機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
KRAMER B6-Gのフレット擦り合わせ
今回は1980~90年代に一世を風靡したKRAMER社のB6-Gのフレット擦り合わせです。
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英字新聞のようなシートが貼られた独特のグラフィックですね。

そして特徴的なこのヘッドシェイプ。
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内部配線は以前にStudio GREAMにて全てやり直しをさせていただきました。
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導電塗料を塗ったりはしていないので、全ての配線はシールド線を用いて極力ノイズを乗せないように配慮しています。

フロイドローズブリッジに取り付ける巻き弦はもう少しカットした方が良いですね。
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巻きの折り返した部分がサドル上に乗ってしまい、弦高やピッチが変わってしまいます。

今回はフレット減りのため擦り合わせ作業でお預かりいたしました。
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かなり低めの弦高を好まれるので、フレットに弦が当たるビリ付きとの戦いになりますね。
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低めのフレットは指板と指との摩擦も増えてしまいますので…削る量を極力少なくして、フレット整形時に山の頂点がしっかり出るように注力しました。
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擦り合わせを行った事によるフレットレベルの低下を殆ど感じないような仕上がりに出来たと思います。
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フレット擦り合わせを行いましたのでナットの高さもスペーサーの調整で合わせます。
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ブリッジをフローティングさせつつ、弦高はかなり低めにセット。
弦をロックするためのインサートブロックがサドル内部で割れていました。
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今回はグリスアップしつつ再利用しましたが、次回の弦交換時にはインサートブロックも交換した方が良さそうです。
弦が外れないようにって心理がはたらき、ついつい強く締めすぎて割ってしまうのですよね。

全体的なワックス掛けで仕上げです。
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ナット溝の荒れ(ロックナットキャップを強く締めすぎた事による溝跡)やインサートブロックの割れがあるので、今後その辺りの部品交換も必要になってくるでしょうが、その他のコンディションは良好なので、これからもガンガン使っていけることでしょう。

オーナー様も「何本もギターは持っているけど、このギターならばステージで炸裂したプレイが出来そうな、そんな気にさせてくれるんです!」と仰られていました。

そういうプレイのお手伝いをさせていただける事に感謝ですね。

フレット擦り合わせ 10000円
ELIXER 09-42弦 1470円

合計11470円でした。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp

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