機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
GUYATONE FLIP 300FCの修理
以前にGUYATONE FLIP 300FCIIアンプの修理という記事を書きましたが、それを見られたお客様よりFLIP 300FCのオーバーホールとノイズ低減の作業依頼をいただきました。

製造から20年前後経っているとは思えないぐらいとても奇麗な外観を保たれています。
   DSC01766.jpg
裏板の割れもこの個体にはありませんでした。
   DSC01768.jpg
スピーカーはCERESTION製のG10L-35が搭載されています。
   DSC01769.jpg
真空管はNATIONALの印刷がある中国製12AX7が搭載されていました。
   DSC01770.jpg
まだ使えそうな状態ではありましたが、ノイズ低減とサウンドチューニングのために交換する事になりました。

内部基板も丁寧に作られていました。
   DSC01771.jpg
電解コンデンサの膨れや可変抵抗器のガリが目立ちましたので、これらは交換とクリーニングを行います。

という訳で部品交換作業後はこちら。
   DSC01774.jpg
歪みは殆どがオペアンプ(JRC4558DD)で作られているようですが、このオペアンプもローノイズのオーディオグレードの物に交換しました。
真空管は前回も使用した物と同じです。
全体的にはクリーンの芯が出て、明らかに抜けるサウンドになったと思います。

これから長く使用していきたいとの事でオーバーホールを行う事になりましたが、まだまだ現役で使えそうなサウンドで、私も欲しいなと思った一台でした。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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コメント
コメント
初めてコメント致します。
300FCのメンテもされているんですね。
最近使用頻度は減っているものの、私もこのアンプのユーザーだったりするので、音の変化が気になります。
2013/04/13(土) 08:32:50 | URL | TK #r7N8BxRw [ 編集 ]
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
元々、そのアンプのサウンドが気に入って長く所有している訳ですから、オーバーホールをメインにして大幅なサウンドキャラクター変化というのは持たせない事も可能です。
今回の300FCは全体的なノイズ低減とローゲイン化がご希望でしたのですので、オーバーホールに加えてオペアンプ交換や内部定数も一部変更しています。
以前の記事にあるMk-2は部品劣化も相まって潰れてしまうサウンドを改善し、ドライブしながらも潰れてダンゴにならないようなゲイン設定に持っていっています。
2013/04/15(月) 11:25:47 | URL | Studio GREAM #- [ 編集 ]
Re: 良きアドバイスをお願いします。
コメントありがとうございます。
当店は修理や改造を生業にしているお店です。
ボランティア事業ではありませんのでお問い合わせいただいております修理方法や故障個所の推測など、ご自分でされる作業を手助けする事は出来ません。
アンプを見せていただけましたら、故障個所の特定と修理見積りを出させていただきます。

素人でも出来るかどうかは…何とも言えませんが、真空管使用アンプは250~500V程度の電圧がかかっている事が殆どですので、にわかな知識だと感電やけどで済めば良いですが、電気ショックによる死亡のリスクもあります。
そうならないために沢山勉強して実験をして、正しい知識や技術を身につける訳です。

ご自身で部品交換をされるようでしたら、怪我や感電には気を付けて行って下さいね。
修理をご依頼いただける場合は、メールにてご連絡いただけましたら幸いです。
2015/10/11(日) 11:18:31 | URL | Studio GREAM #- [ 編集 ]
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