機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
GRETSCH G6119の全体調整と改造
今回はかなりの大手術でした。
GRETSCHのG6119、いわゆるテネシーローズですね。
   IMG_3093.jpg
G6119にはFホールがペイントされたモデルと、今回のようにしっかりと開口してあるものとあります。

ペグもモデルによって異なり、このギターにはグローバーのロトマチックタイプが搭載されていました。
(ちなみに妻の所有するG6119はオープンバックのペグ仕様)
   IMG_3095.jpg
全体的に汚れてくすんでしているのですが、今回はGOTOHのSGV510という高性能ペグへ交換する事になりました。
   IMG_3097.jpg
交換後がこちら。
   IMG_3132.jpg
ペグポスト高さも調整出来て、マグナムロック付きの凄まじく滑らかな動作のペグです。
   IMG_3133.jpg

指板とフレットエッジも角張っているのでここから面取りを行います。
   IMG_3094.jpg

今回は電装系部品も総入れ替えなため、一度全て取り出してクリーニングを行います。
   IMG_3098.jpg

ヴァイオリンなどで言う、魂柱的な部品がボディのトップとバックをつないでいます。
   IMG_3099.jpg

今回の作業で一番佳境だったのはここからです。
・オリジナルの2ピックアップに加えて、センターピックアップを搭載したい。
・ボディには穴などは極力開けたくない。
・センターピックアップのみのサウンドも、他のピックアップとのミックスサウンドも出したい。

上記希望内容から、センターピックアップはピックガードマウントにする事にしました。
   IMG_3100.jpg
ピックガード取り付け位置とピックアップのセンター位置を測って、干渉する部分を削りネジ穴を開けました。
ピックガードは仮に割れても、神田商会から部品で入手出来るだろうという理由もありますが、ピックアップの高さ調整を行う意味でも結果的に都合が良かったです。

各ピックアップ、セレクター、マスターヴォリュームなど配線の集中する基板を現物合わせで作成しました。
   IMG_3118.jpg
ピックガード裏にマジックテープで固定する事で、メンテナンス性も良くしています。

ピックアップもお持込みいただいたシングルコイルに交換して組み付け完了しました。
   IMG_3129.jpg
指板エッジも面取り完了して滑らかな握り心地になっています。
   IMG_3131.jpg

コントロール基板は右から左の順で、
オリジナルのピックアップ回路のON/OFF
センターピックアップのON/OFF
センターピックアップヴォリューム

となっています。
   IMG_3130.jpg
この写真ではブリッジにスポイラーという部品を取り付けていますが、弦がブリッジサドルに乗る角度が浅くなってしまうため…この後でスポイラーを取り外してセットしました。
   IMG_3128.jpg
作業内容的に結構大変でしたが、納品時にお喜びいただけて一安心でした。
またGRETSCHを購入したら同様の作業を施したい、と仰られていました。
大変だったので震えつつ「その時はまた頑張ります!」と笑顔でお見送りさせていただきました。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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