機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
GIBSON Goldtone GA-15アンプの修理
ギターやマンドリンで有名なGIBSONですが、実はアンプも販売しております。

GIBSON GoldtoneシリーズのGA-15という真空管アンプの修理を行いました。
   DSC01006.jpg
10インチスピーカー1発にヴォリュームとトーンというシンプルなコントロール。
   DSC01007.jpg
ある日突然、スイッチを入れるとヒューズが飛ぶ状態に壊れ…それからは暫く押入れに放置されていたそうです。

内部を確認していきましょう。
   DSC00714.jpg
GIBSONからGA-15というアンプは以前にも販売されていましたが、これは名前は同じでも回路は全く違うようですね。

ん?
   DSC00715.jpg
基板にVELOCETTE(TRACE ELLIOT)の記述が…
そういえば本体にもMANUFACTURED IN THE UNITED KINGDOMって書いてありましたね…


つまり、これは中身はTRACE ELLIOTの真空管アンプであるVELOCETTEを、GIBSONの外装で販売しているモデルなんですね。


そして故障原因を調べていくと、電源トランスの1次側が短絡していましたので、トランスを交換する事になりました。
   DSC00999.jpg
海外より取り寄せたトランスと電源部分のコンデンサ。


元々のトランスはAC100Vのみの仕様でしたが、今回のトランスは海外の電圧でも対応できるように線が引き出してありました。
(今回は100V用の線以外は使わないので絶縁しておきます)

そのトランスを搭載するために、シャーシに穴あけ加工が必要になりました。
   DSC01001.jpg
寸法を測って、ホールソーで穴あけを行いました。
   DSC01002.jpg
穴のエッジで配線の被覆が切れてしまうのを避けるために、ゴムブッシュでエッジを保護した上で配線を通します。


そして電源トランスを取り付けて配線。
   DSC01003.jpg
電解コンデンサも交換しておきました。
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真空管を抜いて、既定の電圧が出ているかを確認し、OKだったのでいよいよ火入れ!


以前に交換されたEL84出力管の内部短絡のため電源が落ちる状態でした。
   DSC01005.jpg
慌てて電源を切って、マッチングを取った新品の真空管に交換。

無事に15Wとは思えないデカイ音で朗々と鳴ってくれました。


電源トランス交換 30000円
EL84マッチドペア 3150円

合計33150円でした。


壊れたままで諦めていたアンプや機材でもこのように直せる事は多々ありますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp

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