機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
新型スイッチカバー、販売開始します!
以前から数量限定でエフェクターなどのフットスイッチに取り付けるアルミ削り出しのカバーを販売しておりました。
しかし売り切れとなり、製造元より値上げの申し入れもあったため今日まで再生産を見送っておりました。
過去の製品に関しては「スイッチカバー 待望の再生産!」でご確認ください。
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これが前回まで販売していたモデルですね。

最終的にPASさんにおんぶにだっこな状態ではありましたが、新たに製造を請け負っていただける金属加工業者さんが見つかりまして、また販売する事が出来るようになりました。

完成写真はこちら!
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A5056アルミニウムの丸棒から丁寧にひとつずつ削り出してアルマイト処理をかけてあります。
エッジ面取り部分の鏡面加工がワンポイントのアクセントです。

製造は楽器関連のノブやエフェクター筺体の作成など丁寧な仕事で、楽器業界でも知名度が上昇中の「畑精密工業」さんにお願い致しました。

表面の磨き仕上げがとにかく綺麗なので、写真に美しく撮れないぐらいです。
(反射が強くて、なかなかピントが合わない)
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角度によって色合いが変わるかのような美しさは、実物を見ていただくのが一番ですね。

カラーはブラック、シルバー、オレンジ、パープルの4色です。
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この美しいスイッチカバーを、足で靴でガンガン踏んじゃって下さい!

Studio GREAMの店頭で現物を確認する事が可能ですし、店頭でお求めいただいた場合は取り付け作業も当然行わせていただきます。
また、エフェクター自作キットや、アコースティックプリアンプなどで知られるPASさんでも販売を行います。
エフェクターキットと共に、この新しいスイッチカバーも是非ご注文下さい。


以前よりも高品質な材料と仕上げとなったため、残念ながら旧価格の維持は出来ませんでした。
申し訳ありません。
しかし価格以上の仕上がりで、入荷した後に我を忘れてひたすら眺めてしまいました(笑)

販売価格は2300円(税別)/個です。
8%の消費税ですと、税込み2484円となります。
通販も勿論対応しております。
送料は全国一律180円のスマートレターで発送させていただきますが、一度に4個以上のご注文をいただいた場合は送料はStudio GREAMで負担させていただきます。
また、今回のスイッチカバーでは、取り付けネジを締めるための六角レンチも1注文につき1本サービスさせていただきます。

数量は今回も多くは作っていませんので、是非お早めにお求めください。


問い合わせをいただいた後に送り先の返信をいただけなかったり、振込もされず、メールへの返信も無くなる事例や多発しておりますので、申し訳ありませんが発送先情報のご連絡をいただいてから振込先口座のご案内とさせていただきます。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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FENDER JAPAN ST54-650の全体調整&リフィニッシュ
今回は受け取り時には宮崎県よりはるばる熊本までご来店いただきました、FENDER JAPAN ST54-650の全体調整&リフィニッシュです。
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元々は写真のような2トーンサンバーストカラーで、54年スタイルのスペックでした。

ナットはひび割れており、今回は交換する事になりましたが、とにかく外れなくて難儀しました。
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結局はナットに鋸目を入れて破壊しつつ取り除くしかありませんでした…

指板やフレットエッジは角張っていたので、このブログではお馴染みの面取り作業を行っていきましょう。
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ジャックもチップ端子が開いてしまって接触不良状態になっていたので、安心のために電装系部品は今回新品に交換する事になりました。
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FENDER USAのUS-VINTAGEというシングルコイルが搭載されていますが、アッセンブリパーツはミリ規格の物です。
(これが上位グレードのST54-900になると、USA製品と同様のCTSポットなどが採用されています)
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ピックガードは再利用しますが、ピックアップから何から全て交換しますので、アッセンブリをそのまま外して返却します。

そしてブリッジサドルも、オリジナルのスチールプレスサドルから、Graphtechのストリングセイバーへ交換。
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しかしこのブリッジ、10.8mmの弦間ピッチなんです。
持込みいただいたサドルは10.5mmピッチのため、このようにサドル間に隙間が出来てしまうのです。

で、この細かい作業を行っている間にボディのリフィニッシュを進めます。

ナットはBLACK TUSQ_XLで製作。
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弦の摩擦が少なく、チューニングの安定に効果的です。

フレットと指板のエッジも面取りして弦を張っています。
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あれ…ボディカラーが…

とここでアッセンブリに目を向けて(笑)
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ピックアップはLindy FralinのReal54セット。
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ポットは選別したCTSと、5wayのCRLセレクタースイッチ。
導電塗料もしっかり塗り込んであり、Studio GREAMでは定番の内容ですね。

