機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
YAMAHA AD-10(ANALOG DELAY)のモディファイとノックダウン
今回は大手術でした。
エフェクターのケース入れ替え作業をノックダウンと言うのですが、大抵はオリジナルよりも大きなサイズになるし、かかる費用の割には効果が薄いと感じていまして、あまりオススメしてこなかったのが本音です。

ただ、とにかくこのペダルの音が好き!という熱意に負けまして…オリジナルと殆ど同じサイズのダイキャストケースを入手出来た事もあり、取りかかる事になりました。

こちらが作業前。
   IMG_2322.jpg
YAMAHAの一時期のペダルに統一デザインとして採用された特徴的なルックスですね。

電源はAC100V駆動なのですが、このペダルは以前のオーナーによってコネクターピンを抜いて、内部で電源トランスに直接結線されていました。
   IMG_2323.jpg
手作業の配線が時代を物語りますが、これを新しいケースに収めるために、配線の位置などを仔細にマークしておきます。
   IMG_2324.jpg

現物合わせで寸法を割り出しては穴あけして組み込み確認を繰り返して、必要な穴を全て開けました。
   IMG_2351.jpg
いつものように四角い穴はヤスリ作業なので、この角穴を開けるのが一番大変でした。
   IMG_2352.jpg
基板の余分な部分は切り取ってやすりで寸法を整えます。
   IMG_2353.jpg
ポットやLEDなどへの配線は既に一部取り外している部分もあります。
   IMG_2354.jpg
基板上のコンデンサ類はオーバーホールと共に配置変更も必要なのでこの後で部品交換も行いますが、ひとまずケースに基板が入るところまできました。
   画像 001
この後で更に余分な部分を削ったりして整えます。

ポットやLED、ジャックなどを仮組みしてみて、きちんと裏蓋が閉まる高さに収まっているかを確認します。
   画像 002
オリジナルは4ノブですが、INPUT LEVELはいつも全開という事なので内部固定の上、3ノブで作成しています。

上の写真と比べると基板が更に削られている(大きなコンデンサが外されて、その横のコネクタピンも撤去しています)事が判りますね。
   画像 005

しっかり収まる事を確認したら塗装に進みます。
   画像 006
モビルスーツのキュベレイをイメージしたホワイトにピンクのワンポイントという希望に沿って塗装しつつ、オリジナルのようなラインも欲しいという事でこのような感じにしてみました。

裏蓋までラインが途切れずに、ぐるっと一周するように塗装しました。
   画像 011

塗装乾燥後に組み込み。
   画像 012
こちらの写真ではコンデンサ類の交換やLED明るさ調整のための抵抗交換なども済んでいます。

気になる表情はこんな感じになりました。
   画像 009
白下地にピンクを塗って、マスキング後に白を再度塗っているので、白部分もうっすらとピンクがかった色合いになっています。
ネジ類は艶消し黒にする事で、モビルスーツの機械感に一役かっています。
   画像 010
電源ケーブルはアンプやパソコンなどで一般的な台形型の3ピンタイプに変更しました。
L字の電源ケーブルなどもあるので、ボード内配置にも自由度が増しますね。

これから活躍してくれると嬉しいですね。



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