本日はクリスマス!
そんな中で作業の息抜きと言いますか、日曜大工と言いますか、普段の仕事とは関係ない物を普段の工具や技術を使って作成しました。
この冬の寒さを乗り切るために、数日前に型落ち新古品のガスファンヒーターを購入したのですが、これまた床置きタイプのため部屋の掃除をする時にとっても不便!
重量も10kg程度あるので、マーシャルのアンプヘッドぐらいの重さがある訳です。
これは困ったとの事で、キャスター付きの台車を作る事にしました。
しかしきっと転倒防止のためにわざとキャスターが無い構造なんですよね…

ファンヒーターの台座裏側には外周の縁以外にも部分的に突起があり、重量を分散させる構造になっていました。

板にキャスター取り付けて、ただ乗せるだけだと滑って落ちる可能性もあるし…どういう仕様に仕上げようかなと考えつつホームセンターの資材コーナーで材料を調達しました。

特価で売られていた15mm厚のシナ合板とキャスター、ステンレスネジ…合計950円ほどです。
この板に台座の外周を写し取って、裏側の突起が当たる部分もザックリとマークしました。

横幅も30mmほど長かったので、切り落とすべくカットラインを書いています。
トリマーによる削り粉まみれになりながら、ファンヒーターが落とし込みになるように3mmの深さで切削。

失敗出来ない一回限りの完全フリーハンド加工です。
コーナー部分はRテンプレートを作成して、丸く切削しておきました。

足の指をぶつけたり引っかけたりするととても痛い思いしますからね。
これで終わっても良いのですがせっかくトリマーを使っているので、コロ付きヒョウタン面ビットという物で外周をデザインカットしました。

全体的に紙やすりで磨いて、バリを落として滑らかな手触りに仕上げます。
切削したエッジ部分は特に入念にペーパー掛けして丸めておきます。

最終的に1000番相当までペーパーをかけたら…裏面にキャスターを取り付けます。

タッピングネジは下穴をしっかり開けて、面取りをした上でねじ込みます。
(この辺りの作業は普段からギターでも気を付けているので当然のように行います)
最後にメイプルカラーのニスを刷毛塗りしてみました。

2回塗りしたので、結構濃い色になっちゃいましたが…これはこれで味があって良いかな。
使用する部屋の床材は白っぽいけどメイプルですし。
本体の左右には20mmずつの余裕を残し、転倒しやすい前後方向にはキャスターを外側に広げて踏ん張るために35mmずつ余裕を持たせたレイアウトにしました。

当店の看板猫であるエンツォくんも、すぐに気に入ってくれたようで一安心です。

普段はギターやエフェクター、アンプばかりなのですが実は記事になっていない仕事も沢山しています。
鉄道模型のコントローラー、こたつの電源スイッチ付きケーブル、ヘッドホン…などなど(笑)
たまにはこんな記事も良いかなと思って書いてみました。
お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪
Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM
mail to → info_gream@ybb.ne.jp
そんな中で作業の息抜きと言いますか、日曜大工と言いますか、普段の仕事とは関係ない物を普段の工具や技術を使って作成しました。
この冬の寒さを乗り切るために、数日前に型落ち新古品のガスファンヒーターを購入したのですが、これまた床置きタイプのため部屋の掃除をする時にとっても不便!
重量も10kg程度あるので、マーシャルのアンプヘッドぐらいの重さがある訳です。
これは困ったとの事で、キャスター付きの台車を作る事にしました。
しかしきっと転倒防止のためにわざとキャスターが無い構造なんですよね…

ファンヒーターの台座裏側には外周の縁以外にも部分的に突起があり、重量を分散させる構造になっていました。

板にキャスター取り付けて、ただ乗せるだけだと滑って落ちる可能性もあるし…どういう仕様に仕上げようかなと考えつつホームセンターの資材コーナーで材料を調達しました。

特価で売られていた15mm厚のシナ合板とキャスター、ステンレスネジ…合計950円ほどです。
この板に台座の外周を写し取って、裏側の突起が当たる部分もザックリとマークしました。

横幅も30mmほど長かったので、切り落とすべくカットラインを書いています。
トリマーによる削り粉まみれになりながら、ファンヒーターが落とし込みになるように3mmの深さで切削。

失敗出来ない一回限りの完全フリーハンド加工です。
コーナー部分はRテンプレートを作成して、丸く切削しておきました。

足の指をぶつけたり引っかけたりするととても痛い思いしますからね。
これで終わっても良いのですがせっかくトリマーを使っているので、コロ付きヒョウタン面ビットという物で外周をデザインカットしました。

全体的に紙やすりで磨いて、バリを落として滑らかな手触りに仕上げます。
切削したエッジ部分は特に入念にペーパー掛けして丸めておきます。

最終的に1000番相当までペーパーをかけたら…裏面にキャスターを取り付けます。

タッピングネジは下穴をしっかり開けて、面取りをした上でねじ込みます。
(この辺りの作業は普段からギターでも気を付けているので当然のように行います)
最後にメイプルカラーのニスを刷毛塗りしてみました。

2回塗りしたので、結構濃い色になっちゃいましたが…これはこれで味があって良いかな。
使用する部屋の床材は白っぽいけどメイプルですし。
本体の左右には20mmずつの余裕を残し、転倒しやすい前後方向にはキャスターを外側に広げて踏ん張るために35mmずつ余裕を持たせたレイアウトにしました。

当店の看板猫であるエンツォくんも、すぐに気に入ってくれたようで一安心です。

普段はギターやエフェクター、アンプばかりなのですが実は記事になっていない仕事も沢山しています。
鉄道模型のコントローラー、こたつの電源スイッチ付きケーブル、ヘッドホン…などなど(笑)
たまにはこんな記事も良いかなと思って書いてみました。
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