機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
GIBSON Les Paul Juniorのフレットすり合わせ
今回はGIBSON Les Paul Juniorのフレットすり合わせと調整です。

長い事、メンテナンスをしていなかったとの事で、全体的に汚れとヤニが付着していました。
   DSC08534.jpg
きっと多くのステージで弾かれてきたのでしょう。

指板は手あかが固まり、汚れていました。
   DSC08535.jpg
フラッシュを焚かないで撮影すると、その固まった汚れの盛り上がりがより判ると思います。
   DSC08538.jpg

そして問題はこの擦り減ったフレット。
   DSC08537.jpg
ピッチは不安定で、部分的にビリつきも出てしまっていて、交換かすり合わせをオススメしましたが、今回はすり合わせで対処する事になりました。

ピックガードは収縮し、反ってしまっていましたし、ネジ類はサビサビです。
   DSC08540.jpg

フレットすり合わせの際に傷を付けてしまいそうな部品は外し、全体的なクリーニングも行いました。
   DSC08543.jpg
ネックジョイント部は、昨今の物と比べてしっかり接続されていたのが印象的でした。

ヘッドフェイスも煤けてぼやけてしまっていましたので…
   DSC08541.jpg

クリーニング後!
   DSC08544.jpg
細かい傷を消そうとするとシルク印刷も消えてしまうので、表面の汚れだけ落としています。

そして問題のフレットすり合わせ。
   DSC08542.jpg
削っても削っても凹みが消えませんでした…
よってこの大量の研削粉(銀色の粉はフレットを削った粉)という状態です。

平らになったフレットのエッジを専用のやすりや紙やすりなどを駆使して落として、滑らかな放物線形状に仕上げます。
   DSC08546.jpg
指板の固着した汚れもこの時に掃除して落としています。

弦を張ってネックの反りや弦高を調整します。
   DSC08560.jpg

見違えるほど奇麗になって完成です!
   DSC08559.jpg
各弦の音量バランスもピックアップのポールピースを調整する事で合わせてあります。
器用ではないけど、とってもストレートなサウンドです。

フレットすり合わせ 10000円でした。

次に減ってきたらフレット交換が必要になりますが、それほどフレットが減るまでまた弾いてもらえればリペアマン冥利に尽きますね。


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