機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
YAMAHA SBV-550のヘッド割れ修理
今回は痛々しい状態で持ち込まれたYAMAHA SBV-550のヘッド割れ修理です。
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独特なシェイプで、中古市場でもなかなか出てこないモデルです。

このベース、2年間ほど友人に貸したり、部室などに置きっぱなしにしていたとの事。
ある日、また使おうと手に取ってみると…
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ヘッドにヒビが!!

4弦ペグ付近は特に酷く開いてしまっていました。
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割れてから暫く放置されていたらしく、手で押さえたぐらいでは割れ口が閉じないぐらいになってしまっていました。
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ひとまず弦とペグを外して状態を観察します。
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困った事に、割れた後に瞬間接着剤を注入されており、その部分は切除が必要な状態でした。

瞬間接着剤が染み込んだ部分の木材をのこぎりで切除したあとに、ウッドパテを充填しました。
と同時に割れた隙間にはまんべんなくタイトボンドを注入し、クランプをかけて乾燥を待ちます。
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ウッドパテで補修した部分はこの4弦ペグ部分ですね。
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ペグの取り付けビス穴もヒビが通っていましたので、一度埋めてから開け直しを行います。
   DSC01313.jpg
ネジ半個分だけペグを傾けて穴を開けて取り付けました。
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見た目も大事ですが、説明の上で強度を優先させていただきました。

塗装のひび割れはリフィニッシュが絡むので、今回は見送りとなりましたが…
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ひとまず使える状態になりました。

今後の経過を見る必要はありますが、もしもまた割れてきたらダボを打たないともたないなぁと思います。

今回のように強度を必要とする部分の木材の割れには瞬間接着剤を使用すると、余計に作業コストがかかりますし、傷跡も目立ってしまうので、くれぐれも瞬間接着剤は安易に使用しないようにしましょう。


ヘッド割れ補修 12000円
ダダリオ EXL-165 2100円

合計14100円でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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