機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
YAMAHA FG-252の弦高調整
今回は親御様が以前に使用していたギターを依頼主様が譲り受け、それを使えるようにメンテナンスをしたいとの事で持ち込まれたYAMAHA FG-252の弦高調整です。
   IMG_1189.jpg
スペックを見てみると…
FG-252(旧製品)仕様 | ヤマハ株式会社より

胴型 フォーク
弦長 636mm
表板 エゾ松合板
裏板 パリサンドル合板(3ピース)
側板 パリサンドル合板
棹   ナトー 
指板 パリサンドル 
下駒 パリサンドル

製造1975年~1978年
当時定価25,000円

35年以上前のギターという事になりますね…
その割にはかなり奇麗なコンディションです。
   IMG_1194.jpg
多少、カビのような汚れもありましたが、しっかり磨いておきましょう。
   IMG_1192.jpg
ナット溝はかなり高く、ローポジションを押さえるのに力が要りますので、溝の調整を行う事にします。
   IMG_1191.jpg
弦高が凄まじく高く、これは押さえるのに大変だなという状態でした。
原因はネック起き。
古いアコースティックギターには多いトラブルなのですが、弦を緩めてあったのか重症というほどではありませんでした。

ブリッジサドルの露出量はまだありますが、これを全て削っても下げたい希望弦高には足りないので、ブリッジベース部分も削ってサドルの露出量を増やしていきます。
   IMG_1190.jpg
ブリッジトップをガシガシ削って、サドルも削って…弦の通る溝も新たに切り足しておきました。
   IMG_1195.jpg
高さがかなり低くなったサドル。
   IMG_1196.jpg
ここまで削ってやっと弦高を標準的な高さまで下げる事が出来ました。

ナット溝も切り足してあります。
   IMG_1199.jpg
当初に比べて、弦がより深く沈んでいるのが見えると思います。

ブリッジも削った結果、薄くなっていますね。
   IMG_1198.jpg

010-050という、ワンサイズ細めの弦を張ってネックジョイント部分への負担を減らしています。
   IMG_1197.jpg
ワックス掛けを行って完成です。

ブリッジベース削り作業 8000円
サドル削り調整 3000円
ナット溝調整 2000円
アコースティック弦(010-050) 630円

合計13630円でした。

これからも大切に使っていただけると嬉しいですね。


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