機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Fender Mexico Cabronita Precision Bass用ピックガード作成
今回はFender Mexico Cabronita Precision Bassにオリジナルピックガードを取り付けたいとの希望でした。

元々は白1プライ(ボディカラーによって異なる)の小さなピックガードが付いた仕様でした。
   IMG_3205.jpg
FENDER社がGRETSCHを傘下に収めてから世に出てきた新しいモデルですね。
伝統のFILTERTORONタイプのピックアップを搭載したプレベという感じです。
   IMG_3206.jpg

オーナーの希望としてはこの写真のようなテレキャスターカスタム風ピックガードをご希望でした。
   06062701.jpg
しかしピックアップの位置はこのOPB的な感じなので、これをミックスした仕様で作成したいとの事。
   atelier-opb.jpg

オリジナルピックガード作成の際は型板を綺麗に作成する事が一番大事な点なので、型板作成の邪魔になるような部品をひとまず全て取り外します。
   IMG_3207.jpg
型板のデザインは超アナログなのですが、紙にスケッチしてラインを決めています。
   001.jpg
パソコンで原寸大デザインが作成出来ると良いのですが、私のスキルが追いついてないのです。

細かいラインの修正を行って型紙を切り出します。
   002.jpg

それを元にMDF板を切り出し、やすりがけを行ってエッジを整えます。
   004.jpg
この部分の精度が仕上がりにそのまま影響しますので念入りに行います。

ピックガード材を型板に貼り付けてトリマーで切削を行います。
   008.jpg
エッジ部分を斜め45度になるように面取りを行うのですが、ピックアップと接する直線ラインは面取り無しです。
OPBスタイルのこの丸いくぼみ部分も面取りを行わないという事など、作業中に逐次確認を取りながら作業を進めます。

ピックガードを削り出したら、ネジ穴位置を決めてボディとピックガード両方に穴あけを行います。
   IMG_3210.jpg
ボディ側のネジ穴はそのままネジを入れると塗装が割れるので、必ず面取りを行っておきます。

そして出来あがったピックガードをステンレスネジを使用して取り付けました。
   010.jpg 011.jpg
キャンディアップルレッドのボディカラーには相性抜群のパールホワイト素材です。

コントロール部分はノブの直径サイズ+1mmで穴あけを行い、ピックガード面より落とし込みになるように加工しました。
   012.jpg
この尖った部分の形状が難しく、尖らせ過ぎてもダメだし…何度もスケッチをやり直した部分です。

ピックアップとの境界部分は希望通りのOPB的な造形で作成しました。
   IMG_3212.jpg

そしてとうとう完成した全体像はこちら。
   IMG_3211.jpg
赤ボディに白系ピックガードで、背景が黒(デスクマットの色)だと色が綺麗に撮れないので、床置きで撮影してみました。

やっぱりこの色の組み合わせは高級感がありますね。

そしてピックガードを削る際にどうしても端材が出てしまうので、それを使って裏ブタも作成してみました。
   IMG_3213.jpg
元々はこの部分もピックガードと同じ白の1プライだったので、この部分もパールホワイトにする事で全体的な統一感が出たと思います。


このようにオリジナルデザインのピックガード作成も承っております。
型板の作成などもあり、市販品よりは高額になってしまいますが他にはない一本を作る事が出来ますので、お気軽にご相談下さい。

お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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