機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Studio GREAM Original Signal Spliter&Junction Box
今回はエフェクトボード内での操作性やケーブル取り回しを改善するアイテムの紹介です。

依頼者の希望としては、「MARSHALL 1987Xをメインで鳴らしつつ、ソロの時はファズを通したJC-120も追加で鳴らしたい」
そのためにシグナルスプリッターが欲しい。との事でした。
   ss2.jpg
シグナルスプリットのみだったらスイッチ1つで済むので、内部スペースにも余裕があります。

更にチューナーアウト(アウトプットミュート)も付けて2スイッチにしてはどうか?という話でまとまりましたので、早速穴あけを行いました。
   ss3.jpg
ジャックは、ギターインプット、チューナーアウト、アウトA、アウトBです。

ケースの外観はどうしたものかと悩んだ末に、アルミケースそのものにエッチングを施す事にしました。
   ss5.jpg
マスキングテープをグルグル巻きにしつつ、部分的にカットしたりしてエッチング。
   ss4.jpg
アルミ剥き出し部分は腐食して掘り込まれ、マスキング部分はそのまま残ったエンボス仕上げになりました。
実物は掘り込んだ所がもう少し黒い色でコントラストが奇麗です。

ケース加工が終わったら組み込んでいきます。
   DSC00459.jpg
DCジャックはケースの左右に設置しました。
どちらのジャックからも電源供給できますし、プラグを差し込んだら電池は切り離されます。
しかしLED点灯のためだけの電源なので、電源なしでも使用は可能です。

同じような写真が続きますね…
   DSC00460.jpg
実はスイッチの配線を(裏から見ているので)逆にしてしまい、修正した後なのです。

表にはDAIMOテープを貼ってみました。
   DSC00461.jpg
チューナーアウト時にはどちらのアウトプットもミュートされますが、それ以外はアウトBは信号が出っぱなしですので、1987Xへ送ります。
アウトAは右側のフットスイッチでON/OFF可能なので、この後にファズをつないでJC-120へ入力すればOKですね。
   DSC00462.jpg
ケーブルはボード内の配置によりストレートプラグのショートタイプが使い易い場面もありそうですが…
とても奇麗に配線される方なので、そこは依頼者のボード組み込みのセンスに期待しましょう。

この写真は陰影が解り易いですね。
   DSC00464.jpg
シルバーアクセサリーのように、触れない部分は黒ずんだような仕上げになっています。

そして、上記のスプリッターの後に、ファズだったり、ディレイだったりをつなぐと、ボード内でアンプへ向かうアウトプットがバラバラの位置になってしまいますので、ジャンクションボックスも作ることになりました。

これはエッチング前の状態ですね。
   DSC00490.jpg
マスキングテープグルグル巻きです。
   DSC00491.jpg

当初はアウトプット2つをまとめられれば良いとの事でしたが、今後の拡張性も考えて5in/5outにしてみました。
   DSC00494.jpg
今回のようにアウトプット2つの場合は残り3つは空けておけば良いですが、例えばボードへのインプット、アンプのSEND/RETURNなども使うようになるとこれぐらいあっても困らないなと思いました。
   DSC00493.jpg

内部は絶縁ジャックを使用していますので、グラウンドループの心配もありません。
   DSC00492.jpg
TRSフォンの配線をしているので、例えばSEND/RETURNをステレオケーブルを使って1本のケーブルでまかなう事も可能です。
単純にケーブルの中継ボックスではありますが、使い方次第で様々な用途が考えられるように作成してみました。

そして納品後に組み込まれたボード写真!
   board.jpg
Studio GREAMで手を入れた製品がいっぱい!
本当、お世話になっております。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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