機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER MEXICO Classic Series '50s Stratocasterの調整
当ブログを見られてのご依頼で、鹿児島からギターが調整のため送られてきました。
FENDER MEXICO製Classic Series '50s Stratocasterです。
   DSC01368.jpg
色は鮮やかなサーフグリーン。
元JUDY AND MARYのTAKUYA氏のファンの方だそうで、本人使用のギターと同色という拘りようです。

メキシコ製ながら侮れません。
   DSC01370.jpg
指板のエッジは軽く丸められており、コストパフォーマンスは素晴らしいですね。

ナットはまだまだ使える状態ではありましたが、TAKUYA氏がグラフテックのトレムナットに交換されているという事で、このナットも交換する事になりました。
   DSC01371.jpg
ブリッジは11.2mmピッチのストリングセイバーサドルに交換されていました。
   DSC01369.jpg
これもTAKUYA氏仕様だそうです。

電装系を見ていくと…ジャックの配線はしっかり絡げてありました!
   DSC01375.jpg
ハンダは多めだけど、このひと手間が素晴らしいですね。

ピックガード裏やボディには、ノイズ処理は施されていませんでした。
   DSC01377.jpg
配線は丁寧ではないですが、無茶苦茶に詰め込んだ感もないし、太めの配線材を多用していて好印象です。
   DSC01379.jpg
ピックアップコイルには定番のシールディングを施しておきました。
   DSC01380.jpg

再利用したのはピックアップだけで、他の部品は全て今回交換する事になり、アッセンブリの組み立て後はこのようになりました。
   DSC01381.jpg
配線材はBELDENの8503を使用。
   DSC01383.jpg
グラウンドも確実な接続を心掛けています。

そしてボディ側には導電塗料は塗られていませんでしたので…
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マスキングして塗料を塗布。
   DSC01385.jpg
乾燥待ちの間にネックの作業に取り掛かります。

ナットを取り外して、溝のクリーニングを行いまして…
   DSC01384.jpg
トレムナットをまたブロック素材より削り出して作成。
   DSC01398.jpg
2000番まで磨いて艶を出しておきました。

指板エッジやフレットエッジもいつもの面取り処理を行い、滑らかなグリップになっています。
   DSC01397.jpg
全体的にワックス掛けを行って完成です。
   DSC01395.jpg
グラフテックのトレムナット&ストリングセイバーの組み合わせだと、音がとてもファットになりますね。
実際は高音域が少し大人しくなった印象を受けますが、シングルコイルのキンキンしたサウンドが好きではない人には使い易くなるかもしれませんね。

takuya氏の右手の弦を打ち抜くようなピッキングだととても音が立つので、これぐらいウォームなサウンドであの切れ味鋭いトーンが引き出せるのだろうなぁと思いました。


全体調整・ノイズ処理 12000円
ナット交換 5000円
CRL 5wayセレクタースイッチ 2100円
VOL.POT 1050円
TONE POT @1050 2個 2100円
TONE CAP 840円
スイッチクラフトMONOジャック 420円

合計23510円でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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