機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
BACCHUS BTC-65の全体調整
長野県にあるDIVISERコーポレーションで作られるBACCHUS。
その中でもヴィンテージスペックを追求したBTC-65の全体調整です。
このシリーズ、部品も材も組み込みもとても良い仕事がされているのにコストパフォーマンスが良く…
某大手より突っ込まれて生産中止になったシリーズでもあります。
   IMG_0450.jpg
バインディング付きのカスタムテレキャスタースタイルです。
(ちなみに1972年にデビューするテレキャスターカスタムは、このカスタムテレキャスターのモデルチェンジした仕様という事になっていますが…全然違う仕様になります)

さて、BACCHUSギターに戻りまして、ナットは無漂白の牛骨。
   IMG_0454.jpg
全体的に高めでしたが、4弦の溝形状が特に甘く、ローポジションでチョーキングすると弦がナットから外れる状態でした。
フレットは細めのヴィンテージスタイル。
   IMG_0451.jpg
あまり使用されていなかったのか、大きなフレット減りはありませんでしたが、指板のエッジは少し面取りしたいですね。

ブリッジはオーナーによって一般的な3ウェイサドルスタイルから、6ウェイサドルタイプに交換されていました。
   IMG_0453.jpg
ピックアップも交換されています。
コントロールプレートは前後を逆に組まれていましたが、今回は一般的な向きに戻す事になりました。
   IMG_0452.jpg

予備ハンダされていなかったり、貼り付けハンダだったり…どちらにせよ一度ばらすので全てやり直します。
   IMG_0460.jpg
バラしたら、ボディの汚れを磨いてクリーニングと、導電塗料を塗布します。
   IMG_0464.jpg
ヴォリュームポットはガリも出ていましたので、新品に交換しました。
   IMG_0466.jpg
セレクタースイッチは5wayタイプを用いて、以下のようなピックアップ配列になっています。

1:フロント
2:フロント/リア(並列)
3:リア(ストラト的なトーンPASS)
4:リア
5:フロント+リア(パワフルな直列)

ネックやブリッジなどを組み込んだら、弦を張って調整を行います。
   IMG_0474.jpg
ナットは外形を整え、溝を適正な深さに切り直して磨きました。
   IMG_0477.jpg
指板のエッジも面取りを行って柔らかい手触りになっています。
   IMG_0475.jpg
ピックアップはFENDER CUSTOMSHOP製のテレキャスターセットを御持込みいただいて交換しています。
   IMG_0476.jpg

ラッカー塗装は本当に扱いに気を遣いますね。
   IMG_0479.jpg
黒のカラーもあいまって、すぐに指紋や汚れが目立ってしまいますし。
肝心のサウンドはテレキャスターらしい噛みつくようなストレートなサウンドになりました。
サドルやナットの処理で音は大きく変わりますね。

全体調整・ノイズ処理 15000円
5wayレバースイッチ 2100円
VOL.POT 1050円
TONE CAP(HUMSN GEAR) 1050円
スイッチクラフト MONOジャック 420円

合計19620円でした。

当ブログを見て、遠方より楽器を送って下さいました。
顔が見えないネットにおいて、愛用の楽器を見ず知らずの工房に送る事はとても心配があると思います。
Studio GREAMでは出来る限りの丁寧なメールや電話での打ち合わせや作業経過写真の送付による状況説明などを行っておりますので、お気軽にお問い合わせいただけましたら幸いです。



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