機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER CUSTOMSHOP SHOWMASTERの全体調整・ノイズ処理
今回は2001年に作られたFENDER CUSTOMSHOP製SHOWMASTERの全体調整とノイズ処理です。
   DSC00644.jpg
アルダーバックにアーチトップのフレイムメイプルを組み合わせたボディ、SSHのピックアップ配列に2点支持トレモロとローラーナット、ロックペグ…多彩なプレイスタイルに対応するヴァーサタイルなギターですね。

今回はピックアップ交換も同時に行いますが、まずはノイズ処理のために全バラシ。
   DSC00658.jpg
導電塗料のような黒い塗料がピックアップキャビティ内に塗られていますが、導通状態も不安定でしたので、一度落として塗り直します。
   DSC00659.jpg
コントロールキャビティにも導電塗料が塗られていました。が、ここもやり直します。

足付けを行ったらマスキングをして、いきます。
   DSC00662.jpg
一か所、マスキングテープのカットをし忘れたまま写真を撮ってしまいました(笑)

導電塗料が乾いたら、錫メッキ線とラグ端子を用いて確実にグラウンドにつながるように配線していきます。
   DSC00673.jpg
この時点ではワックス掛けも済んでいるので照明反射の艶が輝くようになっていますね。

そして感心したのはこのネック材!
   DSC00664.jpg
とっても目の詰まった良質なバーズアイメイプルです。
   DSC00665.jpg
鳥眼杢が上手く撮影できませんでしたが、実際は結構びっしりと入っています。

カスタムショップ製品ともなると指板のエッジは流石に丸めてありますが、フレットエッジはもう少し丸めておきたいなと思いました。
   DSC00677.jpg
こちらが作業後↓
   DSC00678.jpg

コントロールキャビティを見ていきましょう。
   DSC00649.jpg
こちらはお預かり時の状態↑

ピックアップはSuhrのFL(シングルコイル)を2発とSSV(ハムバッカー)をお持込みされましたが、ピックアップにもノイズ処理を施しておきます。
   DSC00657.jpg
コイルにアセテートテープを巻いた上に銅箔テープを巻いて、グラウンドに接続…今までもこのブログで度々紹介している作業です。
ハムバッカーも念のためシールディングしておきました。
   DSC00661.jpg
この後でシングルコイルのマグネットには導電塗料を塗ってグラウンドに接続しておきます。

キャビティ内ではピックアップ以外の配線を先に行っておきます。
   DSC00674.jpg
僅かな長さではありますが、キャビティからジャックまでの穴にはノイズシールドがされていませんので、シールド線で配線を行いました。

ピックアップの配線を行った状態がこちら↓
   DSC00679.jpg
この部分の蓋の裏側にもアルミテープを貼って当然シールディングしてあります。

最後に弦を張ってネック調整やオクターブ調整などを行って拭き上げたら完成!
   DSC00680.jpg
弾いていて色んなサウンドが出てくるのでとっても楽しくなれるギターですね。

全体調整・ノイズ処理 13000円
交換部品や弦は全てお持込みいただきました。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック