機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
EPIPHONE ES-335の全体調整
今回は以前にもFENDER JAPAN PB62-70US/VWHの調整のご依頼をいただきましたお客様より、EPIPHONE ES-335の全体調整依頼をいただきました。
こうしてリピートいただけるのは励みになりますね、ありがとうございます。

大きな使用感は少ないコンディションでしたが、電装系のガリや接触不良が多く、この際にオーバーホールしてしまおう!という話になりましたので、どんどんと進めていきましょう。
   IMG_1337.jpg
GIBSONスタイルのヘッド形状を持つのはEPIPHONEの中でも上位ラインに限られます。
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GROVERスタイルのペグボタンを持ったGOTOH製ロトマチックペグが搭載されていましたが、今回はクルーソンスタイルに変更を行います。
   IMG_1341.jpg
ひとまずペグを取り外してクリーニングと寸法測定。
   IMG_1394_2013121418050309c.jpg
開いている穴が大きいので、クルーソンスタイルにするために、コンバージョンブッシュという物を用います。
   IMG_1400.jpg
元々のネジ穴もこの時点では既に塞いでいます。

慎重に新しいネジ穴を開けて、取り付け完了。
   IMG_1402.jpg
マグナムロック付きのペグなので、ポストの高さは低めです。
   IMG_1407.jpg
指板は乾燥してカサカサになっていましたので、しっかりと保湿が必要ですね。
   IMG_1340.jpg
フレットエッジも角張っていますので、面取りを行いましょう。
   IMG_1339.jpg
こちらがフレットエッジと指板のエッジ(バインディング)の面取りを終えてオレンジオイルを塗った状態↓
   IMG_1397.jpg
調整後の写真なので、弦高も下がっているのがこの状態でも判りますね。
   IMG_1404.jpg
指板にはしっかりとオレンジオイルを擦り込んで、しっとりとした艶が蘇りました。
   IMG_1405.jpg
乾燥が過ぎると割れる危険性があるので、冬の時期は気を付けないと怖いです。

さて、次は電装系ですが、ピックアップキャビティは導電塗料を塗った上でグラウンドへ接続します。
   IMG_1398.jpg
ピックアップ自体がハムバッキング構造ですし、カバー付きなので元々ノイズは少ないのですが…念のためという意味合いが強いですね。

アッセンブリーを組み立ててからインストールします。
   IMG_1401.jpg
ポットは抵抗値を揃えた選別品、コンデンサは定番のオレンジドロップです。
配線材は全てシールド線を用いていますが、オリジナルの細い配線材に比べ、芯線の太さやシールド密度を増しています。
このインストール作業中は戦場なので、写真を撮っている余裕もなく…完成写真。
   IMG_1403.jpg
リアピックアップはテレキャスターか?というほどのトレブリーさも持ち、軽くトーンを絞ると、とても気持ち良い骨太なサウンド。
フロントは籠り過ぎず、甘いサウンドを奏でます。

335は調整する度に「自分もES-335が欲しいなぁ」と思うのですが、まだまだ似合うまでは人としての成長が必要そうで、見送っております(笑)


全体調整・ノイズ処理 15000円
フルアコ・セミアコ アップチャージ 5000円
ペグ交換工賃(ネジ穴変更) 4500円
3wayトグルスイッチ 2980円
VOL.&TONE POT @1050 4個 4200円
TONEコンデンサ @840 2個 1680円
ハットノブ インチ(ブラック) @525 4個 2100円
モノラルジャック(LONG) 630円
GOTOH SD90-MG-L3R3-SL-N 7665円
コンバージョンブッシュ 1575円
ダダリオ弦(10-46) 630円

合計45960円でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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