機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
RS GUITAR WORKS CONTOUR GREENGUARDの調整
今回は「そのエイジド処理は本当に時を遡る」とまで評されるRS GUITAR WORKSの作る、CONTOUR GREENGUARDの調整です。
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大幅なエイジド処理はされていませんが、細かい塗装クラックや打痕はリアルの一言!
国内での流通本数も少なく、なかなか目にすることは少ないのですが、見つけたら是非弾いてみてほしいメーカーです。

細部まで精密に加工されたその仕上がりは見た目だけではない、本当に当たりの艶やかで倍音が豊かなサウンドを放ちます。

オリジナリティ溢れるヘッドストック。
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FENDERスタイルを完全コピーしない点も好感が持てます。

指板上20フレット位置にシリアルナンバーが打刻されています。
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フレットはジェスカー製。
エッジの処理も丁寧です。

ブリッジサドルはRaw Vintage製のプレスサドルにエイジド処理したものを搭載。
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しかしエイジド処理により、ネジが固着していて、調整のために回すのに難儀しました…
(後半にある調整後のサドル高さ写真と比較してみて下さい)

トレモロスプリングもエイジド処理されたRaw Vintage製ですね。
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アルミニウム系素材のイナーシャブロックが独自サウンドに一役かっていそうです。

ネックポケット部分のサインなど。
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きっと2009年製のギターなのでしょう。
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指板はとても目の詰まったローズウッド。
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材料である木材の品質はとても高いように感じます。

1弦のペグケースには少しガタつきが出ていました。
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隙間が広くなっていますので…

一度取り外して裏側のカシメをやり直しました。
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見た目には少し隙間が狭くなった程度の違いですが、ペグのガタつきはかなり改善されています。

電装系を見ていきましょう。
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リンディフレーリンに特注したピックアップが採用されているという話を耳にしたことがあります。

ハンダ付けもやり直しをしなくても良いと思えるような、しっかりした作業が行われていました。
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ボディ側には導電塗料塗付などのノイズ処理は行われていませんでしたが、今回はこのままで仕上げることになりました。
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ピックアップキャビティもヴィンテージリイシューに比べれば少し深めに加工されている感じで、もし背の高いピックアップに交換するとしても、余程でなければボディを掘らずに取り付け可能でしょう。
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ジャック部分の配線はちょっと危なかったです。
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白い線の芯線が剥き出しになっていたので修正する事にします。

こちらは修正後。
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勿論、端子穴に絡げて最小限のハンダで固定。

今回はネックが少し逆ぞりになっており、サドルの高さも少し高い状態でしたので、その辺りの基本的な調整をしっかり行いました。
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お預かり時よりも(ビリつかない程度に)弦高は下げて仕上げています。

ワックス掛けも行って完成。
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今回は目立った作業や改造は行っていませんが、なかなかオーナー自身がバラして内部を確認する事が少ないと思いますので、写真多めで記事を書いてみました。

基本調整 3000円
ペグ&配線の補修 2000円


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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