機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
SCHECTER PA-LS_TKのリフィニッシュと調整
今回はSCHECTERのPA-LS_TKという”凛として時雨”TKモデルのリフィニッシュと調整です。
詳しいスペックはSCHECTER製品ページをご覧ください。

お預かり時。
シースルーホワイトにべっ甲柄のピックガードが落ち着いた雰囲気ですが、サウンドはとってもモダン!
   DSC08796.jpg
細かい傷や使用感はありましたが、全体的に奇麗なコンディション。
   DSC08797.jpg
ウエストコンターカットが施されていたり、ボディ裏にストラップピンが付いていたりと独創的なスペックです。

ネックジョイント部分に塗装のヒビが見られましたが、木材までは達していませんでした。
   DSC08799.jpg

電装系の配線はイモハンダではありませんでしたが、端子に差し込んでハンダで固定という状態だったので最終的に修正します。
   DSC08801.jpg
トーンのコンデンサがTK製でした(笑)

今回はこの塗装の厚いボディをリフィニッシュしたいという希望でしたので、部品を外していきます。
   DSC08803.jpg

(カーボンフィラーのため抵抗値は出ますが)しっかりと導電塗料が塗られており、細部まで手抜きの無い作りです。
   DSC08806.jpg

リフィニッシュによりボディ裏側の塗装剥がれも無くなりますね。
   DSC08807.jpg

そしてひとまず塗装剥離後。
   P1000479.jpg
アッシュ材の2ピースですが、左右で木目が大きく異なります。
   P1000480.jpg

このアッシュ材の導管に黒系フィラーを擦り込み、極薄のニトロセルロースラッカー塗装でオイルフィニッシュのような質感へと仕上げる事になりました。

ウッドシーラー塗装後、薄く着色した後、ブラウンの着色後と数度にわたり色味を確認していただきOKが出たので仕上げに進みます。

塗装完了後。
   DSC09032.jpg
オイルフィニッシュのような、木材の質感を残したままで微妙なムラも出したフィニッシュはまるで高級家具のようです!
   DSC09033.jpg
写真で撮ると若干明るく写ってしまっていますが、実際はもう少し暗めの落ち着いた色です。

取りあえず部品を乗せて全体の雰囲気を見てみます。
   DSC09038.jpg
純正カラーよりもべっ甲ガードがよく似合うようになったと感じます。

そしてイメージを確認後に組み立てます。
   DSC09043.jpg
導電塗料も一部塗り直してシールド効果を高めました。
ハンダ付けもやり直してあります。

完成後の全体像。
   DSC09056.jpg
かなり薄い塗装になったので、ボディ鳴りは明らかに良くなりましたが、使用に伴い傷は付き易くなるでしょう。
しかしそれがまた味になっていくような気がします。

フレットが若干減ってきていますので、今度はフレットすり合わせが必要になってくると思いますので、その際はまたご相談下さいませ。



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