機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAPAN TL69 BLFの全体調整
今回はオーナー様の拘りが詰め込まれたレプリカ作成のお手伝いをさせていただきました。

特徴的なカラーが目をひく一本。
FENDER JAPANのTL69-BLFです。
   IMG_4174.jpg
探しに探してやっと中古美品を入手されたそうで、すぐに改造にお持込みいただきました。

フレットエッジなどはフェンジャパ定番仕上げなのですが、もう少し面取りを行っておきたい状態です。
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透明アクリルピックガードはフロントピックアップ部分だけ裏側から塗装されてピックアップキャビティを隠してある仕様。
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ピックアップは前後共にFENDERのTL-Singleが搭載されていましたが、今回は交換します。
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コントロールはスタンダードな内容ですが、中身は全て交換します。
   IMG_4178.jpg
ストラップピンは、オーナーの指定でシャーラーのロックピン(クローム)へ交換しますが、交換後の写真を撮っておくのを忘れてしまいました。
   IMG_4180.jpg
ジャック部分もこのスタイルはグラついたり、L字プラグが使えなかったりと何かと不便ですので、四角いメタルプレートへ交換する事になりました。
   IMG_4182.jpg
ボディの上に花柄のクロス?シート?を貼って、クリア塗装で塗り込んであります。
   IMG_4181.jpg
キャビティは一切ノイズ処理がなされていない状態でしたので、今回の作業では導電塗料の塗布も行います。
   IMG_4184.jpg
お持込みいただいたメタルエスカッション&SH-1nハムバッカーと純正ブリッジは、全体的に細かいキズなどの使用感を合わせていきました。
ライトエイジド処理という感じですね。
   IMG_4185.jpg

この辺りまで見て、ピーンときた人は実はMr.Childrenのファン率が高いのではないでしょうか。
2016年の熊本地震の被災地支援のために桜井さんがチャリティーオークションに出された同ギター仕様をそっくりに仕上げたい!との事で、チャリティー時に展示されていた実物の写真も撮影されており、資料として持ち込んでいただきましたので、細かいところも照らし合わせながら再現に努めました。

指示に従ってボディをザグリ、キャビティ内の塗装も削り落していきます。
   IMG_4191.jpg
導電塗料を塗って、アースラグで確実にグラウンドへ接続します。
   IMG_4202.jpg

サクッと次の写真に来てしまいましたが、オリジナルのピックガードを元にパールホワイトのピックガードも作成しました。
  IMG_4203.jpg
普段は4層(パール/白/黒/白)の素材を使用していますが、今回は3層(パール/白/黒)の指定だったので素材を手配して作成しました。

ブリッジピックアップはリンディフレーリンのBROAD CASTERを手配して搭載しました。
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アッセンブリは選別したCTSポット、オレンジドロップコンデンサ、CRLセレクタースイッチと細かい部分まで拘ったレプリカを目指して組み上げています。
   IMG_4231.jpg
セレクターノブは丸型のブラックが指定でしたので、しっかり交換しました。
   IMG_4205.jpg
ジャックプレートは金属製に換装してあります。
   IMG_4239.jpg
フレットエッジは丸みを帯びた仕上げにしつつ、指板エッジも軽く面取りを行いました。
   IMG_4236.jpg
ピックガード複製が終わった時点で一度オーナー様に預けてステッカーを貼っていただいて組み込みました。
   IMG_4235.jpg
フロントピックアップのエスカッションはピックガードにネジ止めしてありますが、ボディ側にはネジが当たらないように逃げを作っているのでピックガードマウントのような状態になっています。
ピックガードも開けやすく、メンテナンス性も考えた上でこのような仕上がりに。
   IMG_4241.jpg
ボディ裏側にも納品前にステッカーを貼っていただきましたが、フィルム素材が厚すぎたとの事で、納品後に改めて貼り直しされるご予定との事でした。
ステッカーの厚みにまで拘りを注入した渾身の一本ですね。
   IMG_4237.jpg
調整作業後に全体的にワックスをかけて完成です。
   IMG_4234.jpg
ピックアップの手配に時間がかかってしまいましたが、見た目はかなり追い込んだレプリカでありつつ、不具合が出ず快適に使える一本になったと思います。




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