機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Roland JC-160を導入!
暫くStudio GREAMの機材開発アンプとして活躍したBC-30は引き取られて行きまして、代わりにJC-160がやってきました。

あの世界的に有名なトランジスタアンプであるJC-120と回路は同じながら、スピーカーが10インチ4発になったモデルです。
昔はあの布袋さんも使用していましたね。


このアンプを中古で見つけてネット購入したのは良いのですが、商品説明と違ってあちこちがボロボロでジャンクの一歩手前でした。
ノイズは多いし、スピーカーはビリ付くし、ガリも出ている。
挙句にはコーラスが効かない!!

という訳で配線の劣化部分の交換とコンデンサの交換を主に行いました。
スピーカーケーブルや回路までいじるとJCらしさが無くなってしまうので敢えてオリジナルのままです。

まずはオリジナルの回路写真です。
 DSC05310.jpg DSC05311.jpg
 DSC05312.jpg DSC05313.jpg
艶あり4558DDが載っていましたが、このまま使います。
コーラスの故障原因はカップリングコンデンサの容量抜けでした。

   作業をサクサクっと行いました。


電解コンデンサは電源ラインがニチコンMUSE-KZで統一。
カップリングの電解コンデンサはMUSE-FGをメインに、ローデンシュタインのEKSUも使用しています。
 DSC05320.jpg DSC05329.jpg
フィルムコンデンサはAVXとパナソニックのECQBですが、どちらも廃番コンデンサになってしまいました。


ジャックは定番のスイッチクラフト製に交換しつつ、配線にはベルデンの8412を使ってます。
 DSC05331.jpg

電解コンデンサが大型になったので部分的に入らず無理やりなレイアウトです。
 DSC05321.jpg DSC05322.jpg
どうにも入らなかった部品は基板の裏側に移動させて、やっと場所を確保しています。
アンプを鳴らした振動でコンデンサからノイズが出ないように部分的にホットボンドで固定してあります。
 DSC05324.jpg DSC05323.jpg
この大型の電解コンデンサはブリッジダイオード後の整流を行ってますが、ノイズが多かったのでオリジナルよりも容量を上げてあります。
そのためサイズが大きくなり元々の取り付け位置ではぶつかって入らなかったので、これも基板のパーツレイアウトを一部変更して取り付けしています。

シャーシを取り付けるネジは以前の持ち主が無理やり締めたのか、潰れて曲がっていましたのでステンレス製に交換。
 DSC05343.jpg

全体的にクリーニングして完成です。
見た目はオリジナルのままですので目新しくはないですが。

 DSC05342.jpg

これから先に手放し予定は無いので、大事に使っていきたいと思います。



しかし、ボリュームが大きすぎて東京のアパートでは昼間でも使用を躊躇するという本末転倒…後の祭りです。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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コメント
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JC-160 質問
このページを拝見させて頂きました。
素晴らしいです。
私も同じJC-160を所有していますが、サーと言うノイズが常にしています。このように電解コンデンサ等交換等で、どれくらいノイズは減りましたか?電解コンデンサuf数値上げて問題ないのでしょうか?? 
大変興味があります。
ご回答宜しくお願いします。
2012/12/22(土) 23:24:42 | URL | あいす #- [ 編集 ]
コメントありがとうございました。
容量はこの程度は上げても問題は無いですね。
しかしこの部分だけの変更では大幅なノイズ低減が見込める訳ではありません。
電源関連のトータル変更では多少のノイズ低下は見込めると思います。
2012/12/23(日) 00:59:34 | URL | Studio GREAM #- [ 編集 ]
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