機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
IBANEZ RG480 BLACKにRoland GK-3ピックップを内蔵
納品から物凄く時間が空いてしまいましたが…やっと記事に出来ます。

IBANEZのRG480にROLANDのギターシンセサイザーピックアップであるGK-3をインストールしてしまおう!という内容です。
   DSC02251.jpg
リアピックアップとブリッジとの間のスペースに、シンセ用のピックアップをビルトインします。
   DSC02253.jpg
これがそのGK-3ピックアップ。
   DSC02254.jpg
ピックアップからのケーブルは既に基板から取り外してあります。

そしてケースを外して基板だけになりました。
   DSC02255.jpg
ギター本体に収めるために部品を取り外し、スイッチやボリュームなども変更するために新しく用意しました。
   画像 001
問題は13ピンのGKジャックの加工です。
   DSC02256.jpg
いつもお世話になっていますPASさんに世界中探してもらい、新品ジャックを中国から取り寄せてもらいました。

プレートの穴加工とジャック自体の余分な部分のカットを行って、取り付け準備を行いました。
   DSC02269.jpg
基板が収まる部分を慎重に、かつフリーハンドでトリマー加工。
   画像 002
ヴォリュームやスイッチが収まるように段付きで加工しています。

裏蓋も塩ビ板から削り出して作成し、それに合わせてボディ側も落とし込みの段付き加工を行いました。
   画像 003
元々のフォンジャック穴の横に新たにGKコネクター用の穴を開けました。
   画像 004
合うサイズのドリルが無くて、大工さんに借りて何とか開口!

ピックアップはこの位置に設置すべく、寸法をマークしてトリマーで落とし込み加工を行います。
   DSC02265.jpg
ピックアップ本体を落とし込みしつつ、配線が逃げる溝も作成。
   DSC02268.jpg
マグネットピックアップ関連は、最低限の配線修正だけ行ってあります。
   DSC02266.jpg
リボンケーブルを使ってGKコネクターと基板を接続。
   DSC02312.jpg
配線は全体的に少し余裕を持たせてあったので、蓋を締めるのにギリギリでした。
   DSC02313.jpg
ジャックやミニスイッチはこのように取り付けしました。
   DSC02314.jpg
裏蓋の外周は白っぽく見えますが、ボディ側の僅かな隙間から見える導電塗料の色です。
   DSC02322.jpg

クリアノブ内部にはLEDが仕込んであり、GKコネクター経由で電源供給されるとノブが光るようになっています。
   IMG_0230.jpg
また、S1/S2スイッチは(ON)/OFF/(ON)という動作の跳ね返りスイッチを使用する事で、スイッチ1つで2つの機能を持たせる事が出来ました。
もう1つのスイッチは出力をマグネット/ミックス/シンセの3モードを切り替えるために用意しました。

ピックアップはブリッジやボディからの余計な共振を避けるために、シリコンゴムをクッションにしてネジ止めされていますし、ネジを回す事でピックアップと弦の距離を調整する事も出来るようになっています。
   IMG_0232.jpg
パッと見た目は元々からギターシンセサイザーピックアップが搭載されているかのような仕上がりになりました。
   IMG_0233.jpg
通常のギターケーブルを使用して、マグネットピックアップだけ出力する、いわゆるノーマルのエレキギターとして使う事も可能です。




上記のような大幅改造を施した後も、見た目のイメージ変更と操作性を変更したいとの事でピックガードをオリジナルデザインで作成する事になりました。
   IMG_1134.jpg
オーナーがイメージするピックガード形状をマスキングテープ状に直接書いてもらいまして、そこから型紙を起こしています。

ちなみに元々のピックガードはこちらのデザイン。
   画像 004(1)
型紙を作成し、ボディに実際に載せてみます。
   IMG_1136.jpg
この状態で一度確認していただき、もう少し低音弦側のツノを長く、など微調整を伺って型紙を修正します。
   画像 001(1)
ツノが長くなったり、絞りが緩やかになったり…細かい変更を行って型紙が完成。

型紙を元に、テンプレートとなる木材で型板を作成します。
   画像 003(1)
この型板のエッジなどのデコボコはそのまま仕上がりに影響するので、しっかりとやすり掛けを行って滑らかに仕上げておきます。
型板をガイドに、パールホワイトのピックガード素材から削り出して、ネジ穴などを開けました。
   IMG_1144.jpg
ボディ側は取り付けネジ穴位置の変更も伴うので、新たに穴あけを行って、塗装割れを防ぐために面取りも行います。
   IMG_1142.jpg
アッセンブリを組み立てます。
   IMG_1145.jpg
ミニトグルスイッチで前後2つのハムバッカーコイルのワイヤリングを同時にコントロール!
パラレル/スプリット/シリーズと3種類のサウンドが選べます。
   IMG_1146.jpg
ヴォリュームとトーンの位置が近接していますが、これはもう一本所有する同ギターのコントロールレイアウトをそのままコピーしているので(オーナーの使用的には)問題はありません。
   IMG_1148.jpg
ピックガード、ボディにもワックス掛けを行って完成。
   IMG_1147.jpg
アクリルミラーも十分エッジが立ったデザインですが、更に激しく攻撃的なデザインになりました。

このように、オリジナルデザインのピックガード作成も承っております。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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