機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Bill Lawrence TRIGGER2のピックアップ交換
今回は1980~90年代に安価ながら音が作りが良いという事で人気を博したBill LawrenceブランドのTRIGGER2という、テレキャスタータイプのピックアップ交換を行いました。

ピックガードは取り外され、シンプルなルックスになっていました。
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特徴的なヘッド形状。
ペグはBill Lawrence刻印のあるクルーソンタイプ。
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50年代初期のスタイルを意識した仕様の中に、L字のブリッジプレート&6連ブラスサドルなど本家には無かった仕様で作られています。
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コントロールプレートのネジは、紛失したのかオーバーサイズのネジに交換されており、ちょっと不格好でしたので、穴埋めして本来のサイズで取り付け直します。
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電装部品はいわゆる国産ミリ規格品。
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これが後々大きな落とし穴に…

交換のために持ち込まれたピックアップはEMGのテレキャスターセット。
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必要な部品は揃っているが、狭いテレキャスターのキャビティでは電池も入らず、コネクター式の配線は短く切る訳にもいかず…いつも大変です。
素直にハンダ付けする方が私は好き。

コントロールプレートの取り付けネジ穴を埋め木して開け直しました。
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電池が収まらないならバッテリーボックスを掘るしか無い!との事で…
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テンプレートを貼り付けてサクッと加工。

ピックアップの背が高くなるため、キャビティ内に収まらず…
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ピックアップキャビティも少し(フロント7mm、リア3mm)深く掘り足しました。

木材剥き出しでは湿度の出入りもあるので、マスキングして目止めとラッカーブラックで塗装。
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バッテリーボックスはこの位置に設置しました。
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テレキャスターのブリッジピックアップは、裏側に貼られた金属プレートとネジを介して弦をアースに落としている構造の物もあるのですが、このギターもそうでした。
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EMGピックアップには金属板が無かったので、そのまま搭載したら弦アースが取れない事になりますので、アースラグを用意して、スプリングでプレートに押し付けるように取り付けました。

アッセンブリをプレートに搭載!
とは簡単にはいかず、EMGキットの部品は全てインチサイズで、プレートに開いている元々の穴よりも全て大きかったのです…
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加工が必要なネジ穴は、ドリルで拡大して取り付けを行いました。

無事に取り付け完了で弦を張って弦高などを軽く調整。
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勿論、元々の汚れた状態では仕上げません。
しっかりとワックス掛けも行って輝きを取り戻しました。
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流石、ローインピーダンスピックアップ!ノイズ処理が一切されていないギターでも殆ど気になるようなノイズが出ない…
しかしサウンドはEMG特有のとても整った使い易いキャラクターで、いわゆるテレキャスターのTwangieなサウンドでは無かったですが、使い道が沢山ありそうですね。


ピックアップ交換(アクティブタイプ) @3500 2個 7000円
バッテリーボックス増設 7000円
ピックアップキャビティザグリ 5000円
コントロールプレートネジ穴補修・開け直し 525円
DURACELL 9Vバッテリー 525円

合計20050円でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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