機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAGUARの全体調整・ノイズ処理
今回は熊本まで遠く北海道からいただいた作業依頼で、FENDER JAGUARの全体調整・ノイズ処理です。

青空教室という北海道で活動する3ピースバンドのギタリスト様よりご依頼いただきました。
全体的に使用感と言うか、歴戦の傷跡が見受けられるギターでした。
   IMG_1750.jpg
コンター部分には塗装の変色も起きていました。
   IMG_1753.jpg
指板エッジはやや角張って痛い印象でしたので、ここは面取りをしておきましょう。
   IMG_1752.jpg
ブリッジはJAGUAR/JAZZMASTERには最近定番のマスタリーブリッジへ換装されていました。
   IMG_1751.jpg
今回、このプリセットスイッチはキルスイッチに変更し、プリセット回路は撤去する事になりました。
   IMG_1755.jpg
盛大なノイズが出る!との事で持ち込まれましたが、この写真に原因の一つが写っています。
   IMG_1754.jpg
ジャックの黒い線はグラウンド、緑の線は出力なのですが…ジャック端子上で逆に配線されていました。
これではノイズ以外の音は出ない!

ピックアップセレクターのスライドスイッチは、テレキャスター用4wayスイッチへと換装して、素早い切り替えができるように変更します。
   IMG_1756.jpg
スライドスイッチはひとつ交換された跡があったのですが、キャビティ内部にスイッチの部品が残っていました。
   IMG_1757.jpg
誤って動いてショートしたりする可能性もあるので、取り除いておきましたが…スイッチ交換作業をされた方はもう少し気を付けた方が良いかと。

ジャガーのスイッチキャビティにCRLのセレクタースイッチを入れようとすると、スイッチの台座部分が木部に当たるため、若干の切削作業が必要になります。
   IMG_1726.jpg
今回は併せてSEYMOUR DUNCANのピックアップを御持込みいただき、交換する事になりました。
   IMG_1758.jpg
ピックアップカバーとヨークはオリジナルのピックアップから取り外して移植します。

必要な切削作業も行って、導電塗料を塗りこみました。
   IMG_1766.jpg
今回はスイッチ類の変更もあるためピックガード自体を作り直す事で当初から話がまとまっており、まずは型板を作成します。
   IMG_1759.jpg
途中経過写真はありませんが、ピックガード作成が完了しました。
   IMG_1767.jpg
内部配線はこのような感じで整然とまとめています。
   IMG_1770.jpg
配線は何でもかんでも撚り合わせれば良い訳では無く、基本的には信号ラインとグラウンドラインをペアにして撚り合わせます。

指板やフレットのエッジも面取りを行って、柔らかいグリップに仕上げました。
   IMG_1778.jpg

全体的にワックスを掛けて完成!
   IMG_1775.jpg
4wayレバースイッチに変更したことで、
1:フロント+リアの直列ハムバッカー
2:フロント
3:フロント/リアの並列ハーフトーン
4:リア
となり、多彩なサウンドヴァリエーションが得られるようになりました。


全体調整15000円
ピックガード作成 12000円
ピックガード型板作成 3500円
4wayレバースイッチ 2200円
ピックアップカバー&ヨーク移植 @500 2個 1000円
モノラルジャック 420円

合計34120円でした。

これからのライブや新しい音源で活躍してくれると良いですね。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪

Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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