機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
CARL MARTIN/Hot Drivin Boost MK-IIのモディファイ
今回はキメの細かいハイゲインディストーションに、ブースト機能が付いた、CARL MARTIN社のHot Drivin Boost MK-IIをモディファイしました。
   DSC08983.jpg
デンマークで作られている高品質ペダルで、あのLUNA SEAのSUGIZOさんも使用していた時期があるモデルです。

裏蓋を開けてみましょう。
   DSC08984.jpg
大きな青い部品は電源トランスです。
家庭用のAC100Vから±15Vを生成して回路に供給する事で、一般的な9V駆動のペダルとは異なるダイナミックレンジの広さを特徴としています。

部品は全て手作業でハンダ付けされています。
   DSC08985.jpg
経験上、このシリーズのペダルはジャックのハンダ付けが割れて接触不良が起こる個体が多いように思います。
この個体もインプットジャックのハンダが割れかけていましたので補修しておきました。


このペダルのブースト機能を単体で切り離して使用できないか?
というお問い合わせでしたので、回路を採取したのですが…
ブースト回路部分には常に信号が通っていて、切り離すと位相がずれる問題もあり、クリーンブースターを新たに作成して内蔵し、この電源を有効に使いましょう!という事になりました。

新たにクリーンブースター回路用のインプットジャックを取り付けますので、寸法を測って穴あけを行います。
   DSC08988.jpg

そしてクリーンブースター回路を考えて、作成して搭載という流れを踏むのですが…

(自分で言うのもおこがましいですが)この日の私は神がかっていました!

あっという間に回路を閃いて、レイアウトが決まり、基板作成までほんの数時間でした。
   DSC08991.jpg

そしてクリーンブースターを搭載しました。
   DSC08994.jpg
せっかくのワイドレンジを得られる電源は使わないと!という事で艶々なブースターになりました。

ひとつの筐体にディストーションとクリーンブースターが完全に独立で入っている2in1ペダルに生まれ変わりました。
   DSC08997.jpg
パッチケーブルでそれぞれのIN/OUTをつなぐ事により、ディストーションの前でゲインブーストにもなりますし、後ろにクリーンブースターを接続すれば音量を上げるレベルブースターとしても使用できます。
勿論、他のエフェクターと組み合わせてもOK!

あったら良いな、のアイデアはお気軽にご相談下さい。

クリーンブースター搭載 12000円
ノブ交換(シャフト加工作業込み) 1500円

合計13500円でした。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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