そろそろ新しいボディカラーもハッキリしてきました。
そう、SURF GREENです。

そして11.2mmピッチのストリングセイバーサドルを手配して、サドルの両側を0.2mmずつ削り10.8mmピッチのサドルを製作しています。
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サドル間の隙間が殆ど無くなり、横ズレが起きにくくなりました。

完成はこんなルックスに!
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ここまで見てきて、詳しい方なら当然ピンときている事でしょう。

そう、元ネタはこのTAKUYA氏の使用で有名なストラトです。
   TAKUYA.png
写真や画像の色合いでこの写真とは違う色のように見えますが、納品時に実物を見ていただいて安心されました。
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納品後は毎日のように延々弾いてます!との感想メールもいただきまして、大手術ではありましたが手放せない1本に仕上げる事が出来たかと思います。

今度はフレット交換などでまた担当させていただけると幸いですね。



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Sugi DS499/SHの全体調整・ノイズ処理
今回はMARIというバンドでも活躍するギタリストよりSugi DS499のメンテナンス依頼をいただきました。

   MARI Official Website
上記クリックでMARIのオフィシャルウェブサイトが開きます。

さて、そんなDS499ですが、一言で言って…とても完成度が高く丁寧に作られたギターだなという印象です。
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ペグにはGOTOHのマグナムロック付きペグが搭載されていました。
多分SGL510だと思うのですが、上記Sugiオフィシャルサイトでは違う型番のペグで表記されていまして…
オーナーもユーズドで入手されたとの事なので交換された物なのかオリジナルなのかは不明です。
しかし、とても良いペグだと思います。

フレットエッジも指板エッジも丁寧な仕事がされていました。
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フレットの末端処理で僅かに引っかかり感が気になったので、全体的にもっと滑らかに処理する事にします。

アルミ削り出しパネルと、塩ビ素材のピックガードが目を惹くモデルですが、ピックガードのエッジ面取り角度をアルミパネルと合わせてある細かさにも仕事の丁寧さが伺えます。
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フロントにテレキャスタースタイルのシングルコイル、リアにはカバードハムバッカーという組み合わせですね。
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ピックガードなどを開けてみると、キャビティ内には炭素系導電塗料がしっかりと塗り込まれており、とても好感が持てます。
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しかし炭素系塗料なので、一度削り落して銅系フィラーの導電塗料で塗り直します。

パネルと接するネジ穴付近まで導電塗料を塗って、しっかりとシールド層で配線などのアッセンブリを包むように配慮します。
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これは取り外したオリジナルのアッセンブリ。
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電装部品は全般的にミリ規格の物が使用されていましたが、配線材は細く頼りないので交換する事にしました。
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フロントピックアップはゲインを上げるとリアピックアップよりも早くハウリングをしてしまう、との事でした。

トーンノブを引っ張ると、ハムバッカーがタップされてシングルコイルになる配線がされていましたが…
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ハムノイズキャンセルのためにふたつのコイルを用意しているのに、片方を使わないとなると…ノイズが増すのでパラレル配線になるように変更します。
こうするとシングルコイル系サウンドでノイズキャンセル能力はハムバッカーと同等なサウンドが得られます。

当初、音が伸びないポイントが気になる、との事でしたが、それもそのはず。
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フレットが使用によって大きく摩耗してしまっていました。
これはフレットのすり合わせで対応しましょう!とご提案させていただき、GOが出ましたので…

フレットすり合わせをして、フレットも徹底的に磨いて仕上げました。
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そして前後して、アッセンブリの組み直しです。
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配線は全てBELDEN8503に変更してあります。
ガリや破損が出ていたヴォリュームポットやジャックもグレードアップした新品に交換しました。

フロントピックアップですが、どうもワックス含浸されていないように見えまして、それが意図しないハウリングの原因なのかもしれませんし、ピックアップを吊るしているネジに挟まれるスプリングが弱すぎて振動しているのが原因なのか…
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ひとまずスプリングは経年で固まらないシリコンチューブに交換し、ピックアップはワックス含浸を念入りに行ってあります。
完成後に大音量でチェックしても意図しないハウリングは明らかに減少していたので、今までよりはストレスなく使用できるようになったと思います。

最後に弦高やオクターブピッチなどをしっかり合わせて完成です。
   IMG_3345.jpg
年の瀬の慌ただしい中での納品となってしまいましたが、新年の活動で安心して使用できると良いなと思っています。



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