機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
GIBSON LG-00のネック折れ修理
今回はGIBSONのアコースティックギター LG-00のネック折れ修理です。
   IMG_1182.jpg
折れた原因は伺っておりませんが、恐らくは不意に倒してしまったのでしょう。
そして折れた後に、やたらに接着材を入れたりせずに弦を外して保管してあったのが奏功しました。

ペグの取り付けナットは既に外しています。
   IMG_1183.jpg
表から見る分には問題は無さそうですが…

トラスロッドのサービスホール奥に亀裂が…
   IMG_1185.jpg
幸いにもトラスロッドの固定などには問題が無い部分で折れていましたので接着が出来そうです。

ネック裏側はバックリとイっていますね。
   IMG_1186.jpg
ちょっと力を掛けて割れ跡を広げると、向こう側が確認できる状態です。
   IMG_1187.jpg
しかし広い面積で奇麗に割れていて破片の欠損も殆ど無い状態でしたので、奇麗に接着出来るだろうと判断しました。

割れ口にタイトボンドを隅々まで注入し、馴染ませたらクランプ!
   IMG_1188.jpg
割れ口をしっかり閉じるようにクランプをかけるポイントで仕上がりが決まるので、作業前に手順をしっかりとシミュレートしてから取り掛かります。

二日後にクランプを外して、強度確認!
しっかり接着出来ていたので、はみ出たボンドを落としつつ傷口の段差を均して仕上げ。
   IMG_1200.jpg
僅かにチップしてくぼんだ部分はパテ埋めして均しています。
   IMG_1210.jpg
茶色系のカラーに、タイトボンドの乳白色系の色が目立ってしまいますが…フラッシュを焚いて撮影しているので余計にですね。
今回は塗装は予算の関係で見送りましたが、強度的には問題無いレベルで修正出来たと思います。

その他、2弦のナット溝が低かったり、サドルが全体的に高かったり、と微調整が必要な部分もありましたが…
今後しっかりと使用していくようであればまた調整を行いましょう、という事でひとまず納品となりました。



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