機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAPAN JB74の全体調整
FENDER JAPAN JB74の全体調整です。
   DSC02071.jpg
形番とシリアルから2000年代のモデルですね。
当ブログを見られて、ノイズが少ないベースにしたい!との事で持ち込まれました。

お預かり時に全体的にチェックしましたところ、指板エッジやナット溝など気になる部分もいくつかありましたので、全体調整でお預かりする事になりました。
   DSC02073.jpg
フレットのバリが指に引っ掛かる手触りでした。

コントロールプレートを開けてみると…
   DSC02075.jpg
ハンダ付けは悪くないです。
最近はこのような見えない部分も手抜きせず、しっかりした取り付けがされているようです。
でもせめてポットの背中やジャックなど、グラウンド配線を省力せずに一本だけですからつないでもらいたいなぁと思います。

リアピックアップを外してみると謎のアースラグ…
   DSC02077.jpg
導電塗料は塗られていないし、リアピックアップのグラウンド側の線が一度ここで中継されているだけです。
どうしてこのような取り付けにしたかが謎なアースラグでした。

部品を全て取り外していつものように導電塗料を塗る準備をしていきます。
   DSC02078.jpg
マスキングして塗料を塗ったら乾燥待ち。
   DSC02081.jpg
ワックスも掛けてありますので、写り込んでいる天井照明の輪郭がはっきりとしています。

乾燥待ちの間にピックアップコイルのノイズ処理です。
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アセテートテープでコイルを保護してから、銅箔テープを巻いて、グラウンドへ接続!
   DSC02080.jpg
アルニコマグネットのポールピースも導電塗料でグラウンドへ接続しておきます。
これでピックアップの上を指で撫でるような弾き方をすると出てしまうノイズを低減します。

ピックアップキャビティにはハイトアジャスターを導入しました。
   DSC02082.jpg
このスポンジの中にスプリングが仕込まれていまして、経年でスポンジが固まってしまいピックアップの高さ調整が出来なくなるトラブルを回避できます。

ジャックは交換しましたが、その他は再利用で、全てハンダ付けをやり直しています。
   DSC02083.jpg

指板エッジのバインディングやフレットエッジも面取りを行って柔らかな手触りに仕上がっています。
   DSC02088.jpg
最後にまたワックス掛けをして完成です。
   DSC02085.jpg
お受取り時にも「こんなにノイズ減るんですね!」とお喜びいただきました。
ネックの反りや弦高の調整によって、サウンドも以前より太く抜けるようになったと思います。

全体調整・ノイズ処理(ベース) 16000円
モノラルジャック 420円
JB-PUハイトアジャスター @525 2個 1050円
ダダリオ EXL-165弦 2100円

合計19570円でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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Rehearsal Studio
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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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