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機材の製作や修理作業内容など、ゆっくり適時更新中。
FENDER JAPAN JM66Bの全体調整・ノイズ処理
今回はFENDER JAPAN JM66Bの全体調整・ノイズ処理です。
バインディング付きネックとブロックポジションマークが印象的なモデルです。
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詳細にはカスタマイズされている内容は知らないままに、弾いてみて印象的なサウンドだったので購入をされたとの事。

スタンダードなGOTOH製SD91ペグが搭載されていましたが、このオーナー様の定番スペックであるロック式ペグへ交換をしていきます。
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ナット溝には少し荒れが見受けられましたので、溝底面の研磨と外形も磨いて輝かせていきましょう。
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フレットエッジや指板エッジはF/J定番仕様ですので、何度も出てきているエッジ面取りを行って柔らかい握り心地にしていきます。
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ジャズマスター&ジャガーで問題になるスパイラルサドルブリッジですが、弦がサドルに乗って下向きに力がかかる角度が浅いという問題もあります。
今回はサドルを交換する事で弦ズレに対応していきます。
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ピックガードを開けてみると…
導電塗料が塗られており、元々なのか前オーナーによるカスタマイズによるものなのか…しかし丁寧な仕事がされていて好印象でした。

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部分的に塗り忘れがあったのですが、今回は全て落として塗り直す事になりました。

ピックガード側のアッセンブリは部品や配線が交換されていましたが、素晴らしい仕事がされていました。
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しかし、ヴォリュームやトーンでサウンドキャラクターが変えにくいという不満点も伺っておりましたので、部品交換と可変カーブの変更で対応していきましょう。

ブリッジのアース線はこのようにテープで固定されていました。
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個人的にはこのひと手間を惜しまない姿勢に共感します。

そんな訳で、炭素系導電塗料を落として、銅系導電塗料を塗り直しました。
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ピックガードアッセンブリは部分的にグラウンド配線をやり直したりしましたが、概ね踏襲しています。
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スムーステーパーとグレースバケットトーン回路の採用もStudio GREAMの定番です。
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ペグはSD91からSDS510-MGに交換となりました。
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精度が高く、滑らかなチューニングが可能な510グレードは一度使うと病みつきになります。
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ナット溝の磨き上げと、外形も整えて、アーム使用時に弦がナットに引っかかる要素を極力排除しています。
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フレットやバインディングのエッジも定番の面取りと磨き上げを行ってあります。
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サドルはRETROTONEの溝入りブラスタイプに交換となりました。
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オクターブ調整ネジはプラス頭だとドライバーの角度的にネジが回しにくいので、六角レンチで回せるステンレスネジにして、ボールポイントで回すとオクターブ調整も楽に出来ます。

ネック仕込みを調整したり、角度が付き過ぎているアームバーをちょうど良い角度に曲げ直したり、全体的にワックスをかけたり…その他に細かい事を色々やって、無事完成しました。
   IMG_4425.jpg
納品後に嬉しい感想をいただけまして、いつも一生懸命やって良かったなと感じます。

フレット交換時に指板Rを7.25から9.5ほどに出来るともう少し弦高も下げれてプレイアビリティも向上するかと思いますので、沢山弾いていってもらえると良いですね。



お問い合わせは下記メールアドレスまでお気軽にどうぞ♪


Custom Instruments & Repair
Rehearsal Studio
Studio GREAM

mail to → info_gream@ybb.ne.jp
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