機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
DC/DC STATION CUSTOMの作成
今回は以前のDC/DC STATION(custom made)の作成記事を見られたお客様より、カスタムメイドサプライのご依頼をいただきました。

メールでの打ち合わせを重ね、ケースの穴あけと基板作成が完了。
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下は7.4Vから上は18.2Vまでの可変になるように調整した電圧可変式なのですが、電圧計は取り付けしません。。
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大体の目安ではありますが、9V~18V位置に1V刻みでドットを打ってあります。

回路はこちら。表面実装基板まで使用した2階建て構造です。
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ケースの文字はエッチングによって掘り込みました。
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ケースエッチングは久しぶりに行いましたが、溶かしたくない部分のマスキングが思いのほか大変な作業ですね。
現在はアルミの色のままですが、使用に伴って黒変していきますので、よりコントラストが出てくるはずです。
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9V(9.8V)が片側5口と、12Vが1口で、それぞれ独立した電源生成回路になっています。
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LEDはPOWER ON表示と共に、アジャスト電圧の高さも表わすようにしました。
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左に回し切りで電圧が低い状態(7.4V)が一番暗く、右に回し切った18.2V時が一番明るく輝くます。
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眩し過ぎないように保護抵抗の値を通常よりも大きめに設定しています。

今回はトータル3A出力という余裕を持たせた仕様にしたため、アダプターが大きくなってしまいました。
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ボードのエフェクター数によっては小型アダプターでも対応できるかもしれませんね。

アダプターはDC15V以上であれば基本的に極性に関係なく使用可能です。
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むやみやたらに大きな電圧を入力したら発熱量も増えるので、15~18Vぐらいまでのアダプターをチョイスするのが安全でしょう。

内部はこんな状態で、基板やコンデンサが共振したりしないようにホットボンドで固定してあります。
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エフェクターボードは人それぞれなので、必要な電源もそれぞれ異なります。
ゆえに都度カスタムメイドになってしまう事が多いのですが、希望に合わせて作成しますのでお気軽にお問い合わせください。

DC/DC STATION CUSTOM MADEの作成 27000円
ケースエッチング 3000円
消費税は別途かかります。


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Noah's Ark TBSW-1のモディファイ(GREAM Ver.)
今回は以前に行ったNoah's Ark TBSWのモディファイ記事を見られたお客様からご依頼いただいた作業です。

TBSW-1は5ループとMUTEスイッチを有したスイッチャーですが、バッファの音は少しぼやけるし、全てのループをバイパスしていても如実なハイ落ちを感じるという事でモディファイを行う事になりました。
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また、MUTEスイッチは右端では無く、左端に欲しいという事で、スイッチの配置も変更します。
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ループチャンネル数も4ループあれば充分との事で、1ループ分減らしつつ、アウトプットブースターを設置する事にしました。
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内部を確認すると、生産効率を考えたデザインですね。
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端子とパターンの間にハンダが存在する製造レイアウトのため、少しずつ抵抗が介入して音痩せの原因にもなっています。

途中の作業写真が一気にありませんが、内部で再利用はジャックぐらいで、あとは全て交換して配線材で端子間をしっかりと絡げて接続します。
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入力部に入っていたバッファは撤去して、Studio GREAMで人気のバッファブースターであるBBBを搭載しました。
アウトプットジャック手前に入っているブースターは、真空管を通したようなナチュラルなゲインアップが出来るプリチューブブースターを製作しました。

配線は信号ラインとグラウンドラインは撚り合わせて、外来のハムノイズに対する対策を狙っています。
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インプットジャックのみがケースに導通する1点アースで組まれている点はとても好印象ですね。
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スイッチの並びは印刷状態と異なっているので、ダイモテープで表示し直しました。
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LEDは拡散キャップを取り付けて、どの角度からでも見易くなっています。
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ループ5のジャックを撤去した穴がパネルにそのまま開いてしまうのは格好悪いので、メクラパネルを作成しつつBBBのゲインノブを取り付けてみました。
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ループチャンネルのLEDは青、アウトプットブースターは緑、アウトプットミュートは赤と色分けしておきました。
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今回はループチャンネルを減らすために基板をカットしたり、メクラパネルを作ったりの作業はありましたが、何とか音痩せも気にならない程度まで攻めれたと思います。


内部パーツ交換による音質改善(BBB搭載)
20000円
PTBスイッチ増設加工
12000円

合計32000円でした。
上記価格に消費税は別途必要です。


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FERNANDES TE-HOTEI(型番不明)の全体調整
今回はそのルックスが目を惹くFERNANDES TE-HOTEI(型番不明)の全体調整です。
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誰しもが見た事はあるこの形にこのライン、布袋さんのモデルですね。

通常はペイントだったりするのですが、このギターはライン部分を一段掘り込んでスワロフスキークリスタルを敷き詰めた豪華仕様になっています。
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この装飾をひたすら手作業で作っている職人さんは凄いですね。
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18Vのサスティナーが搭載されていますが、セッティングが全く合っていなかったので全体調整で使える状態に持っていきます。

指板エッジやフレットエッジも角張っているので面取りを行いましょう。
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裏蓋を開けてみると…
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グチャッと詰め込まれた配線、怪しいハンダ付けのオンパレードでしたので一度全て外して配線をやり直します。
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サスティナードライバーの配線はこんな怪しい状態でした。
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また、サスティナー動作時には変な発振音が出ていたので、基板上の部品も新しくしてしまいましょうという事になりました。
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作業前↑と作業後↓
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ピックアップキャビティやコントロールキャビティにも導電塗料を塗ってノイズ対策を行っています。
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ブラックは細かい傷も目立ってしまうので、手入れが大変な色ですね…
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拭いても拭いても磨いて傷を消さない限りは奇麗にならない…

内部の配線もやり直しました。
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信号ラインとグラウンドラインを撚り合わせて更なるノイズ対策を行っています。

埃が堆積していたブリッジも一度バラしてクリーニング。
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ブロックとプレートの合わせ面は平面出しを行って密着させています。

指板やフレットのエッジも面取りを行って柔らかいグリップに!!
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ピックアップはもはやこの手のギターでは他の選択をする人はいないというぐらい定番のSEYMOUR DUNCANのSH-4をロゴが逆さまになるようにマウント。
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弦高やオクターブ調整などを行って完成です。
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弦はやはり09-42のエリクサーが定番ですね、もはやここまでくると。

18Vサスティナーはハーモニックスモードでも簡単にロングサスティーンが立ち上がり、現行の9Vの物よりも鋭くパワフルな感じです。
再発または9Vで内部昇圧して駆動するバージョンを発売してくれればよいのに。



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