機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
MARTIN OOO-28ECの調整とピックアップ取り付け
ギターを弾いている人なら一度は名前を聞いたことがあるであろうEric Crapton氏のシグネイチャーモデルMARTIN OOO-28ECの調整とピックアップ取り付け作業を行いました。

このモデル、材料違いで様々なバージョンが次々に発売されており、出るたび話題になるギターですね。
   IMG_1048.jpg
ご自身で取り付けされたという、SUNRISEのマグネットピックアップが搭載されていました。

今回は弦高が高すぎてまともに使えない!との事で持ち込まれたのですが…
MARTINギターに多いトラブル個所を確認していきましょう。

ブリッジは(多少ではありますが)剥がれが起きていて、膨らみも出ていました。
   IMG_1049.jpg
ネックヒール部分にも隙間が…
   IMG_1050.jpg
ネックが起きてしまっていて、弦高はかなり高くなってしまっています。

6弦12フレット上で約5mmありました。
   IMG_1052.jpg
今回は様々な調整方法とコストのお話をさせていただいた上で、ネックの調整とサドル削りで対応する事になりました。

そしてピックアップはStudio GREAMでも取り付け例が多いL.R.BaggsのANTHEM SLに交換する事になりました。
   IMG_1054.jpg
下げたい弦高量と、ピックアップの厚み分を計算して、サドルを削る量を割り出してマーキング。
   IMG_1055.jpg
鉛筆線の下側まではまずざっくりと削ってから微調整を行います。
それにしても沢山削らないとならないですね。

最終的にブリッジ上部もほんの少しは削らないとならないぐらいだったので、その作業を行い…弦が立ちあがってくる溝も切り足して、サドルにしっかりと弦のテンションがかかるように調整しました。
   IMG_1057.jpg
当初と比べると、サドルの飛び出し量が大幅に減っていますね。
   IMG_1058.jpg
これでも本当はもっと削りたいのです。

6弦12フレット上で2.5mmまでは下がりました。
   IMG_1060.jpg
標準的な弦高として、ストレスなく演奏する事は可能なところまではもっていけたと思います。

ピックアップのボリュームコントロールなどはサウンドホールの6弦側位置に貼り付け。
   IMG_1062.jpg
ANTHEM SLはプリアンプはジャックと一体化しているため、外部のコントローラーが小型軽量になっています。
そのためトップ板の振動を妨げにくい(生音の邪魔をしにくい)点がとても良いですね。

全体的にワックス掛けを行って完成です。
   IMG_1063.jpg
長期で使っていくようならば、ネックリセットやブリッジの膨らみの矯正は必要になってくるでしょうね。

基本調整 3000円
サドル削り加工 3000円
ピックアップ取り付け工賃 5000円
L.R.Baggs ANTHEM SL 24150円
エリクサー EXTRA LIGHT(10-47) 1780円

合計36930円でした。

お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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