の物を販売する事は考えていませんが、ご希望がありましたらお作りしますので、仕様や価格についてはお気軽にご相談下さい。




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