機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
T.C.Electronic Vintage Tremoroのノックダウン
プロの現場で培った高品質なサウンドで人気のT.C.Electronicがリリースするアナログペダル、Vintage Tremoroを改造しつつノックダウンを行いました。
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オリジナルの中身は、かなりスペースの余裕があってスカスカです。

「このエフェクターを一回り大きいケースに移植しつつ、トゥルーバイパス化とモード切替えスイッチを増設したい」という希望に沿って作業を行います。

回路をケースから抜き出しました。
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両面基板を90度に組み合わせた省スペース構造になっていますが、手作業での組み込み作業工程も多い作りです。
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この回路をトゥルーバイパスで動作させられるのかをチェックします。
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ジャック類が取り外されて、配線に置き換わっていますね。

フリップフロップ回路の処理を行えばトゥルーバイパス化が可能だと判断しましたので、作業を進めます。

ケースはノブの取り付け位置以外は依頼者の好みの位置で穴あけされていましたので、その部品位置に干渉しない位置を測った上でコントロール用の穴を開けます。
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こんな感じでどうですか?とノブを乗せて撮った写真を添付した確認メールを送ったり…とやり取りを繰り返して仕様を詰めていきました。

穴あけ位置が決まったので、ガンガンと入れ替え作業を進めました!
   DSC01064.jpg
バッテリースナップは丈夫な物に交換。

コントロールポットは横一列に並ぶレイアウトに変更するため、基板から取り外しつつ、部品自体も新しい物に交換しています。
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流石にスイッチや電池がブラブラしていてはトラブルの元ですので、スポンジをくり抜いて電池スペースを作成。
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表面の仕上げは、依頼者様がラベルを貼るべく用意されているとの事で、アルミ無塗装の状態で納品となりました。
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フットスイッチは右側がエフェクトのON/OFF、左側はトレモロのSOFT/HARD切り替えスイッチとなっています。


そして…取り残されたオリジナルケース…
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物悲しい表情に見えてしまいますね。


今回のノックダウンは部品持込みが多かったのですが、15000円の請求となってしまいました。
バイパス方式を変更するためにオリジナル回路の手直しや基板の搭載方法の変更など、頭を悩ませる作業が満載だったためです。

しかし、これでより現場で使い易いと感じていただければ良いなぁと思います。

納品後に依頼主様よりラベルを貼った写真をいただきました。
   DSCN0306.jpg
販売出来るレベルの仕上がりに脱帽です…




お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp

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