機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAPAN JB60-115の全体調整・ノイズ処理
今回はフジゲンで製造された、JVシリアルのFENDER JAPAN製JB60-115の全体調整です。
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経年のため、既に貫禄溢れるルックスになっていました。
指板エッジはここからいつものように面取りを施していきましょう。
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JB60スタイルはこのように2段になった2ノブスタイルなのですが、この個体はノブを紛失したのか、合わないノブが無理やり取り付けられていて、スムーズにコントロールは出来ない状態でした。
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コントロールプレートを外してみると…当然のことながら内部に導電塗料は塗られていません。
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しかし、以前にジャックは交換されたような形跡がありました。

ポットデートを見ると1982年の7周目の製造なので、このベースは82年の後半ぐらいの製造じゃないかなと思われます。
   IMG_0949.jpg
全体調整とノイズ処理を行いますので、ひとまず全てばらしていきます。
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マスキングを行って導電塗料を塗ったら、各キャビティをアースラグでつなぎつつアッセンブリの搭載準備を行います。
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ピックアップ下にはハイトアジャスターを搭載して、常に快適なピックアップの高さ調整が行えるようにしました。

今回はピックアップはお持込みいただいたLINDY FRELIN製に交換します。
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ただ搭載するだけでは無く、このようにコイルにシールディング作業を施してから使用します。
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先に組み立てておいたコントロールプレートアッセンブリに配線を行ったところ。
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オレンジドロップコンデンサが巨大ですね。
配線材はお持込みいただいたBELDEN 8503をクライオジェニック処理された物を使用。
しかしジャズベースの配線区間って凄く短いので、お持込みいただいた線材の大半は余ってしまいました。

指板やフレットのエッジも丁寧に面取りを行って磨き上げ。
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とても柔らかい握り心地になるので、本当おススメの作業です。

ピックアップカバーは新しい見た目なので、ボディやピックガードも可能な限り磨いて合わせておきました。
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CTSポットへの本来のノブはこれですね。
   IMG_0983.jpg
やっとスムーズにトーンコントロールが使えるようになりました。

最後にネックの調整や弦高などを合わせて拭き上げて完成です。
   IMG_0982.jpg
納品までにお時間を長めにいただけたため、導電塗料がしっかり乾燥してから作業が行えてとてもノイズが少ない状態になりました。


全体調整・ノイズ処理(ベース) 16000円
モノラルジャック 420円
CTS用スタックブラスドームノブ @1050 2個 2100円
PUハイトアジャスター @630 2個 1260円
オレンジドロップコンデンサ @840 2個 1680円
Warwick ニッケルワウンド弦 1575円

合計23035円でした。


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