機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
1958 Les Paul AGED by Tom Murphyの調整
今回はGIBSON CUSTOMSHOP1958 Les Paul AGED by Tom Murphyの調整です。
まずは全体像。
   DSC05249.jpg DSC05250.jpg
Ice Tea Burstというカラーです。

このギターにはあのトム マーフィー氏がエイジド加工を施しており、表面上はまるで50年前のようなルックスです。
   DSC05256.jpg DSC05259.jpg
細かいウェザーチェックが入れられております。
面白い事にネック裏やボディバックには入れられていないので、ネックの握りはスムースです。

シリアルは念のため隠しますが、本物のデビューからまさに半世紀後の2008年製です。
   DSC05251.jpg

ノーマル状態でも素晴らしいトーンを発するギターでしたが、ドライブさせた際のノイズが若干気になるとの事で持ち込まれました。
コレクターでは無いのでちゃんと一生使えるように調整してほしいとの事でした。

コントロールを開けてみると、最近のギブソン製品にしてはちゃんと作られています。
コンデンサはバンブルビーレプリカが載っています。
   DSC05253.jpg

これらを一度全部ばらして、研磨したのちに導電塗料を塗り込みます。
電装系は全て配線やり直し。
導電塗料は全てつながるように塗ってありますが、念のためワイヤーでも確実にグラウンドへ接続します。
   DSC05260.jpg

コントロール部の完成写真。
   DSC05262.jpg
グラウンドは16AWGのOFC単線、内部配線にはベルデン製を使用。
ボリュームポットにも可変カーブを滑らかにすべくちょっと細工しています。

セレクタースイッチ部も同様です。
   DSC05265.jpg
写真にはありませんが、裏蓋にはシールドテープを貼ってあり、コントロール系を包み込むようになっています。

オリジナルのジャックプレートは薄いプラスチックですが、それは外して保管しておいて、丈夫なメタルプレートに交換しました。
   DSC05264.jpg
その他にナットやブリッジの溝を切り直したり、フレットの頭を揃えるなど細かい作業を多々行っております。

肝心のサウンドは太くてエッジのあるトーンのままノイズが激減したという感じです。
久しぶりに良いギブソン製品に出会いました。
丸太のような極太ネックは慣れると安心感がありますね。

オーナーと共々これから一緒に育ってほしいと思います。


この作業は、
ノイズ処理・全体調整\12,000
ラッカー塗装・セットネック追加\2,000
交換部品代\1,000程度
でした。
ポットやスイッチなどの交換が入る場合はトータル\20,000ぐらいになりますね。




お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom GUITARS & EFFECTS,Repair
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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