機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
MODULUS FU4 Funk Unlimited Bass w/Badass II (Silver Flake)の全体調整・ノイズ処理
今回は、Red Hot Chilli PeppersのベーシストFLEAのシグネチャーモデルであるMODULUS FU4の全体調整です。
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シルバーフレークが眩しいボディは軽量なアルダーで、組み合わされるネックは一般的な木材では無く、カーボンコンポジット素材で作られています。
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指板のエッジは少し角張っているので、ここはいつものように面取りを行います。

ネック裏側を見ると木材ではないのがよく判りますね。
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こちらはコントロールキャビティ。
内部にはしっかりと金属系フィラーの導電塗料が塗られています。
蓋と接触する部分には銅箔テープが貼られていましたが、肝心の導電塗料とは導通が確保されていない状態でした。
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今回は全体調整と同時に、搭載されたBartoliniのプリアンプを取り外し、お持込みいただいたAguilar OBP-1に変更します。

ひとまず全ての部品を外していきます。
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ピックアップキャビティには導電塗料が塗られていませんでしたので、ここにもしっかりと塗っていきます。

その前に、汚れが溜まったブリッジを清掃しておきましょう。
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クロームメッキクリーナーで隅々まで磨いて組み直します。
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お預かり時は弦溝が切られていなかったため、強く弾くと弦が横ズレしてしまう状態でしたが、クリーニングと同時に弦溝もしっかりと切っておきました。

さて、導電塗料が乾いたら組み込みをしていきましょう。
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ピックアップの止めネジは錆びのためにネジ頭がなめてしまっていたので、ステンレスネジに交換しました。

こちらが配線が完了したコントロールキャビティ。
裏蓋と接する面までしっかりと導電塗料を塗って、導通を確保しています。
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IN/OUTの信号線とグラウンドは撚り合わせてノイズ対策、電池2個の18V駆動仕様になっています。

OBP-1プリアンプは両面テープで貼り付けています。
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サウンドはブリブリ、バキバキと暴力的ともとれる攻撃的なトーンです。

ヴォリュームポットはPUSH/PULLタイプを採用し、引っ張っている時にはプリアンプが完全にバイパスされます。
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プリアンプ使用時↑
プリアンプバイパス時↓
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まめに電池残量はチェックする事が望ましいのですが、万が一電池切れでもノブを引っ張れば音が出るので、ステージで慌てなくて済むというメリットもあります。

このベースに張る弦は…オーナーのFLEA愛が伺われる、シグネチャー弦。
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弦を張って、ネックや弦高などの基本的な調整を行いました。
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指板のエッジも面取りを行って、柔らかい握り心地になっています。

お預かり時よりも弦高を下げていますが、ネックの反りなどを調整する事で、ビリ付き無くローアクションになりました。
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全体的にワックス掛けを行って完成です。
   IMG_1286.jpg
見た目はとても派手ですが、その反応の速いサウンドは多くのベーシストに愛用される使い勝手の良さを兼ね備えていますね。

全体調整・ノイズ処理 19000円
VOL.POT(PUSH/PULL) 2000円
スイッチクラフト ステレオジャック 600円
バッテリースナップ 500円
GHS M3045F(045-105) 2480円
DURACELL 9Vバッテリー @500 2個 1000円
ピックアップマウントスクリュー(steinless) 300円
Aguilar OBP-1TK お持込み

合計25880円(税抜き)でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
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Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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