機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
Jim Dunlop crybaby 535Qのノックダウン
Jim Dunlop社のcrybaby 535Qというワウがありますが、このペダルをケース変更ノックダウン作業という内容でご依頼をいただきました。
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現行535Qは9V動作となっておりますが、今回持ち込まれたペダルはそれよりも以前に販売されていた18V駆動の物でした。
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回路的には9Vでも動作するような作りなのですが、内蔵ブースターのゲインとヘッドルームを増すために取られた仕様だと思われます。

535Qの特徴でもあるワウレンジを選択できるロータリースイッチが目立ちますね。
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基板上にある2つの可変抵抗器は、左側がワウのQをコントロールするもので、右側はワウ回路後段に接続されているブースターのゲインをコントロールするものです。
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この基板などをアルミダイキャストケースに移植するためにケース選定してレイアウトを考えます。
   001_20160814183849e7d.jpg
実際に部品を当てがって、測りながら穴あけ位置を割り出していきます。
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基板を固定するスタッドポストを、ネジロックを塗ってケースに取り付けたあとで、表に見えるネジ頭をパテで埋めて研磨してケース表面のデコボコも含めて平滑化します。
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これはまだ塗装のための下地研磨前の状態です。



途中写真がありませんが、ラベルデザインして塗装し、乾燥したら組み立てます。
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元々はブースターが常にONになっている回路ですが、このブースターだけ独立して使えるように基板パターンを変更して配線してあります。
右側のスイッチがブースターで、左がワウのON/OFFです。

色合いはFacebookの背景色みたいな青色という指定でした。
   043.jpg
内部は基板を2階建てにする事で収めています。
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電源は外部から供給のみのDC9Vで、真ん中のジャックにアダプターを接続します。
極性はセンタープラスでもマイナスでも対応するようにしてありますが、DC9Vだけは守って下さい、という感じですね。
一般的なエフェクター用アダプターであれば問題はありません。
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そしてワウ基板の下に、9V入力からDC18Vを最大1000mAまで取り出せる昇圧基板が隠れているのですが、この18V出力を取り出すジャックを2口設ける事で、ボード内の他のコンパクトエフェクター(アナログの歪みペダルやブースターなど)に電源供給が出来るようにしてあります。
   IMG_3802.jpg
(袋に入ったままですが)昇圧基板はこんなに小型ですが、スイッチングノイズの問題も無くてとても高性能です。
   IMG_3803.jpg

このように、「こんなの作れる?」と気軽にお問い合わせいただき、作り上げるのはチャレンジングですが楽しいですね。
ただ、現行の535Qだと基板サイズが大きくなってしまったので収めるためには基板をカットしたりしないとならないので大変そうです。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


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mail to → info_gream@ybb.ne.jp

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