機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Morley MAVERICKワウのモディファイ
今回は当ブログを見られて千葉県よりMORLEYのMAVERICKというワウのモディファイ依頼をいただきました。
   DSC00195.jpg
踏み込むと自動でON、ペダルから足を離すとOFFになる光学式スイッチにより、快適な操作性がポイントのモデルですね。

・ワウがONになると音量が上がってしまい使いにくい。
・現状でも著しく劣化する訳ではないが、バイパス音をもう少し改善したい。
・ワウの掛かりをもう少しマイルドに滑らかにしたい。

上記の希望に対して作業を行っていく事になりました。

中を確認してみると…
   DSC00197.jpg
以前のタイプはケース内部に余裕のある設計でしたが、小型化のため可変抵抗器を設置できそうな空きスペースがありません…



…と言っていても進まないので、基板の中でベタグラウンドになっている左下部分をカットしてスペースを作りました。
   DSC00204.jpg
また、基板上の定数を変更してサウンドキャラクターを調整しています。

ワウのボリュームは、このように小型基板を作ってポットと一体化させて取り付けました。
   DSC00205.jpg

ケースに収めたらこのような感じですね。
   DSC00206.jpg

サウンド変化の一つとして、内部にトリマーも用意してみました。
   DSC00207.jpg
これを回す事で、ワウ回路への入力レベルの調整ができるので、サウンド変化も伴った音量調整が行えます。

最後にステッカーを貼って完成!
   DSC00210.jpg

サウンドの方向性としては、ソウルやファンク系に使えるようにというご希望でしたので、ノーマルよりもピーク周波数をほんの少し下にシフトさせたりしています。
また、バイパス音の硬質な感じを減らして低音域のふくよかさも出したアレンジとなっていますね。


ワウ回路ヴォリューム追加加工 5000円
バイパス&エフェクトトーン調整 7000円

合計12000円(税別)でした。




当ブログ記事を見て同様の改造を!とご依頼を頂いておりまして、時間はだいぶ経ってしまいましたが加筆修正の上でご紹介させていただきます。

作業内容は基本的には変わりません。
   DSC01504.jpg
内部にトリマーを設置しても、裏蓋を開けるのが結構面倒だったりしますので、外側から調整できるように仕様変更を行った、という内容です。
こちらは作業前の内部基板。
   DSC01505.jpg
ケース上部以外に側面にも新たな穴を開口しています。
   DSC01506.jpg
作成したボリュームアッセンブリ基板はこちら。
   DSC01507.jpg
メイン基板は前回と同様、ベタグラウンド部分を切除してスペースを作りました。
   DSC01508.jpg
しっかりと収めるとこのような状態になります。
   DSC01509.jpg
ノブが付いているコントロールはワウのアウトプットヴォリュームで、側面の穴はインプットヴォリュームの調整です。
細いドライバーで回して調整する方式ですね。
   DSC01510.jpg
このワウはLEDも青色の物に交換してあります。
   DSC01512.jpg




そして更に推し進めたモディファイがこちら。
   IMG_2858.jpg
そもそものコントロールを表から操作できるようにノブを2個並べちゃおう、という仕様です。
   IMG_2857.jpg
内部スペースはギリギリ。本当は小型ポットを使用する方が寸法的にも精神的にも余裕がありますが、何とか完成。
0.5mmずれると入らないので、穴あけはとてもシビアでした。

今回の作業はINPUT&OUTPUT VOLUME追加加工で12000円(税抜き)です。
同様の作業をご依頼いただける場合、写真とは可変抵抗器の形状が異なるものを使用する場合がありますが、動作に違いはありません。

お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp

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