機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
PETERSON P100Gの修理
製造が終わって長いこと経ちますが、今も根強い人気があるPETERSONのアンプ、P100Gの修理です。

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ボルトを一切使わずに組まれるハードウッドキャビネット(マホガニー製)は重量感もあり、またエレクトロヴォイススピーカーと相まって、小型ながらも100Wの出力を誇ります。

フットスイッチの取り付け部が外れ、リバーブやチャンネル切り替え機能が効かなくなったとの事で持ち込まれました。
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シャーシ内側からナット止めされているコネクターですが、プラグを抜き差ししていくうちにナットが緩んで外れ、内部基板に当たってショートしていました。
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シャーシを取り外して、緩み止めのネジロックを塗布した上で、締め付けておきます。

フットスイッチは純正品ではありますが、他のモデル用の物。
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本体のラベリングと動作は異なりますが、チャンネル切り替えとリバーブのON/OFFスイッチとして使用は可能です。
内部のショートにより、このスイッチのLEDも焼けてしまっていたので交換します。
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高輝度LEDと保護抵抗を入れて交換完了!
右端のスイッチはこのP100Gでは内部配線がされていないので動作しません。

リバーブタンクも入力側の抵抗値が無限大を示しますので、断線と判断し、交換しました。
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手前が、オリジナルのAccutronics。奥が今回使用したBELTONのリバーブタンク。
見た目は異なりますが、同等品です。

その他、チャンネル切り替えの電子スイッチ回路のFETが不良になっていましたので交換しました。

そして、パワートランジスタに電流を流す抵抗には、発熱するためセメント抵抗が使用されていますが、大きな音量を出して使用したアンプはこの抵抗付近の基板が熱により茶色に変色していたりします。
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このアンプではそれほど焼けてはいませんでしたが、今後の事も考えて、抵抗のワッテージレベルを上げました。
左がオリジナル。右は今回使用した抵抗。
サイズが一回り大きくなっていますね。

振動で動いてハンダが割れたり、足が折れたりしないようにしっかり固定しておきます。
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世間一般ではドライブチャンネルの評判はあまり高くないですが、結構歪むし、クリーンはピッキングニュアンスをしっかり再生するし、とても良いアンプだと思います。

正規代理店も無い今、なかなか修理が出来ずに放置されているPETERSONアンプも多いとは思いますが、Studio GREAMで修理出来る場合もありますので、お気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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