機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
YAMAHA SFX-1の調整
以前にYAMAHA SFX-1の大幅改造という記事を書きましたが、そのオーナーが所有されている同モデルを同じようにアップデートしたいとの事で、またお持込みいただきました。

今回はワインレッドサンバーストのモデルです。
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製造時期によりジャック位置が異なるそうですが、この個体はサイドジャック仕様の後期型との事です。

ペグの精度も良く、年数を経ている割にはガタつきも感じません。
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コントロールはヴォリューム、トーンに加えて、ピックアップのタップスイッチと、内蔵ブースターのON/OFFスイッチとなっています。
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ピックアップエスカッションは元々ゴールドメッキされていたのですが、経年で汚く剥がれてしまっていまして…
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今回の作業よりも暫く前に、エスカッションのメッキを剥がして下地のクリーム色になるように修正をしていました。
ゴールドメッキは色褪せて剥がれてしまうので、年数が経った金属パーツはマットな銀色になってしまう事が殆どです。
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こちらのギターもキャビティ内にはアルミテープによるシールドが施されていましたが、あちこち剥がれてしまっていたので、今回はテープを剥がして導電塗料でのノイズ処理を行います。
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内部は切削されたスペースの割にシンプルですね。
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セレクタースイッチは過去に交換されており、劣化も少なかったのでクリーニングして再利用します。
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トレモロブリッジはGOTOHの1996Tをこのギターにも搭載するため、ボディのザグリを行います。
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既にザグッて導電塗料や目止めを塗った状態で、組み込み始めています。
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ポットやスイッチ類も全て交換してあります。
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シグナルラインはグラウンドラインとツイストペアで引き回す事により、よりローノイズなサウンドを狙っています。

キャビティ間をつなぐ穴の内側に隅々まで導電塗料を塗る事は難しいので、その区間は編組シールドを用いてノイズをシャットアウトしています。
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ピックアップはお持込みいただきましたSEYMOUR DUNCANのSH-2nとSH-4の組み合わせに変更しつつ、エスカッションもクリームカラーの新品を用意しています。
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フレットとバインディングのエッジには面取りを施して、柔らかいグリップ感になるように配慮しました。
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ブリッジのフローティングにより、過激なアーミングも自由自在!
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チューニングは安定しつつ、驚異的なロングサスティーンが特徴のギターです。

コントロールはマスターヴォリューム、マスタートーンと、ふたつあるミニスイッチは各ハムバッカーのシリーズ/スプリット/パラレルの配線切り替えとなっています。
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ゴールドパーツに合わせてスイッチもゴールドカラーをチョイスしましたが、このスイッチは結構高いんですよね…

最終的に全体的にワックスを掛けて完成です!
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二本とも大手術なので、結構コストがかかってしまいましたが、仕上がりは自信を持って使っていただける状態になったと思います。
希少なギターをこれからもガンガン使っていっていただきたいですね。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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