機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
祝三周年!!
来る明日の3月25日をもちまして、Studio GREAMは、
あっ!!という間の3周年を迎える事となりました。


全ては、リペアやカスタマイズをご依頼いただいた皆様方、
そして、スタジオをご利用くださった皆様方のお陰と
Studio GREAMスタッフ一同心より感謝申し上げます <(_ _")>




3年前、2012年3月25日に現在の場所に
リペアショップとリハーサルスタジオをオープン。

広告等での開店の事前案内は一切出さず、
取りあえず開店日を3月25日と決め、お店の扉を開きました。

当初は全く仕事が無く、私物のギターを磨いたり
メンテナンスしたり…そんな日々が続きました。


しかし徐々にではありますが楽器調整のご依頼や、
スタジオのご利用もいただけるようになり、
また、2本目・3本目とリピートの調整にみえたり、
ご縁があったお客様からご新規のお客様をご紹介していただいたり・・・


本日まで営業を続けて来られましたのは日頃よりStudio GREAMを
ご愛顧いただいているお客様があってこそでございます。



つきましては、感謝の気持ちと致しまして
3月25日から3月31日の間にリペア等のご依頼のお客様全員に、
そして、3月25日にご来店いただいたお客様に、
Studio GREAMよりささやかではございますが
プレゼントをご用意させていただきたいと思っております。

3月25日は平日の水曜日ではございますが、
お茶飲みにだけでも、是非お気軽にお立ち寄り下さいませ。


次の5年・10年・20年…と、これから先もお祝いが出来ますように、
そして何よりお客様の笑顔のためにStudio GREAMでは
きちんとした仕事を、適正な価格で行うべく日々精進してまいります。

今後とも引き続きのご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

                             Studio GREAM
                                  代表 田中 一夢
        




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IBANEZ 540Sの全体調整・ノイズ処理
今回はいつもお世話になっているPAS代表N氏のメインギター、IBANEZ 540Sの全体調整・ノイズ処理です。
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相当練習したんだろうなと感じさせる消耗具合に、しっかり蘇らせたい!という気持ちも高まります。

若干のフレット減りは見受けられたのですが、元々からジャンボフレットが打たれていたため、擦り合わせマージンは充分に確保出来ますが、今回は擦り合わせ作業は無しで進める事になりました。
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曲がってしまったレバースイッチはこの際交換します。
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しかし薄いボディのギターため、新しいスイッチの取り付けに神経をすり減らす事になるとはこの時は思いませんでした。
内部配線はグチャッと詰め込まれた状態でしたので、奇麗にまとめるような作業を行います。
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ひとまず全ての部品を外して導電塗料を塗る準備を進めます。
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裏蓋と接する部分まで塗料を延長して確実なシールドを狙います。
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ボディトップ側はセンターピックアップのシングルコイル部分だけ導電塗料が塗られていました。
   IMG_2550.jpg
配線を通す穴の中も出来る限り導電塗料を塗ってあります。
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このタイミングで一度ボディを磨いてワックス掛けしていますので、艶が戻ってきました。

指板に堆積した手垢や、フレットのくすみも奇麗に磨いてあります。
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フレットや指板のエッジも定番の面取りで柔らかい握り心地になっています。

作業途中に発覚したのですが、フロントピックアップは片側コイルの断線が起きていまして修理を試みたのですがコイル巻き始め側の断線だったためピックアップ交換をする事になりました。
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在庫であったDIMARZIO DP161(Steve's Special)を搭載する事になりましたが思いのほかバランスが良くて、タップ時にも使えるサウンドになったと思います。
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内部の電装パーツや配線なども全て交換して仕上げました。
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トレモロも一度バラして清掃して組み直していますが、スプリングは4本掛けでちょうど良いフローティングが得られました。

お持込みいただいたロトサウンドのステンレス弦を張って調整して完成です。
   IMG_2590.jpg
こうしてギターを長く愛用してもらえると、きっと楽器も喜ばしいんじゃないかと思ってしまいます。



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FERNANDES TE-95Tの大幅改造
当ブログでTAKUYAモデルのギター調整はたびたび登場していますが…
今回は2014年頃の本人使用機のスペックを踏襲しつつ、自分好みに仕上げるという、オーナーのTAKUYA愛が詰まった内容になりました。
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オークションで使用感の少ないモデルを探し続けてやっと入手されたFERNANDES TE-95Tだそうです。

ペグはGOTOHのSG381、金属パーツは全て黒が基本仕様。
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プラスチックナットはTUSQに交換します。
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指板やフレットエッジは角張っているので、しっかりと面取りを行います。
もはやStudio GREAMでは定番の作業ですね。
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ピックアップはFGIテクノロジーのローインピーダンスシングルコイル(フロントはストラトシングル、リアはテレブリッジ)がオリジナルです。
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ノイズ処理などは一切されていないキャビティですが、ヴォリュームとピックアップセレクターのみというシンプルなコントロール。
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ビフォーアフターになりますが、こちらは導電塗料を塗って、各パーツも交換して仕上がった状態のコントロール。
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今回はオーナーお気に入りのピックアップである LINDY FRALINのTELECASTER SETを搭載したいとの事で、フロントピックアップキャビティの切削加工が必要になりました。
   画像 001
よくよく調べてみるとTAKUYA氏本人も今現在使用されている同様のモデルでは、フロントはテレシングルになっているのですね。
ネックポケットには平面が出ていなかったので、ネジ穴の面取りと共にポケット底面の平面出し作業を行いました。
(写真の状態はポケット加工はまだ行われていません)

フロントピックアップはダイレクトマウントなのですが、ハウリングの原因にもなる余計な振動をしないようにピックアップ底面にはクッションスポンジを入れてあります。
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ナットは前述のようにTUSQに交換しますので、ブロックからざっくりと削り出して弦溝を切ってから、外形の整形を行います。
   画像 003
そして、金属パーツは全てクロームカラーに変更する拘りよう。
これも本人使用機がそのようになっているから、だそうです。
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部品はご自身で調べまくって、全て用意して持込みされました。

TUSQナットは溝の底面までピカピカに磨き上げています。
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指板エッジは全体的に面取りを行って、柔らかい握り心地になりました。
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そして、最近のオーナーのお気に入りであるチタンパーツを採用する点は自身の拘りでもありますね。
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ネックジョイントプレート↑と、サドルはKTSチタン製です↓
(ネックジョイントスクリューは金属パーツに合わせて、クロームメッキの物をStudio GREAMで用意しました)
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KTSのチタンサドルは素早い音の立ち上がりと、うるさ過ぎない倍音、生音の明瞭な鳴り…
金属の無機質な感じが全然無く、とても良いと思います。
(価格が高いのが難点ではありますが…)

ジャックプレートもキャッツアイタイプのクロームカラー!
   画像 002
最後に弦を張って、弦高などをしっかり調整して納品となりました。
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納品その日にそのまま当店のスタジオでバンド練習でご使用いただき「生まれ変わったね!これはやって正解だった!!」と嬉しい感想を頂けました。

調整した楽器が、すぐに実際使用する環境(バンド形態なり、音量なり)で実際に使用して確認出来る・微調整出来るというのは当店のメリットだなぁと感じた一件でした。

その後、オーナーご本人のブログにも2話続けて登場するぐらい気に入っていただけた模様です。
FERNANDES TE-95T改造。
FERNANDES TE-95Tについて追記。
(上記、ブログ記事タイトルをクリックすると該当記事が開きます)

これからTAKUYA氏へのリスペクトを込めつつも、自分のギターサウンドの一部として育っていってくれれば良いなと思います。


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