機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FERNANDES FV-80Kの全体調整・他
今回はFERNANDES FV-80Kの全体調整です。
黒夢というバンドのギタリスト”鈴木新”氏のシグネチャーモデルですね。
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元はホワイトなのですが、経年による日焼けでクリーム色になっていました。

ブリッジサドルはひとつ紛失したのか、他の物が取り付けられていましたが、これからもオーナーの愛着が伺えます。
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ノブはブラックのスピードノブが標準だったかと思いますが、これは交換されていました。
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ジャックには目立つガリが出ていたので、この際に交換する事にします。
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ペグのゴールドメッキも使用により剥がれて薄くなっています。
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指板のエッジは標準的ですが、当然のことながら面取りを行っていきます。
   IMG_0542.jpg
使用に伴い、フレットの減りが目立ちましたし、ハイポジションのはね上がりも起きていましたので、フレット擦り合わせも行います。
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金属パーツを全てブラックカラーに変更しつつ、ブリッジはFLOYD ROSEに載せ換えるため、ナットの取り付けネジ穴も一度埋めてから開け直します。
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削りまくって擦り合わせ完了。
   IMG_0575.jpg
かなり低くなってしまったので、次回はフレット交換となります。

次にコントロールキャビティを見ていきましょう。
   IMG_0544.jpg
FGIテクノロジーピックアップが搭載され、トレブリーなサウンドキャラクターでした。
ノイズ処理関係は一切行われていません。

部品を外し、元々のヴォリューム位置にはミニトグルスイッチを、そして新規にヴォリュームをセレクターに近付けた位置に穴あけを行いました。
   画像
するとバッテリーがあったスペースが邪魔になりましたので、ここを削っていきます。
ボリュームの穴(8mm)とミニスイッチの穴(6.5mm)の径が異なるため、この穴も一度埋めてから開け直しています。
   IMG_0548.jpg
ヴォリュームは重めの回転トルクがご希望でしたので、TOCOSのポットをチョイスしました。

導電塗料を塗ったら配線を行います。
   IMG_0721.jpg
ピックアップもフロント/リア共にDIMARZIO製を御持込みいただき、位相を確認しながらミニスイッチに配線。

リアピックアップのエスカッションも黒に変更するため、ネジ穴位置が微妙に合いませんでした。
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奇麗に取り付けるために、穴埋めして開け直します。

ブリッジはスタッドアンカーのサイズが異なるので径の拡大作業を行い、アンカーを打ちこみました。
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ミニスイッチは各ピックアップのシリーズ/スプリット/パラレルを切り替える事が出来ます。

ジャックプレートもブラックに交換!
   IMG_0725.jpg
やるならネジまでしっかり揃えないと仕上がりの統一感が中途半端になってしまいますね。

最後に弦高やオクターブをしっかり合わせて完成です。
   IMG_0723.jpg
見た目がゴージャスからクールな感じに変わりました。
チューニングも以前より安定しています。
また弾きまくってもらって、次回はフレット交換でお預かり出来たら良いですね。

全体調整・ノイズ処理 15000円
フレット擦り合わせ 10000円
キャビティ切削・穴埋め加工 5000円
ブリッジ交換調整(スタッド開け直し加工) 8000円
舟形ジャックプレート(ブラッククローム) 840円
フラットエスカッション(ブラック) 525円
GOTOH SG301ペグ(ブラック) 6300円
TOCOS ヴォリュームポット 1050円
3wayセレクタースイッチ 2100円
スイッチクラフト MONOジャック 420円
ブラスドームノブ(ブラック) 630円
ネジ類(ブラック) 630円
3wayミニトグルスイッチ 2100円

合計52595円でした。


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