機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER USA JEFF BECK STRATOCASTERの全体調整
今回はFENDER USA製JEFF BECK STRATOCASTERの全体調整です。
   IMG_0697.jpg
ローラーナット、ロック式ペグ、2点支持トレモロ…トレモロアームを多用する上で、チューニングの狂う原因個所を極力取り除いたデザインですね。

ピックガードはオーナーの希望で赤鼈甲柄に交換されていました。
   IMG_0694.jpg
ボディには以前にご自身でラッカー塗料をそのまま吹いたとの事で…
部品のあちこちに飛沫が飛んでいたので、可能な限り磨いて余分な塗料は落としていきます。

指板のエッジはF/Uでは標準かな、という感じですが、Studio GREAMでは更に面取りを行います。
   IMG_0696.jpg
ブリッジには埃が堆積していましたし、イモネジも錆びが出て固着気味でしたので、バラしてクリーニングを行ってから組み付けます。
   IMG_0695.jpg
ピックガードアッセンブリを見ていきましょう。
   IMG_0700.jpg
このモデルに標準搭載のHOT NOISELESSピックアップやコントロール類ですが、ピックガード交換時に配線も一部付け直したような跡が見受けられました。

ノイズ処理などはされていないように見えますが…
   IMG_0701.jpg
実は下地塗装の上に炭素系導電塗料を塗った上からカラー層を吹いてありました。
ただ、導電率などで不安が残りますので、キャビティ内は塗装も導電塗料も削り落してから新たに導電塗料を塗る事にしました。

そして導電塗料の乾燥後にアースラグやブリッジなどを取り付けていきます。
   IMG_0711.jpg
ピックガード交換により、ネジ穴位置にズレが生じていましたので、殆どの穴を埋めてから開け直しを行います。

導電塗料の乾燥待ちの間にピックガードアッセンブリも組み直し。
   IMG_0712.jpg
ピックアップはお気に入りのWILDE USAのNF SINGLEセット、ポット類も全交換。
全体的にタイトでウォームなサウンドキャラクターのギターだったので、配線材は単線と撚り線の両方のサウンドを併せ持った80年代のBELDENを使用してみました。

指板エッジはいつものように手作業で面取りを行いました。
   IMG_0715.jpg
ブリッジも、クロームメッキポリッシュ&コートで磨いたので、ピカピカです。
   IMG_0717.jpg
弦とサドルが触れる部分も磨いて滑らかに仕上げています。

ピックガードは使い込んだ感じが好みとの事で、紙やすりを掛けてわざと細かい傷を付けた上からバフを軽くかけておきました。
   IMG_0719.jpg
光りすぎず、でも汚すぎず、というバランスを探して仕上げてみました。

最終的にワックス掛けを行って完成です。
   IMG_0718.jpg
トレモロを使用してもチューニングが殆ど狂わず、膨らみ過ぎない低音域、か細くない高音弦、様々なジャンルに使用出来そうなヴァーサタイルなギターに仕上がったと思います。
気になるハムや高周波ノイズはほぼ皆無の状態からパンチのあるサウンドが飛び出します!


全体調整・ノイズ処理 15000円
ピックガード取り付け穴修正加工 2000円
WILDE USAピックアップセット 18000円
5wayセレクタースイッチ 2100円
VOL.POT(Studio GREAM選別品) 1050円
TONE POT(Studio GREAM選別品) @1050 2個 2100円
MONOジャック 持込み
エリクサー 09-46弦 持込み

合計40250円でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック