機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
YAMAHA SN-1 sonareの全体調整
今回は以前にもYAMAHA SFX-1の調整YAMAHA SFX-1の大幅改造のご依頼をいただいたお客様より、これまたレアなYAMAHA SN-1 sonareの全体調整依頼をいただきました。

シースルーグリーンが鮮やかな個体ですね。
   IMG_2893.jpg
内部配線はグチャッと詰め込まれていますし、ポットやコンデンサは過去に交換された跡があります。
   IMG_2891.jpg
このようにポット背中のグラウンド部分にハンダ付けがしっかりされていない事って多いです。
出力の低いコテだとなかなか温まらないのですが、この部分の付け方でハンダ付けの習熟度が判る気がします。
   IMG_2892.jpg
ブリッジは同社のオリジナルブリッジであるROCKIN' MAGIC PRO3が搭載されていました。
   IMG_2894.jpg
ボールエンドを切らずにセットできるフロイドローズブリッジみたいなもので、個人的には好きなブリッジです。
が、今回もオーナーの希望でGOTOHのロック式ブリッジである1996Tに交換となりました。

キャビティザグリの後部がブリッジの弦をロックするためのネジ頭と接触するため、結局はテンプレートを用いて切削してから目止め塗装を行いました。
   IMG_2901.jpg
ピックアップ下などのキャビティには導電塗料塗布が既に完了しています。
   IMG_2902.jpg
接触不良の多い純正スイッチはOAK社のレバースイッチに交換しています。
ポットは今回はBOURNSの選別した物をチョイス。
トーンコンデンサは再利用です。
   IMG_2903.jpg
セレクターの配線はセンターピックアップと前後のハムバッカーが選択されるハーフトーン時には、ハムバッカーの片側コイルがキャンセルされる(ヤマハ的に言うと)バイサウンドシステムにて結線しています。

ブリッジのザグリは6弦側に若干広めの隙間が見えますが、これは元々のROCKIN' MAGIC PRO3のベースプレートが1996Tよりも大きいためです。
   IMG_2905.jpg
ピックアップはフロントがDIMARZIOのDP227(Liqui Fire Neck)、リアはDP228(Crunch Lab Bridge)をお持込みいただき搭載しました。

指板とフレットのエッジは定番の面取りを行っています。
   IMG_2907.jpg
しかしこの指板はとても目の詰まった漆黒のエボニー材で、この時代はこんな材が普通に使えていたんだなぁと思うと凄い事です。

全体的にワックスがけを行っていますので、お預かり当初よりは光の反射のコントラストがはっきりしたと思います。
   IMG_2904.jpg
まだまだこれから現役で使用できるコンディションになったので、是非沢山アーミングしつつ活躍してくれると良いですね。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック