機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
GIBSON Les Paul CUSTOMレプリカの全体調整
今回は熊本でTHE MODSのコピーバンドとして活動する「THE FELLOWS」のギタリストK氏より、愛用のレスポールの全体調整依頼をいただきました。

レスポールカスタムスタイルで、P-90ピックアップが2発という仕様。
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GIBSONのように見えますが、実はよく出来たレプリカモデルです。
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しかし、そのサウンドは太くエッジの立ったロックなサウンドで、イイ感じでした!

セレクタースイッチの交換や、全体的なノイズの低減が希望でしたので、順に確認していきます。
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スイッチは国産レスポールなどに多用されるボックス型の物でしたが、ガリが出ていましたので、GIBSONと同じスイッチクラフトのトグルスイッチに交換していきます。

コントロールキャビティ内は…導電塗料は塗られていませんね。
   DSC00865.jpg
ポットも2個は交換されていましたが、既にガリが酷い状態でしたので、今回は4つとも交換する事になりました。
ポットはボディの穴径やノブの事も考慮して、ミリ規格の物を使用します。

ジャックは…端子に配線をハンダで貼り付けた状態でしたし、端子の摩耗も見受けられたので、スイッチクラフトのモノラルジャックに交換します。
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指板やフレットのエッジは定番の角張りなので、これも面取りを行いましょう。
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まずは導電塗料を塗るために全部取り外して、塗装の足付け研磨。
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リアピックアップキャビティ内にはメイプルのブロックをネジ止めしてあり、このブロックにピックアップをネジ止めするような構造になっていました。

マスキングを行って…
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隅々まで導電塗料を塗ったら乾燥待ちです。
   DSC00879.jpg
ボディ裏側面のキャビティも勿論隅々まで導電塗料を塗ります。
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乾燥待ちの間に、ピックアップコイルにシールディングを行いました。
   DSC00877.jpg
ピックアップはTONERIDERのP-90HOTセットが搭載されていました。
入手された時からこのピックアップだったそうですが、何が載っているかも知らなかったとの事で、「これは値段の割にとても完成度の高いピックアップです!」とおススメしました。

個人的にもこのメーカーのピックアップはどれも外れが無く使えるサウンドですし、何より安い!!

さて、導電塗料が乾きましたので組み込んでいきます。
(この間にフレットや指板エッジの面取りなども済ませてあります)

スイッチはスイッチクラフトのトグルスイッチ。
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GIBSONはロングタイプのスイッチを使用していますが、取り付けにはディープスレッドラウンドナットという部品が必要でして…そのナットとスイッチを用意するよりもトータル金額で安くなる同社のショートタイプスイッチをチョイスしました。

スイッチやボリュームポット、ジャックの配線はいつも使っているBELDENのシールド線ですね。
   DSC00944.jpg
TONE回路は、絞った時のゲイン落ちを防ぐように細工しています。

フレットエッジなどが丸くなっていますのが判断出来ますでしょうか。
   DSC00947.jpg
手をスライドした時などに引っ掛かりが少ない、滑らかな触り心地です。

ナット溝はかなり高かったので、切り直して、外形の整形を行いました。
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ワックス掛けをしていますが、黒は写真が撮りにくい…
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こんな白くぼやけた色ではなく、しっとりとした黒です。


全体調整・ノイズ処理 13000円
スイッチクラフト ショートトグルスイッチ 2940円
スイッチクラフト MONOジャック 420円
国産VOL.POT @630 4個 2520円
ニッケルワウンド 10-46弦 350円

合計19230円でした。

P-90ピックアップ特有のノイズも殆ど感じなくなり、とってもご機嫌なサウンドになりました。
次回のライブで活躍してくれる事を期待しています!!


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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