機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAPAN ST62xxの全体調整とフレット擦り合わせ
今回はモデルが謎なストラトですので、FENDER JAPAN ST62xxと表記しておきます。
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ウレタン塗装の、FENDER JAPAN製ST62USと思われるギターです。

指板エッジの仕上がり具合は確かにJAPANっぽい。
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オーナーは中古で入手したばかりとの事ですが、フレットの減りが若干見受けられるため、今回は全体調整と共にフレット擦り合わせも行う事になりました。
   IMG_1671.jpg
謎の1つであるこのシリアル表記。
   IMG_1670.jpg
Msde In JapanやCrafted In Japan表記ではなく、単なるJAPAN表記でアルファベットと6ケタの数字。
仮にMade in JapanでN+6桁の数字ならば1993-1994年製なのですが…謎です。
まぁ楽器としてしっかり使えれば問題は無いのですが、FENDER JAPANの約20年前の物と言って売っていたとしたらちょっとどうかなと思います。

ブリッジサドルのイモネジは錆のためネジ頭が潰れていた物もあったので、サドルネジとオクターブ調整ネジは全て交換します。
   IMG_1672.jpg
ノイズ処理を行うために全ての部品を外していきましょう。
   IMG_1673.jpg
ネックポケットにはカラー表記のみで、モデル名や作業者サインも何も記載されていません。。
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ピックガードアッセンブリの作りはFENDER JAPANのようでもあり…

何はともあれ、ピックアップコイルにシールド処理を進めていきましょう。
   IMG_1677.jpg
アッセンブリ組み直し後です。
   IMG_1679.jpg
ポットやセレクタースイッチも交換しました。
ヴォリュームはスムーステーパー、トーンにはグレースバケットを採用しています。
配線材はヴィンテージATLASとBELDENの組み合わせ。
これは元々のサウンドキャラクターを踏まえてのチョイスです。
   IMG_1680.jpg
導電塗料を塗って、いつものようにアースラグで確実にグラウンドへ接続。
   IMG_1681.jpg
フレット擦り合わせと磨き上げを済ませて立ち上がりの早いサウンドになりました。
   IMG_1682.jpg
フレットと指板のエッジも丸く面取り加工をして柔らかいグリップになっています。
   IMG_1685.jpg
写真は撮っていませんが、ネックジョイント部分の平面出しとネジ穴の面取り作業も行っています。

サドルと弦が触れる部分に付いた弦溝も磨き上げて消しつつ、ネジ類も新調しました。
   IMG_1684.jpg
全体的にワックス掛けを行って完成です。
   IMG_1683.jpg
正確にFENDER JAPANのギターなのか?ボディとネックは違う組み合わせなんじゃなかろうか?と憶測もありましたが、仕上がってみたらそんな問題はどうでも良いぐらい張りのある鋭いトーンで、ちゃんとギターしてたのでチェックのはずが暫くの間弾いてしまいました。

全体調整・ノイズ処理 15000円
フレット擦り合わせ 10000円
VOL.&TONE POT @1050 3個 3150円
モノラルジャック 420円
コンデンサーセット 840円
ステンレスネジセット 1050円
アーニーボール 09-42弦 630円

合計31090円でした。


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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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コメント
コメント
素晴らしい!
すごいギターができました!
今まで思ってたストラトに対するイメージが変わりました。
テレキャスみたいなジャキジャキした音も出るけど、ずっと使いやすいっス。
友達も喜んでます!
ありがとうございました!
2014/03/07(金) 01:41:40 | URL | どぐら #7hUuapJ2 [ 編集 ]
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