機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
ROLAND GP-8のモディファイ
今回は以前に書いたROLAND GP-8の内部バッテリー交換という記事を読まれてのお問い合わせでした。

昔、必死にバイトして買った思い出の機材との事。
   IMG_3844.jpg
中には埃の堆積も無く、とても大切に保管されていたんだろうなと思う素晴らしいコンディションでした。

今回は定番の内蔵バッテリー交換に加えて、モディファイも行います。
   IMG_3846.jpg
この黄色い部品が内部メモリー保存用のバッテリーです。
   IMG_3847.jpg
実際に電圧測定をしてみたらまだ使えそうな電圧は残っておりましたが、今後ご自身で交換できるように定番電池であるCR2032へ交換する事になりました。
メイン基板を一度外して裏側のハンダ面にアクセスする必要があるので、交換自体は意外に大変なのです。
   IMG_3848.jpg
無事に交換作業が完了しました。
そして併せてモディファイとしてこのMIDI INジャックを交換します。
   IMG_3845.jpg
いきなり交換後写真ですが、三連ユニットになっているジャックアッセンブリを取り外して一部切断し、5pin DINから7pin DINソケットへ交換します。
   IMG_3850.jpg
MIDI信号は5pinのうち3ピンしか使っていないのですが、そこに2ピン追加する事で外部電源供給も行う事が出来ます。
ROCKTRON製品では外部ペダルなどに電源供給も出来る7pinのMIDI IN端子を用意していますが、ROLANDとROCKTRONでは互換性がありませんし、ROCKTRONのMIDIペダルを使用したいとの希望でしたのでこのような改造となりました。
   IMG_3849.jpg

外部供給電源はAC9Vの200mA以上が必要な訳ですが、この狭い1Uサイズのラックケースに新たにその電源を生成する回路を納める事が一番大変でした。
   IMG_3875.jpg
2回路ある小型トロイダルトランスを輸入して、片側でAC9Vの125mA出力します。
これを並列に使って最大250mA確保できるので動作可能と判断して、コンデンサなどの部品移動により電源基板部に搭載するためのスペースを確保しました。
   IMG_3876.jpg
専用の7pin MIDIケーブルも作成しまして、信号の受け渡しと共にMIDIコントローラーの電源も供給できるようになりました。
   IMG_3880.jpg
専用ケーブルのみで接続している状態で、ROCKTRONのMIDIペダルの電源が入っているのが確認出来ると思います。
   IMG_3881.jpg

納品後も、別途電源アダプターを持ち歩く必要が無くなり楽になりました。とお喜びの感想をいただけました。

このように「どうにか出来る?」という問い合わせは燃えますね。
割高な作業になってはしまいましたが、無い物が欲しいという希望を叶えるため、精一杯頑張りますのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。


お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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