機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FERNANDES HT-240の大幅改造
今回はFERNANDES HT-240の大幅改造です。

熊本で吉川晃司のカバーバンドEROSのギタリストとして活動するYucky様よりご依頼いただきました。

   IMG_1860.jpg
ボディとネックと別々に探していて、この度両方が揃ったので作業に取り掛かかる事にされたという事です。

元々はノントレモロでシングルPU×2のギターボディです。
サスティナーも無し。
   IMG_1861.jpg
コントロールキャビティもシンプルなものです。
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トレモロも無しなので定番のローラーナットも搭載されていません。
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このギターに、WILKINSON VS-401を搭載します。
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このブリッジは既に製造中止になっているのですが、直線となる部分が存在せず、メーカーのGOTOHも加工寸法図を公開していないので取り付けがし難く…製造中止になった理由が解らなくもない…

今回はあまり情報が出てこないのですが、布袋さん本人が同スペックのギターを使用されていて、それと同じ感じのギターに仕上げたい!との希望でした。
   IMG_2036.jpg
18Vサスティナー搭載とSH-4ハムバッカー仕様の定番スペックにすべくザクザクと木工切削。
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実際はこの後も切削を加えて現物合わせの微調整を行っています。

木材が露出した部分には目止めと導電塗料などを塗り分けて、部品を組み込みました。
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ナットはLSR ローラーナットを搭載。
   IMG_2039.jpg
FERNANDESのモデルに使用されているローラーナットよりも明らかに滑りが良く、チューニングの安定性には貢献しています。

ハムバッカーはロゴが反対になるようにマウントするのが布袋流。
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個人的にはどちらでもサウンドに変化ないように思いますが本人がこの仕様なので、ここはルックス的にも一択なのです!!

元々開いていた穴を埋めて、必要な穴を新たに開け直していますが、しっかり何事もなかったかのように仕上げるにはトップのリフィニッシュになりますが…この独特のパターンが曲者ですね。
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お預かり時点でヘッドにはロック付きペグが搭載されており、ローラーナットと共にトレモロ使用時のチューニング安定には効果大です。
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フレットエッジや指板のエッジ(バインディングのエッジ)も面取りを行って柔らかい握り心地に仕上がっています。
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バッテリーボックスをもう少し外側に開ければ良かったのでしょうが、ぶつけたときに木材が割れそうな危険性もありましたので、トレモロスプリングカバーの方を少しだけ削って逃げました。
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弦を張って弦高やオクターブの調整を行い…重要なサスティナーの調整も行って完成です。
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9Vとは圧倒的に異なるフィードバック反応の速さと力強さは生産終了が勿体ないサウンドですね。
FERNANDESが新型サスティナーとして、9V入力から内部駆動は18Vなどに昇圧してこのサウンドが得られつつ小型化したような物を作ってくれると売れると思うのですが…
今後に期待ですね。

今回は大幅なコストがかかって仕上がったギターですが、このスタイルのギターで問題になりがちなチューニング面で安心して使えるようになった点は凄いメリットだと思います。
これからのステージで登場してくれる事を期待しましょう!


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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