機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Gibson Custom Shop Historic Collection Les Paul Standardの全体調整
今回は正確な型番が解らなかったGibson Custom Shop Historic Collection Les Paul Standardの全体調整です。

VOS仕様のフィニッシュ、そしてこのエボニーカラーのスタンダードは珍しいです。
   IMG_1537.jpg
近年のヒスコレではロッドカバーとナットの間に隙間があるのですが、このギターには無いし、ペグも2コブのタイプではないので、57~59スタイルだと思うのですが、ネックシェイプだけ見ると59っぽい。
   IMG_1540.jpg
なのに、シリアルは伏せますが「0 XXXX」と60年仕様を示すような内容なのです。
詳しい方いらっしゃったら教えて下さいませ。

殆ど使用されていない新品と見間違えるぐらいのグッドコンディションだったので、今回はノイズ処理と配線変更、各部の仕上げがメインになりますね。
   IMG_1539.jpg

ボディトップのメイプルに浮き上がるこの木目、剥がしたら凄そうですがそれを敢えてブラックで塗り潰すという仕様が更に謎を呼びます。
   IMG_1538.jpg
バックパネルを開けると、見慣れたGIBSONの配線ですね。
   IMG_1541.jpg
一度外して、全ての配線材も交換します。

導電塗料を塗るために部品を全て外して塗装を削ります。
   IMG_1543.jpg
導電塗料を塗ったら早速ワイヤリング。
   IMG_1587.jpg
ピックアップにはBURST BUCKER1&2が搭載されていました。

ポットやジャックなど電装部品はまだ新しいため、多めに盛られたハンダを除去して再利用します。
   IMG_1588.jpg

ピックアップのリード線は外側に網線がありますが、これをそのままハンダ付けするのはどうも好きになれず…手間はかかりますがこのように一度ほぐしてまとめた後にハンダ付けを行っています。
   IMG_1589.jpg
角張っていたデルリンナットも滑らかな形状に整形しました。
   IMG_1592.jpg
指板エッジのバインディングも少し角を落として柔らかな握り心地になっています。
   IMG_1591.jpg
全体的なワックス掛けを行って完成!
   IMG_1590.jpg

謎なギターでしたが、サウンドは素晴らしかったので、素性は私には解らなくともギターとしてはとても太くレスポンスの速いトーンを持った良いギターだと思いました。

部品の交換が無かったので、全体調整・ノイズ処理 15000円でした。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック