機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAPAN JG66/3Tone Sunburstの全体調整
妙にジャガーのハムバッカー搭載仕様が続きますが…

今回は近所に住まれるお客様から、FENDER JAPAN JG66/3Tone Sunburstの全体調整依頼をいただきました。
   DSC09659.jpg
持ち込まれた際には弦も張られておらず、盛大にノイズが出てしまう状態でした。

フロントピックアップカバーは激しいピッキングで削れてしまっています。
   DSC09662.jpg
しかし、それだけ使ってきたという事でもあり、こういう傷は素晴らしい勲章だと思います。
リアピックアップはDIMARZIO DP-100に交換されています。
   DSC09668.jpg
ジャガーでDP-100だとカート・コバーンが真っ先に思い浮かびますね。

ひとまずバラしていきます。
   DSC09663.jpg
配線があっち行きこっち行きしているので大変です。

ノイズが盛大に出てしまっている原因は様々でしたが、一番の原因はポットやジャックのナット緩みでした。
   DSC09665.jpg
FENDER製品はコントロールプレートがグラウンドも兼ねる構造なのですが、ナットが緩むとグラウンドが外れてしまい、盛大にノイズが出ます。
ポットの背中やジャックを配線材でつなぐだけで回避できるので、せめてもうひと手間追加してほしいなぁとは思います。

バラした上で、導電塗料を塗っていきます。
   DSC09666.jpg

ブリッジアンカーは一度埋めた上で、TOMブリッジ用のスタッドボルトが打たれていました。
   DSC09667.jpg
作業自体は奇麗に行われていると思います。

いつものように導電塗料を塗りこんで、乾燥後にマスキングを剥がします。
   DSC09671.jpg

今回は部品の交換やグレードアップは無しという希望でしたので、配線のやり直しと、ポットなどのクリーニング作業を行っています。
   DSC09673.jpg
ホットの信号線はグラウンド線とツイストして配線する事で、ノイズにより強い構造としています。

こちらはネックのエッジ部分。
   DSC09661.jpg
いつものように手作業で丸めていきます。
   DSC09670.jpg
作業後↑

TOMブリッジの高さ調整を行うサムナットがボディにベタ付け状態でしたので、ネックの仕込み角度を変えるべく、シムを作成して入れました。
   DSC09674.jpg

TOMブリッジのRと指板のRが合わないため、サドル溝を深く切って可能な範囲でRを合せています。
   DSC09677.jpg

仕上がった状態。
   DSC09675.jpg
当初の激しいノイズも無くなり、快適なコンディションで使えるギターに仕上がりました。


欲を言えば、今後フレット交換時に、指板のRをもう少し緩くしつつ、新しいサドルに交換することで、より適正な弦高が得られることでしょう。


全体調整・ノイズ処理 12000円でした。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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